ニコンとシグマ 2
Exif情報
メーカー名 NIKON CORPORATION
機種名 D4S
ソフトウェア Capture NX 2.4.7 W
レンズ 70-200mm F2.8
焦点距離 140mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/100sec.
絞り値 F6.3
露出補正値 -1.0
測光モード スポット測光
ISO感度 100
ホワイトバランス 晴天
フラッシュ なし
サイズ 1800x1173 (1,857KB)
撮影日時 2016-10-11 16:12:36 +0900

1   zzr   2016/10/12 22:45

同じ風景を撮ってみました。
シグマ、無理した現像ではないですがノイズが少し。。
対してのニコンはノイズ、気にならないです。
操作性やアクセサリーの豊富さ等もニコンが数段上ですね。
各板にその機材のスペシャリストさんがおられて素晴らしい作品を投稿されています。凄いなぁと思う事も多いです。
本当に使いこなせるなら、素晴らしい作品を沢山撮るにはニコンやキャノンの方がいいのかも知れません。
シグマは上級者にもふさわしくある一方で初心者にも優しいカメラだと思います。

2   zzr   2016/10/12 22:55

酔っててなに書いてるか分かんなくなりました ^_^;

3   kusanagi   2016/10/13 22:25

機材なりに撮るっていうのは、本当は難しいというか、たぶん普通の人は自分のイメージに
合わせて、力技で撮ろうとします。その後の画像処理でもそうですね。
自分の考えるイメージに合わせようとして、モニターの前であーでもないこーでもないというか、
しかしそうすると、ますます画質は劣化していきますね。

後の画像処理というか正しくは画質調整をするには、PCとモニターの助力が必要で、それが
乏しいとどんどんと悪くなる一方になります。とりわけ私の場合はアドビRGBで撮影しますが、
これには別付けグラフィックカードが必要です。たぶんオンボードのチップでは正しい発色が
出てこないのじゃないかなって思います。(ニコン板でアドビRGBで撮られた方がいましたが、
画面全体に黄色く変色していましたね)

しかしJPEG撮影よりはRAW撮影、それよりかはアドビRGB撮影が画質的には有利で画質調整
をしてもより余裕があります。
私の場合は、写真を芸術に振ることは考えていなくて、あくまでも記録として考えています。
それでそのカメラの持つ正しい色や画質が出ればそれでいいという考えなのですが、そういう
場合には、可能な限りニュートラルで単純な設定にします。カメラもPCソフトもですね。
最近のカメラには色々なオマケの設定が設けられていますが、そういうのは全てキャンセルして
単純で素朴なというか、とにかくストレートな画質が出るようにしておきます。

各種の設定は情報学的には一種のノイズというわけで、とにかく光の光子を素直に電子に変換
することのみを心がけるというか。しかしながらこういう考え方はなかなか一般の方にはできない
ようです。そういうノイズのことを力技とでも言っていいかと思うのですが、普通の人はこの
情報ノイズこそが写真であると考えている節がありますね。

なお、フォトショップで各種画像加工をするのは、例えばステッチングとか。これは話は別です。
私がここで言っているのは画質の調整のことですね。一方の画像加工は写真の幅を広げてくれる
ものであって大いにやるべしと考えます。

一般的に言って、そのカメラがベイヤーであろうがフォビオンであろうが、高ISO感度撮影ができる
カメラはストレートな画質を得ることが難しいようです。むしろ低感度でしかうまく撮影できないという
カメラこそが本質的にストレート撮影に向くと言えますね。
もちろん高ISO感度で撮影できなければ写真の幅が狭まるというのは確かなので、私なども平気で
感度を上げて、画質ノイズが出た撮影をします。この場合も画質が荒れても当然だという考えは
必要ですね。それはたとえ画質ノイズが出ても情報ノイズには頼らないという覚悟です。
えーっ、ややこしい言い方になりましたね。(^^ゞ
とにかく高ISO感度撮影ができるカメラこそ、せめて設定だけはストレートにしていくというのは正しい
やりかたです。


写真にはできるだけ現実に忠実に合わせて撮っていこうという考え方があるとします。その現実とは
目前の光景のみならず、自分が使用する機材においても忠実に、というわけです。
もう一つの考え方は、自分がイメージする光景というか、記憶的脳内というか、心象内バーチャルな
イメージにそって自分の写真を作り上げていこうとするやりかたです。
前者を記録撮影と言い、後者を芸術的写真というのではないかなって思うんですが、数多い
ハイアマチュアは芸術的に写真をすることをセオリーとしておりますから、写真は撮影も画質処理も
力技になってしまいます。

しかしながら、力技の写真は難しいんですね。カメラメーカーやソフトメーカーのエンジニアの方は
そういうことをすごくよく解っていると思います。本当はストレートに忠実に撮影して写真として納得
してくれればありがたいなあって思っているはずで、しかしそれではカメラは売れないということで、
知恵を絞りながらユーザーが好む画質にしていこうと努力しているのだろうと思います。
それでそういうことを一番よく理解しているメーカーは、たぶんキヤノンだろうと思ってます。ついで
ソニーかな。ニコンとかペンタックスはあまりよく理解できていなくて糞真面目に考えてエンジニアの
押し付けの画質という気がします。シグマなどは、これしかでないからこれで満足してっていう感じ
ですかね。(^^

キヤノンのエンジニアの方は、ユーザーの期待している画質や発色というのは、そんなもの、本当は
幻だからっていう見切りができているというか、それでキヤノンの出す画質のなかで、どうぞ納得の
行くまで弄くってくださいなっていう、ユーザー心理を先読みして、お釈迦さんの手の中で泳がすって
いうやり方をとっている気がします。
それでユーザーは十分に満足するというか、いろいろと弄った努力は報われたっていう自己満足
で納得させる手法をとっているんじゃないでしょうか。

そういうのは裏街道さんの柿の木写真と、zzrさんの林檎畑写真を比べれば分かってもらえるでし
ょうか。柿の木写真はいじり甲斐があるでしょう。しかしリンゴ畑は最初から何も触れれません。
最初からいきなり完全な画質(もしくは修正不可能な画質)が出で来るのがシグマですから。
しかしどんなふうに柿の木写真をやったところで、リンゴ畑の臨場感あるリアルな画質には太刀打ち
できないというのが事実です。でもね、写真のやりがいとしてはキヤノンの画質なんですよ。

そういうように考えれば、シグマは上手く行けば無修正だから初心者でも良い写真を撮れる。しかし
上手く行かなかった写真は上級者でもお手上げの写真となるんです。
そしてキヤノンの絵は最初からだるく作っているから、初心者でも上級者でもいじれば上手くなる
ようにしているんです。そういう錯覚を起こさせるようにわざとしているんですよ。そこがキヤノンの実に
上手いところです。
ニコンやペンタックスは糞真面目だから頑張ろうとするんだけどユーザーの心理を読んでいないと
言えますし、シグマは最初からそういう小細工は一切しない方針なんです。

考えてみるとね、画質っていうのは心理的なものです。つまり人間の脳内が絡んでいるんです。
画質をリアルに見れる人間ってそうそういません。これは断言してもいいです。発色ひとつとって見ても
人により千差万別ですから。きちんと色が見えて細部も見えて画質を評価できる人間は想像以上に
少なくて、しかも生まれつきの才能ですから努力してどうなるものでもありません。
そういう心理的なことを研究して実際にカメラに活かしているのがキヤノンなんですね。
ですから生まれつき眼が良い人だとキヤノンは面白くないとなるかもしれません。眼の悪い人は
シグマの画質を見ても理解できない可能性があります。

しかしキヤノンの画質は誰にも、眼に脳に優しいというのは事実です。そして一方シグマの画質は
厳しいです。ですから多くのユーザーにはキヤノンが向き、シグマは極一部の人達にしか向かない
のです。もし一般の人に勧めるカメラがあるとすれば、まずキヤノンとかソニーを勧めます。それでも
満足できない人にはニコンやペンタックス。それでもっていう方には最後のカメラとしてシグマがある
んですね。(^^ゞ

最後に余談ながら、裏街道さんにはシグマを勧めません。ドライバーの方はもともと眼と脳が人並み
以上に優れているわけですけど、それは商売道具です。仕事に差し障りのありかねないカメラは
使うべきではないと思いますので。
それから写真画質以上に大事なのは、人間の持つ想像力です。その想像力を生かせる画像を
作るのはメーカーではなくてあくまでユーザーです。その想像力は、軽く写真の画質を乗り越えること
ができるわけで、あまり画質に拘っても意味がありません。写真を見て、自分や鑑賞者が想像を
たくましく掻き立てられる写真こそが、本当に優れた写真だと言えます。

zzrさんのこの写真。パッと見た目には土手の上の空と雲ですよね。(^^
ところがよく見ると、それは心理的錯覚であって、水面に写った空だとわかる。一種のだまし絵の
ようなテクニックを使ってるんですけど、これは鑑賞者の想像力を大いに刺激してくれます。
何度見ても、私の脳は、空と水面の2つのシーンを交互に行き来してしまう。(笑)

4   stone   2016/10/13 23:16

sigma絵とnikon絵の比較
楽しいです。
構図と雰囲気、nikonが好みです。
少し野原の緑が赤い感じ、私だとちょっと青に振るかな^^
暗部を若干明るくするだけで済ますようにも思います。
でもそれの弄り度合いはモニタによりけりではあります。(よく使うプリンターで出力して再考って感じ)
ワイド1800くらいまで小さくすると話題のノイズが分かりません。
一部でいいから等倍画像を付けてもらえると良かったと思います。

5   zzr   2016/10/14 21:53

kusanagiさん、こんばんは。
kusanagiさんのようにニコンでシグマみたいにも撮れるのが私の理想なんですけどね。
何も考えないで撮り散らかしてるようじゃダメか。。。
stoneさん、こんばんは。
今回のは私もニコンのが好きです。
ノイズは現像時に無理するとすぐに出てきます。
撮る時に気をつけないといけませんです ^_^;

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