| メーカー名 | Canon |
| 機種名 | EOS 70D |
| ソフトウェア | Digital Photo Professional |
| レンズ | 180mm |
| 焦点距離 | 180mm |
| 露出制御モード | マニュアル |
| シャッタースピード | 1/166sec. |
| 絞り値 | F2.8 |
| 露出補正値 | +0.0 |
| 測光モード | 分割測光 |
| ISO感度 | 400 |
| ホワイトバランス | オート |
| フラッシュ | なし |
| サイズ | 2000x3000 (3,310KB) |
| 撮影日時 | 2017-03-11 17:21:18 +0900 |
推理小説「砂の器」は、登場人物の過去に複数の伏線を
張った、秀逸なミステリー大作ですが、上下巻800ページに及ぶ
長編物なので、途中で読み疲れてしまうのか、映画やドラマのほう
が評価されている面もあるようです。
しかし、私は、随所に登場する食事シーンがけっこう好きです。
単なるページつなぎではなくて、やりくりが苦しい一介の刑事の
生活事情がリアルに表現されているようで。
その生活感あふれる刑事は、最終盤には
冷徹な捜査官に変貌し、生活臭を一蹴してしまうので、その落差が
作品の魅力なんだろうと思います。
食事シーンのひとつ、喫茶店で出てきた、固い安カステラに閉口
して、コーヒーを口に含んで無理に飲み下す・・・というのがあり
ますが、再現してみました。このカステラも安物ですが、固くなく
て美味でした(笑)