八郎潟干拓地遠望
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS-1Ds Mark II
ソフトウェア Capture One 6 Windows
レンズ
焦点距離 40mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/256sec.
絞り値 F9.9
露出補正値 -0.3
測光モード 中央重点測光
ISO感度 100
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 2048x1365 (1,861KB)
撮影日時 2017-05-04 09:22:30 +0900

1   kusanagi   2017/5/9 21:49

何故か長い間の念願だった東北行きが叶いました。この連休、纏まって休みが取れたもので。(^^;
カメラは持って行きましたが、写真撮影のために東北に足を伸ばしたのではありません。
あくまでも些細な観光というか、自分の目で見て自分の足で自らを東北の空間に留めおきた
かっただけなのです。
実質6日間のドライブでしたが行きと帰りにそれぞれ1日づつ計2日は使いましたので、東北の
地に滞在出来得たのは4日間ということになります。
随分と欲張ってしまったので駆け足観光となりましたけど、北は秋田の男鹿半島・八郎潟から
鳥海山、象潟、酒田市、庄内平野、山形平野、最上川、出羽山、新潟平野、親不知、琵琶湖
北端と、気の赴くままにさ迷って参りました。

よく現地で、写真を撮るために来られたのですか?と言われるのですが、そのように言われる
のは自分としては本当に心苦しくて、「いえ違います、観光に来ただけです」と即座に言い返す
のが常なのですが、それは心底そう思っているわけで、私の目的は決して写真撮影ではないと
いうことになります。
所謂写真撮影趣味などというものは、所詮はカメラ趣味などとちっとも変わるものではないかと
考えていて、ならばカメラ機材も、それどころか写真そのものも、単なる何かへの道具に過ぎない
のだと達観する方が健全なのではないかと思うようにしています。

今回の観光で、各地でパンフレットを多量に集めることができました。ジオパーク関係のものも
多くて、これからじっくりと読んでいきたいと考えています。
ジオパークは突き詰めると自然、ネイチャーだけでなく、文化や歴史とも深く関係があり、経済や
政治、軍事とも関連付けて考えられるべきものだと思っています。
これからそのパンフレットや買い求めた冊子を読むのも楽しみです。

ところで観光、サイトシーイングとは、本来は観行というのが現実には相応しいと思うですが、
敢えてなのか、幕末明治の翻訳家は直訳的に観光という光の高貴な文字を当てはめました。
それはちょうど、フォトグラフィが光画ではなく、写真という翻訳をしたのとは真逆なのかも知れ
ませんね。
旅関係では英語として、トリップ、トラベル、ジャーニィとか、いろいろとあるんですがそれぞれ
意味合いが違ってきます。私の場合はやはりサイトシーイングかなって考えます。
それで観光となるとやはりカメラを持って出かけるというのは道理に合うのかなって感じですかね。(^^;

実質6日間延べ7日間に渡る行程は殆ど睡眠もまともに取れずで肉体的には厳しかったのですが、
しかし精神的には十分に満足の行くものであり、この東北の地を見ることによって自分の中の
意識はこれから随分と変わっていくのではなかろうかと期待しています。
とは言っても気候の良い時期に、しかも日本海側の一部を垣間見たにすぎないのですが。(笑)

2   tonton   2017/5/10 07:12

おはようございます。
GWをたっぷりと満喫できたようですね。
素晴らしいことです元気が一番!
私は体調不良でどこへも行けませんでした。カメラ持つ気力もなく・・・
カメラなしのGWって何年ぶりでしょう(^^;
PCをちょこっといじる事で気晴らしできたのが幸い。過去の作品再現像を楽しみました。
経てきた道の再確認、大事なことと思いました。

3   kusanagi   2017/5/10 22:07

連休はホントに遊んでしまいましたね。働いてらっしゃる方もいるわけで申し訳ない気分では
あるんですが、まあ、これも社会勉強だと自分に言い聞かせて自己弁護をしております。
tontonさん、体調不良というのは辛いですね。私は健康マニアというところがあって、それは
写真マニアなんかを通り越して私の第一趣味となっています。ついで読書であって、その次に
やっと写真(カメラ)趣味が来るって具合です。
人間のというか生命の根本原理は電磁気現象であって、もっと言えば人生そのものが電磁気
現象の履歴そのものであると捉えています。
これを制することが出来れば人生は余程に有意義なものになるはずですが、なかなかそうは
問屋が卸してくれません。

東北行きは急遽決定したわけで、実は慌てて準備をして、また体力の増強ということで奥の手
を今回は使いました。乳酸菌飲料ですね。その最強はヤクルトなんですが、実はしばらく止めて
いたんですがこれを期に復活させました。
ところでこのヤクルトには飲料にコツがあって、あの小瓶からそのまま飲用してはダメなんです。
必ず水で3倍位に薄めてから飲まなければなりません。それはお酒を水割りして飲むのと同じで
原液をそのまま飲むのは身体に良くないからですね。これを知らない人が多いです。

飲料飲食というのは特徴として即効性があります。電磁波はそれがないので正反対なのですが、
しかしこの2つが、つまり食事と電磁波(睡眠)が大基本で、さらに運動と快適性(衣服)というものが
付け加わります。合計でこの4つの重要な方向性が、人の健康と人生を決めると言っても過言では
ありません。
こういうのは学校の科目で言えば、保健体育と家庭科になるんだと思うのですが、全くもって軽視
されているというか、数学や英語や国語という学科に比べれば無視されているといっていいでしょう。
しかしそれは大いなる間違いなんですね。

と言いますか、学校やマスコミでは本当のことは教えてくれません。二番手三番手を教えてくれる
だけであって本当に大切なことは隠されているというのが現実です。本当に大事なことは自分で
見つけ出しなさいということなのでしょう。それが本当の人生の真実なんでしょうね。

4   tonton   2017/5/11 02:37

お酒はそのまんま割らないで呑むのが一番美味しいのです。
でも呑み方に注意が要ります。
ビールでも日本酒でもウィスキーでも
隣に水を置いて交互に呑みます。悪酔いしない体をいわさない呑み方です。
大抵バーボンのロックを呑みますがBARのマスターは素人が多いので
水(チェイサー)を出さない店が多すぎて難儀します。
水を出すと酒が進まないから出すのを嫌がってるようです。
実は逆なんですけれど。
酒は呑めば呑むほどに喉が渇きますどんな酒でも。
水を飲むとまた酒が旨くなるのでまた呑めるのですが、酒ばかり呑んでいると
喉の渇きを癒したくて酒を呑む、で早く酔ってぐだぐだに悪酔いしやすいのです。
道端で倒れているのは水を出さないマナーを知らない店で呑んでいるからと言えます。

ヤクルトの錠剤があります。
「ミヤMB(BM?どっちだったけ)」これは薬剤師さん曰く
薬じゃないんです食品なんです~でした。
胃腸にいる善玉菌、ビフィズスとかそういう細菌たちを詰めて固めた錠剤ということです。
ヤクルトよりずっと効果的ですよ。

5   kusanagi   2017/5/11 22:43

調べるとヤクルトにもいろいろとあるんですね。国内では簡単にコンビニやスーパーでドリンク
タイプは手に入るので問題がないんですが、海外旅行だとこいつが必要になりますね。
腸に弱点を抱えている自分には有りがたい商品です。
酒は嗜みませんので当てずっぽうで書いていますが、やっぱり水は必需ですよね。
ドリンクヤクルトを水で薄めるというのはキツイ乳酸菌から歯を守るためですね。歯が溶ける
というか脆くなりやすいんですよ。やっばり酸ですからね。これはヤクルトに限らず他の乳酸菌
飲料やヨーグルトでもそうなので、キツそうなヤツは水割りをお勧めします。

6   zzr   2017/5/14 21:52

kusanagiさん、こんばんは。
行った事はないですが寒風山からの景色でしょうか。
方角的に冬の朝や朝焼けとか。。良さそうな気がしました。

道の駅などにある観光パンフレットは活用してます〜。
日数だけ決めて当初の目的地を撮った以降は無計画な私の撮影行に重宝してます ^_^;
初めての土地で色んな視点での情報が載ってるので便利です。

7   kusanagi   2017/5/15 23:55

やっと東北行きの写真をぼちぼち見ているんですが、調べるとトータルで5200カット、66GBの撮影
をしていました。そんなに撮ったかなあ?っていう気がするんてすが、随分と意地汚く撮れるだけ
撮ってしまおうっていうことだったのかも。(^^ゞ
これはもちろん寒風山の山頂からの撮影です。あの山は樹木がありませんから、360度撮影できます。
北は白神山地、南は鳥海山が望めました。
八郎潟を見るにはここしかないと踏んでいましたので、なにはともあれ男鹿半島の寒風山を目指す。
って具合でした。
その後の予定は鳥海山に登ること。車でですが。その後は成り行き任せでしたけど、最上川を見る
っていうのはありました。幸いにも雨の中の最上川を見ることが出来ました。最後に出羽山を登れた
のはオマケでしたね。

九州の諫早干拓を見ておりましたので、干拓の先陣、その成功例としての八郎潟を見るのは念願
だったわけです。でも地元のカメラマンの人は関心はないでしょうね。しかし一般の観光客はけっこう
訪れているようですよ。道の駅だけですけど、混み合ってましたから。一方野鳥観察小屋のところは
閑古鳥でしたが。(そこで案内人の方が初代開拓団の方で、霞ヶ浦から八郎潟に入植をしたという
話を聞けたのはラッキーでしたね)
それと自分の関心事として、田んぼは富山・新潟から山形・秋田とずっと見学して撮影をし続けま
した。私は田んぼカメラマンなんですよ。(^^ゞ 観光地の千枚田を撮るとか、そういうのではないで
すよ。あれは観光地ですから。私は観光地カメラマンではなくて、普通の普通の田んぼを見てみたい。
それだけなんです。

月山超えの道路を走れて、山の雪解け水の様子を見れたのは良かったです。ああいうのも地元の
人は、ありふれているから関心はないでしょうけど、私には興味満点でした。あの雪解け水がある
からこそ、東北の農業と経済は成り立っているからですね。
それと庄内平野の防風林や道路脇の防風壁も興味深く見れました。庄内は風が強いでしょうけど、
山形盆地の方はそうではない。そういうことも分かりました。

道の駅などでパンフレットや資料をかき集めました。特にジオパーク関係のものは興味深いです。
当地だけでなく他のジオパークのパンフレットも多種置いてあり、これからの私の関心の方向が決め
られるという気がしました。

8   tonton   2017/5/18 01:39

>5200カット、66GBの撮影

凄いです。
土地、地形、風土、環境のあらゆる側面から観察、体験されてきたのですね。
それにしても、1000枚/一日くらい撮られたのかな^^カメラと撮影が面白かったのでしょうね。そうでなければ大変なことだったでしょう。
撮ること楽しまれたからこそ気づかぬうちに66ギガも撮っていた。
素敵です。

9   zzr   2017/5/20 09:01

kusanagiさん、おはようございます。
私も岩手〜青森の四日間で50ギガほど撮りました。
でもその半分はHDR用で同じ風景を三枚撮ってます。
帰ってからの現像が大変でした ^_^;

10   kusanagi   2017/5/20 23:03

の今回の東北行きは、写真を撮りに行ったというわけではなくて、あくまで観光なのでありまして、
写真はメモがてらにしか撮っていません。それで露出を間違ったものや、AF効かずのやつとか、
はんばノーファインダー撮影なので垂直線は傾いているし、フードで四隅はケラれているし、センサー
のゴミはいっぱいあるしで、ろくなものはありません。(^^ゞ
やっぱりね。写真として構えるとなると、ある程度見知った地元でないと上手くいきません。
初めて行った土地で初めての写真を撮るっていうのは虫がよずぎるわけでして、私としての東北の
写真は依然としてzzrさんの写真なんですよ。

東北行きのカメラは往年の古いキヤノンとニコンを持って行きました。ニコンはツーバッテリー入り
だったんですが途中でアウトになりました。キヤノンは充電器も持参だったので車で充電しながら
の撮影でしたね。
最近は古いレンズ・古いカメラに先祖返りをしているようで(誰がって?私がです^^ゞ)、オールドな
描写がしっくり来るんですよ。とにかく正直いって、これほどシャッターを重ねていたとは思いもしま
せんでした。東北は、私にとっては竜宮城みたいなものでして、日が経つのも忘れるほどほどでして、
帰宅しても殆ど寝れずに月曜日の仕事に向かいました。

東北は、やばい!って感じでしたね。今時の言葉で言えば。放っておくと1ヶ月でも2ヶ月でも東北を
さ迷っていたのかも知れません。後数日余裕があれば田沢湖とか蔵王なんかも見てみたかったん
ですけどね。
とにかく「写真的な資源」というのは東北は抜群であるわけなんですよ。
ヤバイよねっ東北。って感じです。
私の場合は東北に行くには、行くだけで往復2日間は要するわけで、そうそう行けるわけではないん
ですが、zzrさんのように東北に住んでいれば、言ってみればこれは竜宮城に住んでいるみたいな
ものでして、まかり間違うと、写真撮影だけで人生を棒に振るっていう事態にもなりかねません。(^^ゞ

東北の向こう、北海道ですが、昔少しだけ行ったことがありますが、さほどに写真として魅力が詰まっ
ているとは思いませんでした。なんだか東京・関東の向こうにある土地という感じでね。
しかし東北は違っていました。北海道と違い歴史の重みがあるんでしょうし、自然も単調ではなくて、
それでいてスケールも大きいという感じです。もっとも北海道も道南は東北と似ているかもしれません。
とにかく、下手をするとイマ浦島太郎になりかねないのが東北なのかもしれませんね。

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