メーカー名 | SONY |
機種名 | NEX-F3 |
ソフトウェア | NEX-F3 v1.00 |
レンズ | E 18-55mm F3.5-5.6 OSS |
焦点距離 | 18mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/250sec. |
絞り値 | F11 |
露出補正値 | +0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 200 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 5536x2160 (4,116KB) |
撮影日時 | 2017-04-04 13:39:44 +0900 |
ゴースの丘と同じところですが、反対方向を向いています。
こちらでもところどころゴースが咲いているのが見えます。
紫は娘で何か拾っているのかな。向こうのピンクは嫁はんです。
このあと崖の下のビーチに行きました。
スウィングパノラマは150°くらいの画角でしょうか、超広角レンズで撮るよりも自然ですが、ちょっとソフトになるようです。
>このあと崖の下のビーチに・・・ 写真では断崖絶壁のように見えるのですが、海へ降りていく
道があるようですね。
http://tabijikan.jp/2015/03/21/9693/
これはジュラシック・コーストの写真ですが、こんな感じですかね。
日本でもこのような海岸絶壁は多々見られますが、それだけではなくてやはり平野部の砂浜もある
し遠浅もあるということで、大変に変化に富んでいます。
イギリスの海岸はどんなものなのでしょうか? このアイリッシュ海岸はドーバー海峡と同じように
絶壁が続いているような感じがしますが。
ドーバーの切り立った断崖絶壁は、100万の軍隊に相当するということで国土の防衛に大いに役立
っていると言われていますが、英国の海岸線は大体がこんな絶壁が続いているんでしょうかね。
考えてみると日本列島は常に造山活動があり海岸が隆起したり、また陥没したりで地形に変化を
与えていますし、多雨がもたらす河川の土砂が常に海に流れ込んで砂州を形作っていますね。
そういうのは多分、英国にはなさそうです。
造山活動や河川の活発な活動がなければ、海岸線は波で削られ切り立ってくると思われます。
だいたい英国には山という山がないみたいです。一番高い山がスコットランドのベン・ネビス山で
1300メートル余ということですから、国土はほとんど平で丘が連続しているという感じなのでしょう。
そして雨も積雪も乏しいようですから、国土はいたって安定していて寒冷気候以外には自然災害は
あまりないみたいですね。
英国の国土面積は24万3千8百平方キロで日本の国土の37万8千平方キロメートルとよく似ています。
(英国には海外領土もありますが1万8千平方キロにしかすぎません。)
とにかく国土面積的には良く似ていても、随分と国土の様相は違うようです。
このパノラマ写真を拡大してみますと、草地ばかりで樹木がありません。小さな川も見当たりません。
緯度の高いアイスランドには木がないと言われていますが、イギリスの北部もそうなんですね。
日本であれば、このゴースの生えているところに大きな樹木が残っているという姿になるはずです。
それから石で四角く石垣を作っていますが、これはヒツジの囲い込みの垣なんでしょうね。日本にも
シシ垣とか言って山と田畑の境界に石垣を築いたりしていますが、それは山に住む鹿や猪を防ぐ
為だったりします。
英国のこの、ながらかな国土を見ておりますと、もし私が大陸の敵対国の軍人であれば、この国土に
大軍の機動部隊を上陸さえ出来れば、英国を一気に制圧するのは容易いと考えるでしょう。
しかしなからそれが出来ていないのは、やはり上陸そのものが難しいのではないかと思ってしまい
ます。
日本には沖積平地で海抜がゼロメートル数メートルというなだらかな海岸部が多々あるのですが、
そういうのは大軍を一気に直付上陸できるわけですね。しかし英国ではそうではなくて、いきなり海岸
線から数十メートルよじ登らなければならないわけで、そんなの少数の特殊部隊以外は無理ですね。
そのように考えると、英国が英国として独立し保っていけたのは、この特殊な海岸線なのではなかろう
か、という気がしています。
ついでに言うと日本の海岸線は上陸地点は豊富でも、そこから進軍して行こうとすれば深い樹木に
覆われた山あり谷あり、川も湖沼あるしで大軍を動かすことができません。分散して移動すれば地の
利を得た現地軍に攻撃されて終わりでしょう。この日本もまた攻めにくい国ではあるわけです。
ところで、セラフィールドの原子力施設を調べてみましたが、
>20世紀後半頃からは受け入れ使用済み核燃料の全収容量の4分の1近くが日本からのものに想定
されていたほど日本との関わりが深く、2010年からは中部電力との独占契約状態にあった。 その中部
電力の管理下にある浜岡原発の2011年における全面停止に伴い存続の危機が指摘されている。
とありました。ここでも日英の関係の深さが伺えますね。
セラフィールドの原子力施設の航空写真を見ますと、そこは絶壁ではなく、なだらかな砂浜の海岸線の
ようです。(福島原発のような)
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-scot0010..html
元祖読者さん、ありがとうございます。
リンク先のページの中ほどにあるLulworth Coveは、イギリスに来た当初に行きました。
当時は車を持っていなかったので、今のように広くカバーすることもディープに探索することもままならず、まあそれなりに楽しんだという程度でしたが。
このサイトにも写真を投稿したはずです。
こちら側のこんもりした丘とあちら側のこんもりした丘の間にごく小さな川が流れており、そこからビーチに降りることができます。
数百メートルから1000メートル級の山はしかし、氷河地形のためかこのようななだらかな地形ではなく、数字から想像するよりは結構それなりの登山になります。
雪は少ないですが、1年を通じて雨ばかり降っています。
イギリスには木がない、と言う人が私の周りにもいますが、もともと自然の雑木林であったところを人間が切り開いて、植林をしたのが日本であり、牧草地にしたのがイギリスだと考えれば、どちらも結局は気候文化食生活に基づく経済活動に利用していることに違いはなく、見た目ほどの違いはないと思います。
イギリスの家や建物も、17世紀くらいまでは木造のものが多く、その後石造りや煉瓦造りになったのは木を切り尽くしたからかと思いきや、そうではなくてロンドンの火災などを経て耐火性を高めるためだったようです。
恐らくそれで森林や植林の価値が減り、牧草地にして羊や牛の放牧をするほうがお金になるということだったのだろうと思います。
イギリスはほとんど古期造山帯になるのかな、海の侵食を受けて崖が多いのはそのとおりですが、砂浜や崖のない河口や緩やかな河川も多く、上陸は特別難しいわけではないと思います。
歴史的にみると、ケルト、ローマ、アングロ・サクソン、バイキング、ノルマンと、これだけの大きな侵略を指折り数えることができます。
それも日本の元寇のレベルではなく、何百年もその支配を受けたり、民族や言語がほぼ完全に入れ替わるレベルの侵略です。
「古代ブリトン人」というとブリテン諸島の原住民のような響きですが、これは実はケルト人のことで、ケルト人以前にいた古代文明の担い手であった原住民たちはどうなったかというと、おそらくはDNAの中にその痕跡を残す程度となったのでしょう。
日本も先史時代にはそういった侵略を受け、それによって「日本人」なる民族が形成されたと推定されますが、歴史が始まって以降はそのようなことはありません。
大陸からの距離が日本に比べて少し近い、というのがこれだけの違いを生んだ主要因だろうと思われます。
原子力に関しては、日英の関係性といえるのかどうか、その施設を持っていた(そして持て余していた)イギリスと、国策としてプルサーマル計画を推進してきた日本の利害が一致した結果なんだろうと思います。