メーカー名 | SONY |
機種名 | α7S |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/60sec. |
絞り値 | F0.0 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 1000 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2048x1368 (2,358KB) |
撮影日時 | 2018-10-22 02:19:49 +0900 |
この画像はソニー製バリオゾナー24-70初代です。一眼レフ用のレンズなので、ニコンと同じく
マウントコンバーターを利用しています。AFではなくMFで絞りはだいたいでF5.6くらい。
24ミリ広角側で撮影。それらはニコンと同じです。
オリジナル画像は薄めでコントラストも乏しいのですが、PCの画像処理で締めています。
つまりこのレンズはあくまで画像処理ありき、のレンズなんですね。
一方のニコンは撮ったそのままが良くて、画像処理でコントラストを強めますと画質が崩れます。
このレンズ、ソニー製ですが一応ツァイスレンズということなっています。それでツァイスに共通
することですがカメラのMFでのピントが合わせやすいんです。高コントラストだからかもしれません。
しかも無限遠付近ではピントリングの動きが僅かですみ、しかもピントが広範囲で合います。
一言でいうとツァイスレンズはHDR的です。近景も遠景もそう差異がなく、メリハリよく写ってくれ
ます。別の言い方をすれば遠景と近景の距離差の感覚が乏しいとも言えますね。
なお、ニコンで撮ったものとソニーで撮ったものは別のカメラです。ニコンの方が新しいようです。
背面モニターは新しいものが高コントラストですが、センサーや映像エンジンには違いはないと
思います。また個体差というのも、これまで複数台手にして違っていたことがないのでこのソニー
も同じだと思います。
私はこちらの方がいいなと思います。
単に好きずきの問題な気がしますが。。
一般的に言ってツァイスレンズは絵になる(写真というよりも絵画的)という気がしています。
最近はこのソニーがメインカメラになりまして、それでミラーレスカメラの利点として、各社の
異種メーカーのレンズが着き、様々なレンズを試せるという楽しみが付け加わりました。
どんなレンズを付けてもそれなりに良く写るカメラなので、それでこんなレンズ遊びができるの
だろうと思ってます。
ニコンとツァイスを比較すると、ニコンはある程度の光の量があれば非常に良い描写をする
ようで、一方のツァイスは低照度でもそれなりの描写を出してくれます。
こういうのは多分、レンズのコーティングの違いじゃないですかね。ツァイスはドイツのメーカー
ですから、光が乏しくても綺麗に撮れることを目指しているんじゃないでしょうか。
ですから冬場の曇り空なんかではツァイスが向くのかもしれませんし、夏場の強い光の元では
ニコンが性能を発揮するとか、そういう描写性向の違いというものがあるかもしれませんね。
ニコンのレンズで言えることは、黄色がよく出るということです。それで夕日なんかでは、どっと
色がでてきますね。緑なんかを撮っても黄色の比重が高いです。こういうのも多分、コーティング
の違いでしょうか。
もっともこういうレンズ遊びをするためにソニーを買ったのではなくて、あくまでも安全なカメラを
目指した結果としてのミラーレス・ソニーなんでして、異種レンズを着けるというのは余録です。
とは言ってもソニーにニコンを着けると、ピントはMFですし絞りも実しぼりなので極めて安全な
カメラとなるのは確かです。