メーカー名 | NIKON CORPORATION |
機種名 | D3S |
ソフトウェア | Capture One 7 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 70mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/200sec. |
絞り値 | F7.1 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 800 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2184x2789 (2,999KB) |
撮影日時 | 2018-06-25 02:13:43 +0900 |
zzrさん、すっかりシジミ蝶の世界に没入されたようですね。(^^ 段々と撮影が上手くなって来て
いる様子が覗えて、とても興味深いです。
昆虫の世界はそれを知らないものにとっては独特の世界と思えたりするのですが、(やはり昆虫
が好きでないとちょっとグロテスクさを感じたりするものですから)、しかしことシジミ蝶に関しては
誰が見てもそのユーモラスな可憐さと妖精のようなイメージを抱いてしまうのです。
好感度が抜群のシジミ蝶。
しかしシジミ蝶が一般の人に人気になってきたのは、おそらく、ここ最近のことではないかと思い
ます。これはつまり高性能なデジタルカメラの発展と大いに関係があるのだと想像しているのです。
普通の蝶ならばフィルムカメラでも撮れました。しかしシジミ蝶はあまりにも小さいので生きた状態
の写真を鮮明に撮ることができなかったのではありませんか。これが、高性能なデジタルカメラと
望遠デジタルマクロレンズの登場で初めて可能になったと言ってもいいのじゃないかと思います。
ほんの指の爪ほどの大きさの蝶。その存在すら普通の人は知らなかったろうと思います。
何かちっちゃい蛾のようなにものが飛んでいるよねという具合で、それが蝶だとは知らなかった人も
多いと思います。(私がそうでした。笑)
その蝶が、ほんとうはこんなんだよ!という鮮明な写真を魅せつけられて俄然興味を惹かれる人は
多いのじゃないかと思いますよ。
シジミ蝶を撮影するには定番機材としては中級機以上の一眼レフ。そして肝心のレンズとして定番
なのが150ミリマクロのf2.8(手ブレ補正付き?)でしょうか。さらに皆さんの機材を見ていると、100ミリ
マクロとか135ミリ、180ミリマクロというのもあります。
中には普通の望遠レンズ(しかし明るい高性能なもの)で撮られているのもあり、これは接写リングを
かましているのでしょうかね?撮影は一段と難しくなるように思えます。(AFができるんでしょうか?)
そして一般にはノンフラッシュですけど、フラッシュを使っている人もいます。これはリングタイプの
フラッシュでしょうか。(自動調光が使えるのかどうか?)
それからミラーレスカメラや高倍率のコンデジとかを使われている人もいます。機材がやや軽くなる
ので取り回しは優れていると思いますし、EVファインダーの倍率を上げられる利点もありそうですね。
AFで行くのかMFなのか?、それは場合によるのでしょうけど、そこらはコメントでは窺い知ることが
できませんでした。
皆さんの投稿コメントを見ていると、撮った後で何々の蝶だったという具合で、撮影中には蝶を特定
できていなかった場合も多々あるようですね。あまりにも小さい蝶なので裸眼は無論、ファインダーを
覗いていても分からない場合もあるようです。
こんな具合でシジミ蝶は、最新デジタル写真時代の申し子と言ってもよくて、高性能デジタルカメラが
登場して初めて世に出た、そして一般にデビューしたという蝶なのかも知れません。
イラストなんかを見ていると最近は普通の蝶ではなくてシジミ蝶をモチーフにしたのが多いんですね。
眼が大きいので、それとわかります。こんな具合に一般にも市民権を得てしまったのがシジミ蝶の
ように思います。
そういうのは勿論、シジミ蝶愛好家様たちの御努力の賜物だろうと思います。
私はと言えば、目が悪いのでこういう小さな被写体は無理だなって最初から諦めています。(^^ゞ
そもそもAFでなければもうピントは合わせられませんしね。
とりあえずベニシジミがいたので手持ちのレンズ(マクロではない)で撮ってみました。ファインダーで
見てもピントがあっているのかも分からないので、AFで数打ちゃあ当たるだろうで撮影しました。
リングライト型ストロボは魅力的ですね。通常のノンフラッシュの場合とは異次元の撮影が出来るわけ
ですから。ちゃんと最新シグマ製があるということをm3さんに教えていただきました。
https://www.sigma-global.com/jp/lenses/cas/product/popups/flash/em-140-dg-correspondence/
こんな感じで各社専用タイプが発売されています。TTLオート撮影が可能ですが実際にオートで上手く
使えるかどうかは使ってみないと分かりません。特に古いレンズではオートでは無理でしょうね。
https://www.sigma-global.com/jp/lenses/cas/product/accessories/flash/#em-140-dg
こうしてEM-140 DGの全貌をみると、このリングライトをマクロレンズ先端に装着するわけですが、付属
のマクロフラッシュアダプター (φ55mm、φ62mm) 以外にφ52mm、φ58mm、φ67mm、72mm、77mm
が用意されているそうです。リングライトの内側の黒い部分でしょうか。
シグマ150F2.8マクロだとフィルター径は72ミリなので、それ用のφ72ミリを用意されているということ
でしょう。
>フラッシュ発光部は、両側発光、片側発光のほか、光量比の調整も可能。両側発光による無影撮影
の他、左右どちらかを発光し、陰影を付け、被写体の立体感を出す事も可能です・・
こういうのは凄い機能ですね。というか、そういう機能がないと被写体の細部が光で潰れてしまうという
気がしていますし。
またシジミ蝶撮影では使わないだろうけど、ハイスピードシンクロ機能やワイヤレス発光機能というの
もあります。
さらに、m3さんの言う発光部の前にディフューザーなどをつけ・・・というのは、これは自作のディフュー
ザーのことでしょうか。
http://akenaiyoruhanaihazu.blog.fc2.com/blog-entry-166.html?sp
とりあえず簡単なのは白い塩ビのビニールテーブを発光部に貼っちゃうというのも。(^^ゞ
私もリングライトストロボは、古いタイプのが手元にあるんですが、無論自動調光式ではありませんし、
左右調整が利くという機能もありません。しかし白とグレ-のテーピングで何とかなりそうな雰囲気では
ありますね。実際に使えるかどうかは無理としても、試行実験だけはしてみたいと思いました。
シグマ製クローズアップレンズFT-1201というのがあるんですね。
http://kakaku.com/item/K0000749111/spec/
dp3Quattroは持っていませんが私もDP3Merrillはありますので(ほとんど使えていない)、これは面白
そうです。比較的簡単にシグマ製マクロカメラが出来上がるわけですね。
それにしても装着したレンズ部の長さはdp0Quattro並ですね。(^^ゞ カメラAF補助光がケラれる可能性
がありそうです。
DP3MerrillにFT-1201を着けるにはステップアップリング(52mm→58mm)が必用です。
FT-1201自体のフィルターサイズは67ミリのようですから、EM-140 DGを装着する場合、マクロフラッ
シュアダプターは67ミリのものに変える必要があります。
偏光フィルター・ PLフィルター(Polarized Light)
色補正(Color Compensating)フィルター
LBフィルター・色温度変換フィルター(ライトバランスの意味か?)
偏光フィルター以外はパソコンでデジタル補正が効きますし、偏光フィルターだって部分強調でデジタ
ルで補正できますよね。そんな感じデジタルとなってからは光学フィルターは不要になりました。
フィルターはどんなフィルターでも画質を悪化させます。究極の解像力を目指す撮影であるシジミ蝶の
撮影にはフィルターは無用であるということでしょう。
望遠マクロレンズは高価です。その定番は調べると、どうやらシグマ150ミリF2.8手ブレ補正付きという
ことになりそうです。10万円はするようです。しかしこれがないと多分、本格的なシジミ蝶撮影はでき
ないだろうと考えます。しかし価格だけでなく重さもハンパではなくて1キロを超えます。
シジミ蝶にのめり込まないとこの重さには耐えられません。(笑)
歩きの風景撮影をしながら、余録として、もしシジミ蝶に出逢えば撮影をしたい。
という安易で欲張りなケースの場合、シジミ蝶撮影専用とも言うべき150~180ミリマクロレンズをバック
に同梱するのは負担が大きすぎます。といいますか、そういうマクロレンズは私は現在所持していませ
んしね。
それで現実的に考えられるのは小型の50ミリ~100ミリのマクロでいくか、もしくは接写リングという手も
あります。ニコンの場合、接写リングはケンコーから出ているようです。
http://kakaku.com/item/10520410061/
もっと手短だと、とりあえずクローズアップレンズを、というのもありますかね。
50~60ミリマクロではシジミ蝶に接近しすぎて撮影できない場合があると思われます。90~100ミリで
なんとかいけるかな?というところで、やはり135~180ミリマクロっていうのがシジミ蝶撮影にはベスト
のようです。その中でも135ミリは少し短い気がしますし、180ミリは長すぎて撮影が難しそうで手ブレが
でてきそうです。
サードパーティ製レンズである望遠マクロレンズには、それが古い中古レンズですと、シグマとタムロン
があるんですが、AF性能は圧倒的にシグマが上であるようです。MFとなるとタムロンが使いやすい
ようですが。
私の手持ちである古いフィルム時代の90ミリマクロではシグマとタムロンがあるんですが、そのAF性能
も圧倒的にシグマが良いです。シジミ蝶の撮影でMFで微調整できるっていうのは、私の眼では絶対に
無理なので、シグマしか選択肢がありません。
当然にキヤノンやニコンの純正レンズは高くて手が出ませんし。
それにしても、こんな小さな被写体に、マニュアルでピントを本当に合わせられるのだろうか?という
のが偽らざる私の感想で素朴な疑問です。もしかしてファインダーにマグニファイヤーをかましている
んでしょうか。
「ケンコー・デジタル接写リングセット ニコン用」
http://review.kakaku.com/review/10520410061/#tab
レビュー記事で、用途はかなり限定的と厳しいコメントが出ています。
私が使う場合は、24-70ミリズームの70ミリ側なので、その作例も出ています。ピントの合う幅
は狭いのですが、12ミリリングだと実用になりそうです。指摘されているように20ミリ36ミリ
リングは使えないだろうと思います。
バラ売りはないようなので、これは考えてしまいますね。16000円は高過ぎです。もし中古で
セット半額であれば買ってみたいと思いますが。
ニコン製の接写リング PK-11AやPK-13は単体で購入可能ですが、電子接点がありませんので、
AFや自動絞りが利きません。これでは私には使えません。
キヤノン製の場合は、エクステンションチューブEF12IIは、電子接点を持っていますので問題
はありません。
それにしてもシグマ・マウント製の接写リングがありませんね。
歩きの風景撮影をしていて、運良くシジミ蝶に出会って簡易に撮影をしたい。というケースでは、
接写リングは持ち運びの負担にならずで、良いアイテムだと思ったのですが中々そうは問屋が
卸してくれそうにもありません。(^^ゞ