鏡の国への切符、片手に
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 5D Mark III
ソフトウェア Digital Photo Professional
レンズ TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 A032
焦点距離 24mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/790sec.
絞り値 F5.7
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 200
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 2000x1334 (2,379KB)
撮影日時 2018-05-05 17:29:54 +0900

1   ポゥ   2018/5/11 21:56

大天井岳の稜線付近の雪解け具合が顔に見えるんだけど、分かるか?
オレだけが見つけた雪形で、あの顔が見える頃になると田を植えるんだ。
・・・それにしても兄さん、粘るね。いつかいいのが撮れるといいな。

毎年のように通い続けるうちに、田んぼのご主人と顔見知りになってしまった。


今年のGW、この場所で粘りに粘りました。
どうやら映り込みのポイントは、
「全体としては順光であるが、直射日光は当たっていないこと」らしいです。
直射が当たっていると、水面が透き通ってしまい、田んぼの茶色が顕わになってしまいます。
そうかといって、陰っていても有明山が美しく描写されない。微妙な「陽加減」が必要なようです。
そして、一時間に往復あわせて2本しか通らない電車が通るときに限って
ことごとく水面をかき乱す風が吹くのにも、本当に本当に参りました。

この絵は、田植え前に撮れたものの中では最もバランスがとれていると思います。
空気感に独特の癖があるのは、おそらくハーフNDを使っているためですが、
この色調は結構好きです。

2   Ekio   2018/5/12 12:39

ポゥさん、こんにちは。
ご自身で見つけて作り上げたイメージの再現へのこだわり方は流石ポゥさんです。
偶然の要素を踏まえながらベストの仕上がりへと粘る姿勢は頭が上がりません。
色味とか自然なものではありませんが、意図がしっかりと感じられる素敵なお写真です。

3   エゾメバル   2018/5/12 22:00

じっくりと取り組んだ作品ですね。
色がきれいなのと、映り込みやバランス、列車の時間に合わせての撮影
等研究されていますね。
F値を合わせて作品の隅まできっちりと表現されていてお見事です。

4   CAPA   2018/5/13 10:25

車両の淡青色のラインが青そして緑系の景観とマッチしています。
車両の右手の青っぽい建物(待合室でしょうか)の配置もいいですね。
映り込みが美しく、自然風景に溶け込む列車というより、作りこまれた
夢・幻想のような世界、国にやって来た感じです。

5   MacもG3   2018/5/13 22:55

自分もこの色調は大好きですね。
ここで同じ条件でを撮ったら同じような現像になるかも。
とてもロマンチックに思えるのは自分だけかな?
安曇野の名峰、有明山の存在感も凄いですね。

6   Booth-K   2018/5/13 23:07

田んぼに水が張られた、この時期の空気感が良いですね。水面に写る雲の表情も柔らかく、メリハリのある気持ち良いお写真。夜のカエルの合唱が懐かしくなります。

7   ポゥ   2018/5/16 23:38

皆様、コメントをいただきありがとうございます。
稲が植わった後もまだしばらくは通い詰めるつもりでいます。
私がこの場所に思い描く理想はいくつもあってキリが無いのですが、
いつか、その理想と直面する瞬間を夢見ています。
MacもG3さん
ロマンチック、ありがとうございます。
私は、写真には自分の持てるロマンをすべて詰め込みたいって思ってます。
カメラマンは、ロマンを見なきゃ、ロマンチストじゃなきゃ、って思ってます。
だから、このコメントはすごく嬉しかったです。ありがとうございます!

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