メーカー名 | RICOH IMAGING COMPANY, LTD. |
機種名 | PENTAX 645Z |
ソフトウェア | SILKYPIX Developer Studio Pro 8 |
レンズ | |
焦点距離 | 0.0mm |
露出制御モード | マニュアル |
シャッタースピード | 30sec. |
絞り値 | F4.5 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 500 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 4000x3000 (5,294KB) |
撮影日時 | 2018-10-22 04:29:33 +0900 |
松川大橋から東の空を望む。
228枚を比較明合成しましたが、645Zのシャッター不具合により
うち11枚が真っ黒なJPEGとして出力されて星が途切れ途切れになってしまいました。
ということで残念ながら645Zは入院となってしまいました。
当分の間はMark2になって戻ってきたK-1が代役となります。
あらまぁ、たいへん残念な結果に。
しかし素人の私には、輝点の欠損が具体的によくわかる写真となっています。(^^ゞ
11枚ですか?連続したのがあるみたいなので13枚くらいではないですか。
修理代、結構な金額を請求されそうですね。中判カメラはシャッターがそんなに強くないように
感じます。むしろこういう連続撮影は機械的に丈夫なK-1の方が向きそうですね。
中判カメラは業務用を除いて、ペンタックスとフジが出していますが、ボディの金額も高いわけ
ですが、もしもの時が修理代がべらぼうな気がしています。その点、APSやフルサイズだと
数が多く出回っていますので、何なら中古をという撰択もあります。
中判カメラ、実に魅力的なんですが。。。
ところでNSBテクノスというのはペンタックス専門の修理会社なんですね。ペンタックスOBが
修理をしているということで信頼がおけそうです。
今回はシャッター回数も四千回未満で保証期間中なので無償ですが、
バラしの伴う修理だと生産国であるフィリピンの工場に輸出することになるそうです。
ちなみに東京のSSでバラせるのはK-1迄ということです。
最近のThinkpad等に見られる上位機は米沢生産とかの傾向だと
普通逆のような気もしますが。
あと、NTBテクノスさんにはFA28mmとFA20mmの修理でお世話になりました。
元からガラスに入っていた傷とかはどうしようもないですが、
カビ曇り等はレンズの再接着等の工程も含めてしっかりなおしてくれました。
ただ、代表のN村さんはもろに職人さんのせいか
修理内容の説明がめっちゃ細かくて途中で電話を切りたくなるくらいでした(汗
特に大事にしてるレンズとかでうっかり高めの修理予算を提示すると
見積もりもなしに徹底的な修理をやられてしまうこともあるので
現物見てもらってからどのレベルまで直すか相談した方がいいです。
(私はFA28でヘリコイドOHまで勝手にやられてました(笑))
DawnRampさん、645Z、保証期間中で良かったですね。(^^
私の方のレンス修理もピカピカになって戻ってきました。今度は別のレンス(ピント・ヘリコイドの
グリス切れ)を出しました。キタムラ経由のゼネラルという修理会社です。
ペンタックスの中判がフィリッピン生産て、修理も国内で出来ないというのは初めて知りました。
新聞を見ると最近の「品質検査不正」というのは、非常に根深い問題のようでして、日本企業の
国内生産工場は投資が鈍くなり設備は古いままで、また人材も不足しているとか。
日本企業と言えども現在は世界各国に工場を持つ世界企業でありまして、既に人件費の安い
海外企業がメインになっています。工場設備の投資にしても海外工場が優先され、国内工場は
やがて消滅するかもという危機状態に置かれているようですね。
海外工場への投資が盛んになったのは2008年くらいからのリーマン・ショックから顕著です。
これまで日本企業は国内工場をマザー工場と位置づけ、その現場からのカイゼン努力で生産効率を
高め、得られたノウハウを海外工場に移転してここまでやって来ました。それが根本から崩れつつ
あるという気がしています。
日本企業の製品は高品質、とりわけ国内で作られたものは高信頼だったのですが、これからは
そうでも無くなってくるのかもしれません。日本神話の終わりの始まりでしょうか。
国内工場に、ロボット化で生産現場を戻すっていうことが望まれるわけですけど、そうなってくると
以前のように、貿易黒字で日本バッシングが再来します。むつかしいところです。
NTBテクノスさんは、レンズの再接着等の工程もできるんですね。ということはレンズのコーティング
の再蒸着ができるということなんですか? そうだと、例えばオールドレンズで最初からコーティング
度合いの低いレンズを、新規にマルチコーティング化にするっていうことも可能なんでしょうか。
もしそれが可能だとすると面白いですね。