15mm f2.8 そろそろ本番
Exif情報
メーカー名 SIGMA
機種名 SD1 Merrill
ソフトウェア SIGMA Photo Pro 5.5.3.0000
レンズ
焦点距離 15mm
露出制御モード マニュアル
シャッタースピード 1/1250sec.
絞り値 F7.1
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 400
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 3000x2000 (6,203KB)
撮影日時 2018-04-29 19:07:50 +0900

1   m3   2018/5/2 18:32

モンキチョウ♀の飛翔
♀は産卵のため幼虫の食草を探しながらですから、♂に比べ緩やかな飛翔です。
もう少し上空を飛翔している同一個体のカットを昆虫板に掲載しています。
https://photoxp.jp/pictures/191285

両カットともファイルが重たいので、3000 x 2000ppi にリサイズしています。
撮像素子から被写体まで、30cmにヘリコイドを固定しての目測撮影です。


2   zzr   2018/5/3 15:42

こんにちは。
どういった撮り方なんだろうと思ってましたがそういう事だったのですね。
それでも大変そうですけど。
遠くに逃げずに手元で飛んでくれる蝶限定でしょうか。
初夏らしい空の青とモンシロチョウ、爽やかでいいですね。

3   m3   2018/5/3 18:36

zzrさん、こんばんは。
そうなんです、ノーファインダーでひたすら追いかけるんです。
前玉から20cmですから手をいっぱいのばしても、被写体まで1mにも満たないです。秒7〜8コマの連写が出来ればヒット率が上がるでしょうが、SD1mでは無理な相談ですので単写です。何よりも撮影圏内に迫れるかが一番の問題です。



4   kusanagi   2018/5/3 22:56

そういうノーファインダー撮影手法は、たしか海野和男(うんのかずお)氏が超広角レンズを使い、
ピント固定でもって、蝶の飛翔を撮るというのをカメラ雑誌か何かで読んだことがあります。
私も、ちょっとばかり真似をしたことがありますが、とてつもなく難しいです。

15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYEでしたっけ。
フルサイズカメラの対角線魚眼のレンズとありますが、私も確かキヤノン製の15ミリ対角魚眼を
持っていたと思います。古いレンズですけどね。
普通の超広角レンズに比べて歪を補正していない分、画質が良くて、ピントが深いという気が
してました。画角も超広角レンズより広かったような記憶が。それでAPSサイズのカメラに着けると
便利だったんですね。
とにかくピントが深いという被写界深度性が高いので、こういう撮影には向きますね。

ところで、シグマではピント固定なんですけど、キヤノンなんかだと、もしかしてAFで撮影が出来る
かもしれません。古いレンズなので超音波モーターではないのでやはり無理かも知れませんが。

5   zzr   2018/5/4 05:51

おはようございます。
警戒心が強くてすぐに遠くへ逃げる山のシジミは無理かなと思いました。
ヤマトシジミ、チョウセンアカシジミならいけるかも。
でもヤマトシジミは小さいしチョウセンアカシジミは日陰なのできついかな。
大きな蝶ならイケるのがあるかも。
絞ってシャッタースピードも確保できる明るさが必要なんですよね。。
普通に撮るのが優先ですけど広角も何本かあるので機会があれば挑戦してみます。

6   m3   2018/5/4 20:13

kusanagiさん、zzrさん、こんばんは。
そうですね。海野和男氏は昆虫界の大御所で、超ワイドにテレコンを使用しての飛翔写真を撮影しておられましたが、近頃はあまり見受けられません。
近年、パストショット、とか、キャプチャー・プロ・モード、という新しい撮影機能が確立されたからでしょう。
この機能は、シャッター半押しで撮影を開始し、シャッターを切ったのちに指定のコマ数の撮影を終了するという機能です。

例えば、秒10コマで最大30コマまで撮影記録ができる機能としますと、
半押しの間の撮影を10コマ記録し、シャッターを切ってから20コマの撮影を記録すると設定しておくとしますと、半押しの時間が長くても、指定のコマ数を超えた古い過去のコマがオーバーフローして消えていくという仕組みです。

ですから、反射神経が鈍くても確実に静止から飛翔し始めのカットが記録出来るという優れものです。
小生も以前、カシオの機材で同機能を用いていましたが、画質が不満でやめました。現在、オリンパスやパナソニックに良い製品があります。


シジミチョウ、特にシルビアシジミは本当に小さく、草むらの中を這うように飛翔するので困難です。
また、シジミチョウの場合は、もっと前玉に近づけないといけないでしょうね、、、。今後の課題です。
その他、震度合成とか色々な機能が出来るようになり、フィルム時代とは異なりデジカメ本領発揮というところでしょうか。


7   kusanagi   2018/5/6 11:19

そうそう、そうでした。シジミチョウは蝶の中でもあまりにも小さくて匍匐飛翔をするんでしたっけ。(笑)
それでは現時点のAF技術では無理ですよね。
ところで、こういうカメラが今、話題をさらっているようです。ソニー・アルファ・ナイン。

SONY α9(ILCE-9)のロックオンAFをお試し (Lock-on AF)
https://www.youtube.com/watch?v=DHcrJ0K0YUs

SONY α9 ・MC 11・シグマ150 600 動画AF テスト
https://www.youtube.com/watch?v=XaCJ_6blikI

下の動画で、カワセミが立ち止まってホバリングしているシーンで外してますね。
それから河原の小石の中を迷彩的に歩く鳥も外してます。

ロックオンAFは、AI技術を応用しているのでしょう。ちなみにAI人工知能とAI技術とは意味合いが
違いますが両者を混同している人が多いようです。
このロックオンAFは人間の眼が鳥を追いかけるというその機能だけを模倣して機械化したものです。
鳥の姿形の記憶、鳥の飛翔シーンの学習、その予想先などのイロハを学んでAFで鳥にピントを追い
続けるんですね。
これをみると、もう既にセンサーとかアクチュエーターの機能は十分で、あとは認識のAI機能を高める
だけのようにも思えます。
ホバリングで失敗したのは鳥の姿だけに拘ったからでしょう。高速のホバリングでは鳥の姿形はなく
なります。それで画面の中で激しく動くものが鳥である、という追加認識をしてくれればOKです。
瓦の小石の鳥は人間の目でも騙されやすいシーンです。鳥に素人の人だったら鳥を見つけられない
シーンですね。

このロックオンAFが現時点のカメラ技術で、カメラ自体に自動学習機能があるとは思えませんが、
やがては機械自らが経験を積んで学んでいくという機械学習機能、それも複数体系のディープ・ラー
ニングをするようになれば、どんなに優れたカメラマンでも、もう全然太刀打ちできなくなります。
おそらく現時点でもファームウェアなどである程度のAI認識技術のステップアップは出来るようになって
いるかもしれません。
AI技術なんて写真には関係ない話だろうて思っていた人は多いかもしれませんが、もう既にこんな
具合にカメラに応用されているんですね。この動画を見て、キヤノンもニコンもソニーには敵わないと
思った人は多いと思います。

このα9でも、普通の蝶の飛翔は、大きなアゲハ蝶ならば、もしかすればいけるかも知れませんが、
シジミチョウは無理ですね。しかしパストショット、キャプチャー・プロ・モードなどで多量に撮影した
写真の選別には、このAI技術が使えます。既にそういうパソコンのアプリなどがあるだろうと思います。

余談ですが、さらにこれをドローンに積んで自ら、鳥など被写体を探して追いかけ撮影をするっていう
ことも可能になるように思います。それはドローンとカメラがドッキングした時点で私は思いを馳せて
いました。
ドローンには翼型のものがあり、さらには動力を持たずに飛べるグライダー型もあります。地上から、
もしくは母機から常にマイクロ波で動力源を送信するっていうやり方もできるでしょう。
長時間の飛行が可能ならば、そのドローンにAI技術を搭載すれば空中から鳥の飛翔を追いかけること
が可能ですね。人間が地上でモニターをみながら、ある程度の指示を与えつつ空中撮影をするって
いうのは考えただけでも面白そうです。

8   kusanagi   2018/5/6 11:20

ところで、最近はスローモーション撮影が凄いって思います。
「秒3000コマ! シロスジカミキリの飛びたち」 フォトロンFASCAM SA2(業務用カメラ)
https://www.youtube.com/watch?v=XlPyFNRJAak
「ソニーRX10M2でスーパースロー動画を撮ってみた13〈テントウムシ編〉」
https://www.youtube.com/watch?v=5gqjSn_3OIE
「RX10M2でスーパースロー動画を撮ってみた11〈テントウムシ編〉」
https://www.youtube.com/watch?v=ZirXjPZer8E

サイバーショット DSC-RX10M2だと中古では8~9万円くらい。高倍率カメラではないのですが
画質はなかなか良さそうで静止画でも行けそうです。本領は4K動画ですけどね。スローモーション
撮影ができます。
これの望遠ズームモデルがRX10M3のようです。さらにはM4もあるようです。ガタイは大きいですけど。
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO06661120Q6A830C1000000
「Birds in flight with Sony RX10 IV」静止画作例
https://www.youtube.com/watch?v=UYDpm9YYMwA
簡単に野鳥撮影ができるということでは、RX10M3/M4あたりになりそうです。動画は撮影も後処理も
大変ですので、静止画オンリーになるとしても画質はなかなか良いなあって思いました。
なによりもソニー技術の強力なAFがあるでしょうし。

9   m3   2018/5/6 23:56

ソニーのα9は一歩抜きんでているようですね。
ロックオンAFも、今後ますます進歩してミリタリー級になるのでしょうか。
不肖、宮嶋、、例の報道カメラマン、宮嶋茂樹氏がソニーから無償でとα9を使用しています。
確かにいいんでしょうが、SonyTime 以来、私はどうも、、、、。
まぁ〜、いずれ StillCamera は、Movie の一機能に収まってしまうのではないでしょうか。

ゼフィルスはとても無理ですが、シルビアシジミ、ヒメシジミ、ゴマシジミなどの飛翔を撮影できればと思っています。
震度合成ではなく、深度合成でした。


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