少ない画素数でも写真は成り立つか
Exif情報
メーカー名 PENTAX
機種名 K-01
ソフトウェア Capture One 7 Windows
レンズ
焦点距離 29mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/200sec.
絞り値 F5.0
露出補正値 -0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 800
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 800x530 (207KB)
撮影日時 2016-10-10 06:15:35 +0900

1   zzr   2016/11/7 00:19

そういう見方もあるんですね。
気付きませんでした。。

2   kusanagi   2016/10/23 21:45

勿論ちゃんと成り立つというわけですが、それよりもこの掲示板では少ない画素数でも自動的に
拡大表示されるというのが意味としては大きいです。
つまりピクセル等倍以上でも簡単に見れるということ。

この場合、カメラ画像よりも人間の目の方が優っていて、その差額分だけ鑑賞者の想像力が働く
ということにはなりますまいか。
そんなことはない、画素数相応の見方しかできないと言われればそれまでですが、反対に考えて
みると、高画素画像には無くしたものがあるんじゃないかっていう問いにもなります。

最近おもしろいなあって思うのは、め組さんの写真とコメントですが、想像以上のフォロアーがいて
面食らってしまうのです。
め組さんの特徴は、少ない言葉のコメントと(当初は)低画素数の画像でした。
少なすぎるコメント文は誤解に誤解を生むわけですが、しかし読者に対してのとっかかりはよくて、
正否を問わず多くのコメントのフォロアーが付きました。彼のコメントに対して、多くの読者が自ら
考えて追コメントを発しますね。これは面白い現象です。

なんでもない低画素の画像に、引っ掛かりを生むようなわざとらしいコメントを添付する。
読者はそれに釣られて結果的にフォロアーとなり、め組さんの投稿を支えています。
ということは、たぶんネット時代においては、大きすぎる画像とか長い文は逆に不利になるだろうと
いうことです。
とは言え、結果としてめ組さんが得たものは何だったのでしょう。
単なる人気?、それとも時間つぶし? よく分かりません。

もうひとつ、め組さんは写歴は長いようで、見るとフィルム時代の投稿も見つかりました。
ふーむ。水平線を無視して撮影する癖は昔からだったのかと。ほとんど写真テクニック的には
進歩しない人だったんだなと納得。というか、歳をとった分、大きく劣化してますけど。
写真を長くやって来てもテクニック的には進歩しない人間。ちょっと不思議ですけど、それでも長く
写真をやってくれば、誰でも何らかのものが身に付くはずですね。
それは何だったんだろうって考えているのですが、それこそがめ組さんが他人を引き付ける能力
だったんじゃないですかね。また他人に対して自分を印象づける能力。
実際こういうものの根本には対象物を鋭く見抜く能力が求められます。写真としてはダメだけど、
写真を通じて彼が学んだことはそういう観察眼ではなかったですかね。
表現力はまるでダメだけど、写真から学んだ(主に人間の)観察眼は評価したいと思います。

め組さんの写真に人を引くようなそんなものがあるのかいな?と問えばちょっと疑問ですけど、
少なくともコメントにはあって、事実多くのフォロアーが付いているわけですからね。
勿論、写真とコメントは一体ですから、あの写真に対してこのコメントありなんでして、ああこうと言う
のも彼の写真としてのテクニックなのかも知れないと思いました。
だいたいネームからして、みんなで構って欲しいという子供っぽい名前じゃないですか。

ただし、め組さんの写真は、自分自身が納得する写真では決してなくて、あくまでも読者という他人
が鑑賞してくれてなんぼ、という他人を当てにしての写真であるわけでしょう。
実際、彼は自分の写真に対して、素晴らしいとか癒やされると自画自賛のコメントしますが、それは
決して素晴らしくもなく癒されもしない写真であることを自己申告しているようなものです。

め組さんのような写真を撮ることは誰にでもできて、しかしそれらは失敗写真であるわけで保存にも
値しない写真であるわけですが、め組さんにかかればそれがネット時代では生きてくるわけです。
見方を変えれば、め組さんの写真とは自分一人では成り立たない写真であって、それが本当の
写真文化なのかどうかはかなり疑問符がつくところです。
しかし読者受けは大いにする。それがネット時代の写真だということですかね。

め組さんはそういうネット時代の写真術なるものを鋭く見抜いていて、それで自分にも投稿のチヤンス
があると踏んだのでしょう。
結果、め組さん自身も驚くような人気を得てしまった。一番驚いているのは彼自身かもしれません。
正直言って私は、め組さんが明らかにしたこのネット時代の写真文化なるものに落胆を隠せません。
私としては、め組さんはどうでもいいのですが、彼にフォロアーする読者の人達の方が気になるんです。

なぜあの程度の写真やコメントに振り回される人がいるのか。
これこそが全くの謎であると言いたいです。(^^;
それを言えば、花鳥風月さんの短歌に対しても過剰反応をされる方が多かったですね。あれも私には
不思議でした。
誤解がないように追記しますが、花鳥風月さんは自身で独立して写真が成り立っています。
上手いなあっていう写真もいっぱいあります。ただ彼の場合は写真に短歌を添付するという新しい
やり方。これは写真文化の拡張とでも言っていいかも知れませんが、それに違和感を持つ方がいた
ということでしょう。それから彼の写真はマトモであって、それはめ組さんとは全く違います。

ただ言えることは、め組さんも花鳥風月さんにも、フォロアーの方は単に言葉に釣られているという
ことです。
写真は関係なくて、コメントという言葉の持つ力に対して引きづられているということです。
写真掲示板なのに、写真ではなくてそれに添付された言葉に左右される。おかしいですね。
長くなったので結論を急ぎます。他人の言葉に左右されるのは、本題の写真に対する、その写真を
読む力が乏しいから、添付された言葉に振り回されるんじゃないでしょうか。

め組さんの投稿を見て、そのコメント文を見ずに写真だけを、それも数多くの写真を見れば、彼が
どういう見方をして写真を撮っているのかが直ぐにわかります。
http://photoxp.jp/cameras/canon-powershot-sx410-is
この単純素朴な撮り方は初心者のそれです。目前のものしか見えていなくて写真の文化としては
成立していません。この写真にどんなコメントを付けようとしても写真として意味を成さないということ
が直ぐにわかります。

3   zzr   2016/10/24 00:35

kusanagiさん、こんばんは。
あの方の写真とコメント、最初は頭にきましたが最近は面白いと思うようになりました。


4   kusanagi   2016/10/24 21:28

写真の目的って、綺麗な絵を撮ってつくることだけじゃないですね。
案外にこのことが分かっていない人が多いんです。
め組さんは写真を綺麗にキレイに撮ろうなんてこれっぽっち考えていないんじゃないですかね。
途中ブランクはあったとしても何十年も写真をやって来て、写真のテクニックが未だ未熟というのは
そもそも最初から写真を芸術とか、そういう考えがないわけです。

それから写真は、得られたモノ(フィルムとか印画紙、データとかプリント)が全てでもないですね。
写真という行為、そのモノに至るまでの途中経過こそが大切で、写真というモノにこだわらない
人もいます。
写真という行為の広がりは思ったよりも広くて、少なくとも写真文化の高かった過去には、
いろいろな考え方の提示があったんです。今の写真って芸術と記録しかないですけど、過去には
写真を哲学や思想、自分の生き方として捉えている人が多かったんですね。

め組さんはおそらくそういう時代の思潮を多少ご存知なのではと想像します。
め組さんの撮った女性写真で、ふてくされた表情の娘さんの写真があったんですが、あるコメンター
が女性は笑顔がいいですねーって書いたら、め組氏、いいえ、女性はふてくされた表情の方が
美しんです・・・とか何とか返事してました。
これをめ組さんは捻くれていると捉えると単純すぎて、本当の真意は、作られた笑顔の写真だけが
写真じゃないでしょう?と逆に言いたかったわけでしょうね。(こういうのを反語論といいます)

め組さんの写真とは、ホント言うと、写真は美しい絵を作るというのではなく、写真は真実を垣間
見ることだ探ることだと言いたいんじゃないですかね。
そもそも、こういうことを今の私のようにストレートに書いたんじゃ誰も読みません。また読んでも
本当に全然理解できないでしょう。それでめ組さんは反語手法を用いながら、直裁的な言葉を使わ
ずに婉曲的に、しかも対話的に話を進めているんでしょうね。
一般的には漫才でいうところのボケとツッコミですか。これが分かりやすいんです。

め組さんから写真の美しい撮り方を学ぶなんてことはないですよね。全くの初心者の方がもっと
上手く撮りますから。
じゃあ、例えば裏街道さんがなぜめ組さんに拘るかというと、それは写真とは何か?を知りたいから。
もしかすれば、め組さんとのボケとツッコミから何か掴めるんじゃないかっていう期待からなんじゃ
ないですかね。想像ですけどね。(^^
め組さんに対して、早々に無視を決め込んだ人はおそらく彼ら自身の写真の発展は望めないでしょう。
しかし裏街道さんのように何かあるかもしれないと、め組さんに拘った人はまだまだ写真が伸びる
可能性が大いにあります。め組さんはおそらくそれを知っている。

写真というのは決まりった問いと答えを履修するんじゃありません。
写真というのは自分で問をこさえて、さらに自分でその答えを見つけ出していくものなんです。
写真はこれだ、って誰かが答えを出してくれていて、それを懸命に模倣するっていうのは最低の
写真なんであって、レベル1です。
写真は芸術だっていう頭から出られない人は、その芸術写真にすら達することができません。
写真は常に自分の作った写真枠からはみ出ないと発展できないものなんです。
写真は移ろいです。しかし移ろうのは人間であって、その人間に合わせて写真も移ろうだけなのです。
写真は結果ではありません。全ては過程にあります。我々の結果は死ですが、その死を求めてもしかたないでしょう。
写真は我々、私くしと共に永遠に存在します。したがってカメラがなくても写真でなくても、写真は撮れます。これがレベル5です。
・・・等々、いくらでも写真の問いを発することができますね。

とにかく、ただただ誰にでも分かる美しい写真を撮ってそれを人様にみせて喜んでもらうっていうのは、
ホントいうと他人任せというか、他人ねだりと言うか。自分で自立していない写真人であって未熟なん
です。
そう、め組さんが幼稚で未熟なんではなくて、我々こそが自立していなくて群れをなして、幼稚で
子供っぽいんです。
(上記の文論と反対のことを今回は敢えて書きましたが、真実はさて何処にあるんでしょうね。(^^ )

5   幕張の裏街道   2016/10/25 01:11

こんばんは。^^
買いかぶらないでいただきたい。(^^ゞ
私はめ組の様な人間が許せないだけです。
マジ、め組は嫌いなタイプの人間なのです。
ですから、め組に投げつけたコメントはすべて本音です。(^^ゞ
写真云々よりコメントや書き込みから読み取れる奴の根性が嫌いなだけです。
どんなに下手くそな写真であっても『へたくそ』とか『反吐が出る』なんて
め組以外にはコメントできませんよ。(^^ゞ

でもねぇ~、普通の写真になってしまっため組の写真に刺激をうけなくなったという
事実もあったりもします。(^^ゞ



6   kusanagi   2016/10/25 21:35

私はめ組氏のコメントの書き方は、なんというか2チャンネルなんかの掲示板から習ったもの
だろうと思ってます。それでも彼は意識的にやってるってところはありますがね。
それから関西弁というか、田舎の方言がぶっきらぼうっていうのもありますよ。
とにかく普通のネットの掲示板で書くやりかたじゃないですね。

しかしながら、当初の写真は面白かったですよ。
これがダメだということで、へ組さんですか?彼を教育というか矯正させようとして、しかし
返って写真は詰まらなくなったところはあります。
弩ピント外れ、低画素、しかもボケボケ、傾きへっちゃら、構図の観念は一切無し。
何でもいいから画面に入ってればそれでOKっていう写真、初めてみましたから。

それからめ組氏は自分の関心のあるものは垣根なく写真にしてます。これも初心者の特徴
なんですが、ベテランだと撮影対象を絞りこんで写真が狭くなるの事実。
とにかく自分の見たものをまんま写真にできるという特技があるんです。そして関心があるのは
画質とか構図とかそんなんじゃなくて、あくまでも被写体という対象物。
写真の分類としては生活日常記録になりますか。食事をよく撮るのもそう。
写真はそんなんで十分という考えがあるようです。
彼がよく言う、「素晴らしいです。癒やされます。」っていうのはあくまでも被写体そのものへの
自分の感想であって、もちろん彼が撮った写真への感想ではないわけです。

しかしこういう写真は、他人に見せる場合、それこそああいうコメントとセットになっていたから
インパクトがあったんですよね。ほんとに文字通り初心者の方が謙虚に写真をアップすれば
反応コメントは一切付かなかったと思います。
そういう意味では、め組氏のコメントと一体になったネット専用の写真ですかね。
とにかくめ組氏の写真は、あくまで彼の単なる個人的生活記録です。それを写真掲示板に
そのまんま上げているわけで、掲示板の主旨としては筋違いも甚だしいわけです。

そういうことが彼は未だに理解できないわけでして、もしかして認知症?っていう気もしますが、
しかしながら、そういうネット写真手法も彼はきっと、この掲示板から学んだんだなあっていう
気はしてますよ。
写真とは関係のない個人的な話を掲示板に載せるのもよくあることなので、彼はそういうのも
みっちり学んでいるように思います。
なんだ、写真掲示板といっても、この程度なのかっていう見切りができているようです。

私がめ組さん登場で感じたのは、自分の写真をネットだけに寄りかかってやっていたのでは
ダメかな?っていう部分です。
それどころか本当にネットを通じて、写真の交流や向上なんてできるのかな?というのも
あります。写真はネットと親和性があるって皆さん言いますけど、ほんとかな?という疑問も
出てきてます。

ネットでは文章力というものが必要となって来ます。書くのも読むのも、そうです。
これが本当にある人は少ないです。特に他人の文を的確に読むっていうのは難しいんですよ。
さらに写真画像ですけど、アップロードするためには圧縮して画質を落とします。それだけ
でなくて相手のモニターにどう写っているかは不明ですね。
なんやかやで、ネットは便利だけど限界があるんです。その限界が見えてくると、なんか
誤解にさらに誤解を生んでるんじゃないかって思うと、投稿意欲は減退しましたね。
おそらくそう考えている人は私だけじゃないでしょう。
そういうネット写真の限界、もしくはネット掲示板のを見せてくれたのも、め組氏出現のひとつの
効用かなって思います。
ネットというのは、特に掲示板はあまりのめり込んではいけませんね。そこそこに軽い程度に
利用するってのがベターでしょう。

写真というのは一種の職人芸というか、事実昔は徒弟制度だったこともあります。誰それの
先生について、その師匠のすることなすこと一挙一動全て見て覚えて、いや体で覚えてって
いうのかな。そういう様にして学んでいったんですね。
しかしそうでない人も多くいました。全くの素人が初めてカメラを持って世界旅行をして有名に
なった人も多いです。カメラも知らないのに戦場に入って戦場ジャーナリストになった人も
いるわけですから。
しかしそういう人達も、プロになった後でみっちりと同業から学んでますから。

今は、写真を始めようと思っても、何らかの写真クラブとかカルチャーセンターに入るとか
しないかぎりなかなか始められません。少し前は写真屋さんでけっこう教えてくれたんですが
今は量販店やネット通販で買うと、そういうチャンスもありません。
仕方がないからいきなり掲示板デビューをして皆に教えてもらうっていう手もあるわけですね。
め組さんがこれからどこまで行けるのか。ネットで写真をどこまで学べるのか。そこらあたりは
ちょっと興味があります。
しかしネットというのは百聞です。百聞は一見に如かずっていう諺があるように、ネット学習で
写真がどこまでやれるのかは大いに疑問です。
め組さんにお勧めなのは、実際にカメラマンが多くいる場所で、実際に写真趣味の人と知り合い
になって、リアルにカメラや写真について身近に見聞することですね。
それが一番の近道でしょう。もちろん写真クラブに入門してもいいわけで。

そういう本当にリアルな人達と写真を一緒に学ぶっていうのは、こんなネット掲示板なんかより
よっぽど有意義で面白いと思いますよ。
とにかくネット写真の大きな限界を見せてくれたのはめ組さんの登場のお陰です。
め組論はこれにて終了。

7   stone   2016/11/4 16:51

面白い人物評だなとゆっくり読みました。

>被写体そのものへの自分の感想であって、もちろん彼が撮った写真への感想ではないわけです。

そうなんですよね。彼の写真を見る時には
アニメを見るのと同じ感覚で見るようにしています。
どんな感覚かというと、アニメキャラが大画面にアップされると
顔色が1色とちょい..程度なんですよね。
ペターとした平面画^^;サザエさんやドラえもんでなく、大好きなジブリ作品にしてもそうなんです。
でもリアルな感情移入ができてしまうのは、脳内補間で世界に溶け込める世界観があるんだと思います。
酒を呑みながら「アニメのどこが面白いか全くわからん」って呟くおやじさんがいました。
なぜ?と問うと「平面画が動いてるだけ、ちっともリアルじゃない」だって。
さすがにそれはそうなんだけれど^^面白かったです。

彼の投稿が面白いって話じゃないですよ。
実にく幼稚な観察眼の持ち主ですしね。
手入れのされていない庭木や植え込みを見て庭師が素晴らしいとか
これはバラ?これは朝顔?これは水仙?とか
とんでもないこと書き散らして、ジョークでもなさそうですし。
でたらめも一般の掲示板である以上、板を読まない人が登場するのは仕方のないことではありますけれど。
多投し過ぎな一点が困ったものですね。
参加者との共存を全く考えていない、コメントがなければ自演すればいい。
それが見え見えなのがイタイです。

8   kusanagi   2016/11/4 22:40

なるほどー。(^^ アニメとは面白い分析です。アニメが読めない見れないという人は
そもそもアニメに慣れていないのでしょうね。子供の時に漫画やアニメに親しんでいなかった
場合は、そういうアニメに対して疎外感が出てくるかもしれません。
アニメが見れない、これも言わば一種の発達障害だと言ってもいいんでしょうか。(^^ゞ

このフォトXP掲示板、写真だけでなく皆さん現実世界でも優秀な人ばかりですね。私を除いて
ですけど、とにかく社会的にも成功し幸福を掴んでいるような人ばかりです。
それで写真でもリアルでもレベルが高いわけで、それで投稿に参加する場合、かなり敷居が
高くなってます。

少し前に、花鳥風月さんが随分と叩かれましたね。彼の写真はマトモですが、短歌という韻文
を踏んだコメントしかしないということで、多くの誤解を生み掲示板全体に波風がたちました。
でもそれも今は昔でして、既に花鳥風月さんはこの掲示板の立派なメンバーになってます。
彼は叩かれでも投稿を止めなかったわけですが、普通の人だったらそれほどの粘り強さは
持ち合わせていないでしょう。

それで基本的には、今度のめ組さんも花鳥風月さんも、そして私kusanagiだってそうであるわけ
です。私の場合は常識はずれの長文を書くということで叩かれるわけですが、散文に慣れている
自分からすれば、この程度は長文ではないのだと考えていますが、普通の感覚だとそうじゃない
ですね。
とにかく自分たちとは違う異種のものを排除しようとする慣性力が働くのはこの世の常です。
しかしその集団が自己保身に走ってしまうと、そのグループはダメになるというのは、これまた
世の中の常識で鉄則なんです。
どんな辺鄙な村人でもよそ者を排除しようとする反面、その実、この村落を持続する為にはやはり
新しい血が求めているということなんです。

youzakiさんか誰かがおっしゃっていたのかな?め組さんは寂しい人なので相手をしてあげましょう
って書いてましたっけ。おそらくめ組さんは写真の同好の趣味人を求めようと思ってもリアルな世界
では何方も相手にしてくれないんじゃないですかね。
しかしネット掲示板であれば、そんな彼も発言をし投稿ができるんです。これも一種のネットの力
なんでしょう。

写真に対して意欲がある。投稿に対しても意欲がある。
たったこれだけがあれば、写真掲示板に投稿しても良いのではないかと私は考えるのですが、
その写真への意欲ということでは、我々も、め組さんも同等であり等しく機会を与えられてしかる
べきだと考えます。
正直言って私は彼から学ぶべきものは何もないのですが、それでもめ組さんが掲示板に投稿を
続けていくことで、なんらかのものを「知る」ということはあるのかもしれません。
とにかく、異種を排除しない。
これはこれからの時代の新しいバロメーターのように思えます。時代はどんどんと変わり続け、その
新しい時代を読むためにも異種異物も必要なのかもしれません。

                              *

私が今現在分かったことは、め組さんの知的レベルでも、写真を撮りたい写真でもって人と話を
したいという十分な意欲があるということです。勿論その写真の内容はその知的レベルに相応な
ものなんですが、それでも写真をしたいっていう根本のエネルギーがあるわけで、もしかすれば
写真とは本質的に幼年期の生命力そのもののなせる技かも知れないということです。
これはコピー能力のことなんですけどね。
おそらく彼の基本的精神年齢は小学生低学年でしょうか。ですからその発達年齢の人が写真を
撮ればこんな風になるという実例でもあるわけですよね。
そして面白いことに、やはり年齢相応に古い時代の写真の思想というか、無論表面的ですが作風
の影響を受けているのじゃないかなって思うことです。それは写真は簡単にスナップっていうことだけ
ですが。

写真は芸術的創造性とか記録性・報道性とか色々とあるわけですが、この現実へのコピー性と
いうものもあるということは、私も今まで気が付きませんでした。
つまり彼は、カメラをコピー機としてその概念で写真というものを捉えているのかもしれません。

私の昔の体験ですが、黒白写真を始めた時、印画紙が高かったので、ヒシコピーという今のコピー
用紙のようにペラペラの紙でプリントしたことがあるんです。
これを写真部の先輩達に見せたところ大いに驚かれたのです。そんな写真ってあるんだなっていう
具合で。これはプリントだけコピー概念でやったわけですけど、め組さんの場合はカメラからして
コピー機という気がします。
コピー機というのが想像出来かねるとすれば、インスタントカメラでもいいです。ポラロイドやチョキ
のようなやつですね。インスタントカメラってカメラじゃなくて3次元のコピー機みたいなものですから。
芸術でもない記録でもない、とすればコピーでしょう。

9   zzr   2016/11/5 07:25

前に彼の投稿を面白いと書いたのですが飽きてきました。
それよりも最近彼にからんでいる方のお話の内容が面白いです。

10   kusanagi   2016/11/6 22:01

最近の風景板、め組さんとコメンターとのやり取りは面白いですね。(笑)
め組さんは写真をコピー機として使って投稿してきたと書きましたが、自身のコメントは、自身の
写真とは関係なく、いろんなところからのコピーでやってますね。
コピーでコメントを書くと、それはコピーはコピーを呼ぶっていうところがあって、カタリ、なりすまし
のオンパレードになります。
結局、安易な方法では、安直な結果しか得られないという当たり前のことが起こっているだけです。

世の中には、需要と供給というのがありますね。
そういう考えで行くと、め組さんが投稿し、それに何らかのコメントが付くのですから、め組さんの
投稿には需要があるということになりますね。
また、新聞や週刊誌は活字と写真で埋め尽くされているかというと、そればかりではなくて漫画と
いうのがあるじゃないですか。ヘンなエロ記事もあったりする。
多分、この掲示板もそういう具合になって来ているのだと思います。

フォトXPが人気を博すればするほど多様性を持つ掲示板になってくるんじゃないですかね。
業界専門雑誌ではなくて総合雑誌になりつつあるということでしょう。
それから、め組さんにコメントを付けている投稿者は、察するに読者の方が多いんではないで
しょうか。
この読者というのは、写真の投稿はしないけど閲覧はしているという方達です。
実は、この純粋な読者の方は、自分のコメントを投稿する機会がなかなかありませんでした。

写真を投稿し続けている人は名前を持ち、ある程度のキャラクター(役者)というものが出来上がって
おります。それで下手にそういう役者さんに投稿コメントでもしようものなら失礼にあたるだろうと
いうことになりますね。中には大御所っていう感じの人もいますし。
まあ、自分も写真を投稿して名前を持てば他の役者さんにコメントを発してもよいのだろうけど、
でも自分の写真を投稿するっていうのはもっと敷居が高いわけですよ。
そんなわけで多くの読者は黙ってしまっているわけです。
ところが、ここでめ組さんという特異な役者さんが出てきたわけです。ほとんど幼稚園か?という
役割を演じておられますので、気楽に読者もコメントができるようになったんですね。たとえそれが
め組さんへの罵倒のコメントであってもです。

ですから、そういう無名の読者さんに投稿コメントの発言の機会を与えたということでは、め組さん
は大いに評価できるんじゃないですかね。
ですから、め組さんの投稿に、皆さん呼応してコメントをしないでっていう、そういう考えはちょっと
違和感があるわけです。
常連の写真投稿者は、ここでは役者さんと書いていますが、掲示板を賑やかにする為に機材を
導入したり撮影の為の経費もそうですが、金銭や時間、労力を割いて投稿し続けているわけです。
大変なご苦労があるだろうって察しますが、しかしながら投稿ができない読者さんの気持ちという
ものも多少は汲んでいただきたいかなって思ってます。

写真というものはどんなに偉い写真家でも見てくれる人がいてなんぼです。
もっとも私自身は、写真を見てくれなくても、コメントを読んでくれなくてもいいよっていうつもりで、
記録としてやってますので(実は下手に読んでくれると困るところもあります)、それは例外としても、
多くの役者さんは読者というか観客がいないことには掲示板が成り立ちませんね。
そんなわけで、読者さんたちを大事にしようねっていうところですか。(^^
そしてその読者さんらを上手く取り込んだ、め組さんはなかなかの役者だっていうことです。

11   いやあごめんね   2016/11/7 00:59

 それから、め組さんにコメントを付けている投稿者は、察するに読者の方が多いんではないでしょうか。
この読者というのは、写真の投稿はしないけど閲覧はしているという方達です。
実は、この純粋な読者の方は、自分のコメントを投稿する機会がなかなかありませんでした。

・・・お説拝聴。これ当たっているかどうかは微妙だよぉお。まあ、め組さんもある意味で掲示板の活性化に役立っていることはまちがないよう。ただし、これって、「終わりのはじまり」かもね。どんなものにも寿命ってものがあるからさ!


12   いやあほんとだね   2016/11/7 01:07

安易な方法では、安直な結果しか得られないという当たり前のことが起こっているだけです。

・・・こちらははげしく同意。逆のことも起こりえたと思う。
 XP板に投稿しているひとたちは、自分の最高傑作はリアル世界で発表していて、本当の手の内は明かしていないはず。本当の最高傑作をこの掲示板でのみ発表するような人が出てきたら、め組さん効果とは逆のことが起こったかもしれない。
 いや、変化はないかもしれない。め組さんにあてられたのと同じ反応が起こっただけかもしれない。まあ妄想していてもしかたない。ありのままのこの掲示板を楽しみましょうや。

13   kusanagi   2016/11/7 22:48

まずはこんな片田舎の板に、しかも読みにくい私の長文にコメントを頂き有り難うございます。(^^
私も、ホント言うと、純然たる見るだけの読者ってそんなに居ないと思ってます。だいたいは
写真を投稿している常連の方が、同時に読者も兼ねているんでね。
でもまあ、建前上そういうことにしておかないと。(^^ゞ

投稿者は多分、一応は一番出来の良い写真を此処の板に投稿していると思いますよ。そもそも、
もうリアルの世界で写真を発表する機会なんてほとんど無いでしょう?
特に私のように写真を作品ではなく記録として考えているような人間は、良かろうが悪かろうが
適当にパソコンから拾って画像処理もせずに投稿してるのですが、それでも良いなっていうものを
選んでます。
しかしながら、ネット投稿のデータ量では限界があります。それに投稿できたとしても閲覧者側に
問題がある場合が多く、例えば私が投稿するのはアドビRGBですが多分正しく見れていないと
思ってます。
それよりか、ネットでは肖像権というものが立ちはだかっていますから、人物が特定できるものは
基本、全部アウトですね。人物だけでなく所有物と分かるものもダメ。なのでとにかく無難な写真しか
投稿はできません。投稿の制限としては、こちらの制限の方が遥かに大きいですね。

でもまあ、ネットというのはあくまでも情報交換が主ですからね。こんなのどう?こんなのもできるよ。
って言う具合で気楽にコミニュケーションができればそれでいいのじゃないかって思ってます。

め組さんの出現は、私としてはほとんど意味のないものだったんですが、それよりも驚いたのは、
激しく嫌悪感を抱かれた方がいて、それは当然ながら写真に保守感覚というか、いうなれば正統な
写真観をお持ちの人達であるわけですが、そういう方々のリアルな存在でした。
バーチャルなネットでリアルな、というのもおかしいですけどね。(^^

私はと言えば、写真に対してあまり保守的感覚は持ち合わせていないつもりです。しかしながら
一方で確固たる保守層がいるからこそ安心できる部分って大いにありますよね。
写真という文化は個人にとっては安心立命できる精神的文化でもあるわけです。それで保守層の
厚さっていうのが大事になってくるわけです。
そういうことを今回は確認できたことだけでも収穫かなって考えています。

14   stone   2016/11/10 04:02

掲示板の運営というのは
管理人の心持ち次第なのですよね
もう「無意味じゃんこれ」と匙投げちゃったらすぐに終わってしまいます。
>私としてはほとんど意味のないものだったんですが
そうそれ。^^;
閉鎖はされないだろうけれど、運営はもういいやと。
誰にも投稿できないような過去ログ板になりそうな、そんな予感があったりします。
ほとんど何方も触れないけれど
この掲示板と同じスタイルの板が誰にでも設置できるよう、プログラムが公開されています。
その気になったら私にも独自に開設できるかなぁ~と思ったりします。
全くその気はありませんが(笑)
もしここがなくなったら誰か引き継いでくれないかな、同じスタイルでって感じ。

15   kusanagi   2016/11/10 21:42

その通りですね。stoneさんの書かれているとおりだと思います。
たしか、フォトXP掲示板は、当初は数があったもののこれが最後の砦というか掲示板に
なってるって思います。
今回のめ組氏騒動だけでなく、以前もレンズテスト板で悶着がありましたね。それで私が
何よりも心配したのは、こんなことを延々とやっていたのでは掲示板が汚れて運営者が
愛想をつかせるのじゃないかということでした。
幸いに、あの時は一方の投稿者の方が身を引いてくれて収まったのですが(その方には
深く感謝しています)、要は掲示板とは自然にタダて有るものじゃなく、皆が総力を上げて
盛り立てて、共立して初めて成り立っているということなんです。

サーバの開設は、余裕があれば誰にでもマシン的にはできるんですが、その管理に高度な
技術を要求されて来ますので、やはり誰にでもできるというものではありません。
今運営をされている方は全くの善意で、写真文化の発展の為にやってくれているわけです。
これを蔑ろにすることだけは絶対にいけませんね。

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