メーカー名 | RICOH IMAGING COMPANY, LTD. |
機種名 | PENTAX 645Z |
ソフトウェア | SILKYPIX Developer Studio Pro 8 |
レンズ | |
焦点距離 | 55mm |
露出制御モード | マニュアル |
シャッタースピード | 20sec. |
絞り値 | F9.0 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 4000x3000 (4,673KB) |
撮影日時 | 2018-12-16 04:50:25 +0900 |
先日撮影した場所から同じく645にて(シャッター持病の様子見も兼ねて)。
星を長く流したかったので90分ほど回してみました。
忘年会シーズンで花火もあったことからLED屋形船の光跡が
あまりにも多すぎて合成の過程で消していくのがなかなか骨でした。
(276フレームを比較明合成)
前回の・・・https://photoxp.jp/pictures/198371
中版の55ミリ(広角?)とライカ判50ミリ(標準)との比較になるんですが、左右(長辺)の画角と
いうことではさほど変わらないのか?(中版が少しばかり広いか)、という感じですね。
中版デジタルと言っても面積比で2倍くらいなので、しかも長短辺の比率の違いのこともあり
ます。
考えてみればAPSカメラとフルサイズでも面積比2.3倍くらいの違いだったかと思いますが、
中版/フルサイズ比はそれよりもやや小さいのだということですし。
また普通は画角は対角線比で測るんですけと、実際的な撮影的としては長辺がどこまで広く
写せるかが問題です。
APSやフルサイズの3:2と、中判やフォーサーズの4:3とは、そういう実戦画角として考えると、
フルサイズは画角的に頑張っているなという気がしますね。
なお、3:2が良いのか、4:3がよいのかは好みの問題ですが、風景の広角レンズでは3:2が
よいと思うし、同じ風景でも縦位置撮影だと4:3が良かったりするので何ともいえません。
星空撮影だとなんとなく4:3が良さそうな感じですね。
次に画質のことですが、今回の写真と前回の写真を見比べて、思いのほかフルサイズカメラは
頑張っているという印象を持ちました。恐らくオリジナル写真を見れば、中判優位の画質は歴然
だろうと思いますが、投稿写真として、3GB程度に圧縮してしまうとその差はあまり感じられなく
なるのかもしれません。
しかしながら、読者の経験でもAPSとフルサイズの画質の差はやはり決定的で、それは中判と
フルサイズでもきっと同じだろうと思われます。中判写真のオリジナル画像は、きっと、もの凄い
んでしょうね。
比較明合成ソフトに関しての、DawnRampさんの最近の投稿記事とお写真をダウンロードさせて
いただきました。今は余裕かありませんが、いつか時間の余裕が見いだせたら私もやってみたい
と考えています。あれもしたい、あそこも行きたいと願ってばかりで、何一つ願望は叶わないの
ですが、下準備だけはコツコツとやっておきたいという気分ですかね。(苦笑)
ペンタックスは6x7とか6x4.5とか含めて様々なアスペクト比を抱えているので
フィルムの対角長を標準と定義しているんだったかと思います。
ということで645デジ(44x33)なら対角線長は55mm、135フルサイズ(36x24)なら43mm、
APS-C(24x16)なら28mmを標準と見なしているので
いわゆる35mm版換算50mmというのはやや狭く感じてます。
アスペクト比はどっちもどっちですが、最近はPCの画面が16:9なので
壁紙に仕上げる前提なら3:2が望ましいですが、縦構図なら4:3にしたいですね。
135版フルか44x33かという点ですが・・・
もっとも645デジは元々センサーよりも二回りも大きい645フィルム用の
マウントでクロップして使うので周辺まで画質が保証されているという点。
その点では135版のマウントでクロップして使うAPS-Cも同じです。
逆にAPS-Cのマウントにフルのセンサーを載せて四隅がケラれているのを
デジタル補正の力業でカバーしているメーカーもありますが・・・
自分は最終保存サイズは4K画面の壁紙にすることを想定した横幅にしているので
どのフォーマットでやっても大差無いと言ってしまえばそれまでですが、
実際のところは4K壁紙でもきっちり仕上げればA3やA2どころか
A1クラスの大判印刷にも耐える品質は出せると思ってます。