メーカー名 | SIGMA |
機種名 | sd Quattro H |
ソフトウェア | SIGMA Photo Pro 6.5.4 |
レンズ | 18-35mm |
焦点距離 | 18mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/100sec. |
絞り値 | F3.2 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2064x3096 (7,667KB) |
撮影日時 | 2019-04-22 01:35:35 +0900 |
最近ちょっと、根本的なそして本質的な疑問が出てき始めています。
写真に於いて、本当に画質というものは正義なるものなのか善なるものなのか、ということです。
少なくとも、画質とかが本当に人間を幸せにするのかどうか。もしかすれば不幸をも齎す可能性
だってありやしないかということなんです。
画質の良いカメラやレンズというのはその画面に見惚れてしまうでしょう? 発色やコントラストとか
いう画質も解像力(画素数)でもそういうところは同じです。そういうことでは良い画質というのは
正義で人気者です。
しかしそれが本当にユーザーの為になっているのかどうか。それを改めて問うと、画質=幸福とは
言えないかも?ということです。それどころか過ぎたる画質はユーザーにマイナスをもたらすこと
だってあるんじゃないですかね。
撮影した画像をPCで現像して調整もしてと、そんな具合でモニターとにらめっこをするんですが、
おそらく良い画質の場合は、その凝視時間は長いんじゃないかなって思いますね。それもただ
ぼやーと眺めているんじゃなくて、眼と脳はかなり酷使するくらいの状態になっていると思います。
良い画質、加えて解像力が大きいと(高画素)、さらに脳の疲労度は大きくなると思います。
私の場合は随分以前から高画素カメラは避けています。これはテキメンに眼と頭の疲れが出て
くるって分かったからです。それで今はもっぱら低画素カメラを意識的に使っているんです。モニター
も敢えて小型のものを使用していますし。
しかし同様に画素数だけでなく画質というものも良すぎる場合は同様に眼と脳を酷使するんだろと
いうことなんです。
そんなわけで極論をいうと一番、眼と脳に優しいのはコンデジのカメラかもしれませんね。
シグマカメラの現像は大変に時間が掛かります。それは現像ソフトの性能が低いというのではなくて、
扱う画像が極めて高画質だからです。加えて高画素でもありますし。
シグマ画像を現像したり処理したりするのはパソコン泣かせです。パソコンは機械だから文句も言わず
必死でやっているわけですけど、考えてみると同じような必死さがユーザーの脳内でも起きているん
じゃないですかね。そのことに我々が気が付かないだけで。
こういうことは今まで発想すらなかったんですけど、パソコンが大変だったら、きっと人間の脳だった
大変なんじゃないかということですよ。
シグマの画像を撮るためには、まずカメラが大変。カメラは発熱しながら撮ってますから。
次に、データを受け取ったパソコンが大変。必死で現像して偶にフリーズしたりするほど。
ここまで大変が続くと、きっと(多分間違いなく)その画像を見る人間も大変なんだっていうことです。
そういう子どもでも分かることに、これまで思いが寄らなかったんです。迂闊でした。
私が今使っているカメラ。低画素です。だいたい1千万画素前後のカメラです。むろんベイヤー機です。
これらのカメラの現像も処理も瞬時で可能です。そういうカメラの画像をモニターで見ていても疲れる
っていうことは感じないですね。カメラもパソコンも人間の脳も疲れないですむ画像なんです。
こういうのはいつもの話の電磁波問題とは関係がありません。純粋に情報処理の問題なんです。
良い画質も高い解像度も扱う情報量が飛躍的に大きくなって、媒体に大きな負担をしうるということ
なんです。それは機械も人間の脳も同じだということ。
それでシグマのカメラは困ったことになります。最大の長所が最大の短所欠点になるということ。
シグマのカメラを使う人はそこのところをよくよく考えてやらないと、返ってマイナスを抱えてしまうと
いうことかも知れないんです。
クワトロHを導入しました。24-105付きです。無論中古。なかなか時間がとれずで撮影できなかった
んですがやっと撮影出来ました。最初なのでLOW-RAWではなく通常モードで撮影。現像は1/2モード
です。600万画素くらいになりますか。これはちょうどLOW-RAW撮影した場合と同じピクセル数に
なりますかね。次回からは最初からLOW-RAW撮影で行くつもりです。
写真の撮影レンズは18-35です。フルピクセルモードで撮影、1.35倍して18ミリならば24ミリとなります。
バッテリーグリップも手にしましたが、不調部分があったので返品しました。実は撮影をしていて
大変に発熱することが分かり、グリップ付きでは熱が放熱できずエラーが出ることが分かりました。
買わないほうが正解かもしれません。
シグマにしてはAFは速く、それよりもとにかく正確だということです。これが最も嬉しい点。バンバンと
撮り過ぎて、バッテリー交換時やメディア交換時に(書き込み終了まで)延々と待たされました。
やはりこれ1台では撮影できず、サブ機としてdpクワトロが必用になりますね。
手持ちの古いレンズ全てが正常動作しました。古いレンズはさすがにAFは遅いです。撮影時の
ピント拡大も容易にできてMFレンズでも使用に不便はありません。
EVFは安っぽいですがモニターは綺麗です。モニター見撮影では良く出来たカメラです。
宝の持ち腐れになるかも知れませんが、このカメラはLOW-RAWの600万画素カメラとして使っていく
つもりです。古いCCDカメラが600万画素だったので親しみのある画素数となります。
しかしそれでもソニーなんかと比べると電磁波は出ているし現像も瞬時というわけにはいきません。
やはり私のメインカメラは既に低画素ベイヤーカメラになってしまったんだと再確認しています。
あなた、とっても幸せそうですよ。
相手してくれる人が出てくるといいね。
kusanagi さん、こんばんは。
はいはいはい、私が食いつきましょうかね~いやいやいや知識が乏しいからやめましょうかねぇ~。
結論から言うと【撮り手が満足できるかどうか】【機材への思い入れの強弱】
なのではないでしょうか。
コンデジやスマートホンで撮ったものでも素晴らしい写真がたくさんあります。
スマホやタブレットで撮って撮り手が満足できればそれで良し。
私の場合を振り返ってみると40Dの時はフィルム時代のレンズで撮っていました。
下手は下手なりに満足しておりましたが皆様のお写真を拝見するにつれ
【マクロはLレンズの方がいいんじゃねぇ~の?】でEF100マクロを買い
【フルサイズなら・・・・・】で5D24-105f4セットに飛びつき
【どうせなら憧れの・・・・・】で現在に至っている状況です。
その間、EF70-200Ⅱ等々買っては手放しの繰り返しで今は
24-105一筋になっちゃってます。(;^_^A
ろくに使いもせずに売ってしまったカメラやレンズたちにはすまなかったなぁ~と思ってます。
ですから私は気に入ったカメラとレンズでこの先も楽しもうと思ってます。
1DXⅡも考えないわけではないのですが動きものを撮らないし
1DsⅢが気に入っていますので・・・と言っておくことに。^^
シグマの画質論の続きです。まずは私事から自分の記憶をたどります。
経験的に見てSD15とかDP初期型の500万画素出力(×3の総画素数)までは、シグマ画質に
違和感がなかったというか、精神的に制御出来ていたんだと思います。
ところがメリルの1500万画素出力(×3の4500万画素)を購入してから違和感が出てきたことを
覚えています。私としては2014年くらいから厳しくなって15年にはシグマを使うのを止めました。
この2015年は、仕事はミスが続いて危うく大得意先を失うところだったんです。なんとか粘りで
カバーしましたけど、ほんとに危うかったわけで下手をすると失業していたもしれないですね。
それでシグマをやめてから自分の運の凋落は止まったと感じてます。
実はそれ以来、シグマはまともには使っていません。たまに取り出して使うのですが1回限りで
終わったりとか、撮影しても見なかったりですし。またクワトロはLOWでの撮影になってますから。
メリルはもう15年以来ほとんど使ってないです。
シグマの場合、もしかすると現像に時間が掛かり過ぎるのがよくないのかな?と思ったりしたん
ですが、それならば数百ショットでも専用PCで一括処理現像をして、その後のTIFF画像を見れば
よいのですけど、実際にそれもやっては見ましたが、やはりシグマの画像を見るのは億劫なところ
がありました。かなりなデータを自動現像しましたが見ないまま眠ったままです。
やはり自分はシグマ画像を恐れているところがありますね。
よくよく考えると、シグマは500万画素(×3)くらいまでは私の脳で処理できるのだけど、それ以上
はオーバーワークとなるみたいです。今もちょくちょくは使っているdpクワトロのLOWは500万画素
くらいですね。SD15などと期せずして一致してます。
クワトロHだと少し多いんですが、だいたい此処くらいまでしか私の場合には脳内処理はできない
んじゃないかって考えるようになってます。
笑休さんがHを購入して、それでフルサイズには行く必用はないのではないか?と感想を述べて
おりましたね。最初はシグマ・フルサイズから話は始まったんですけど、次第に話は変化して、
シグマはクワトロHまででよくて、シグマ・フルサイズはパスして、むしろパナソニックでも良いんじゃ
ないかって、そういう話すらも出ていました。
こういうのは非常に興味深いです。やはりシグマのベテランの話は深く参考になるんです。
今回私もHを購入しましたが、笑休さんの書いていたことを再検証するという意味合いが大きかった
んですね。シグマのユーザーで、そのシグマのことを書いてくれる人って滅多にいませんからね。
ところでベイヤー機ならばそれが数千万画素であろうとも、フルサイズであろうとも、シグマのような
違和感は感じなかったということです。現像や画像疲れのようなものは特別にないわけですね。
私も3500万画素までのベイヤー機を試しましたが、あまり魅力的には感じなかったのですけど、
シグマのように夢中になることもないしで、放置したままですね。
やはりシグマのフォビオンやメリルやクワトロは特別な魅力があります。それは画質がベイヤー機
とはぜんぜん違うからですね。カラーフィルターを使って人工的にカラー化したものは、フォビオンの
シリコンからマイニングしたカラー画質とは比べるべくもないからです。
そんなわけで人はシグマの画像にトリコになってしまいます。
しかしそれが、シグマの画質の魅力が、本当にユーザー自身を幸福にしてくれるのかと問えば、
あながちそうでもないのではないかな?と、そういうことなんですよ。
シグマの画質は普通のデジカメとは違い、圧倒的に優れた画質をそして解像力を提供してくれます。
これは間違いのないところなんですが、その画質をユーザーが人間的に制御できるのか、ということが
新たな問題になってくるんです。
この人間側の制御の方法をこれまで色々と考えてきたところがあります。しかしそのどれもが成功
したとは言えなかったんですね。自分的にはすべて失敗に終わってしまったという感じです。
そしてシグマの絵が他とは違うのは画素数だけでなく、膨大な垂直的画質があるからですね。
高さと深さがあるんです。横だけでなく縦の情報量がとても大きいんです。
いままでこの縦の情報量は善なるものとして捉えてきたのですが、もうそうとばかりは言ってられない
ような気がしてきたんですよ。
裏街道さん。シグマ以外のカメラでしたらなんでもいいですし、この話に関しては安全ですよ。(^^ゞ
シグマだけが別格のカメラなんです。禁断のカメラ、とでも言ってよいでしょうか。しかし普通の人は
シグマは買いません。買っても手放してしまいます。あまりにも使い難いカメラだからですね。
しかし画質の魅力に魅入られたごく少数のマニアだけがトリコになってしまうだけの話です。
ユーザー人口は極めて少なく、よって世論を喚起することもありません。(笑)
なお、シグマの画質に関しては、ご自分で使ってみないと何も分からないところがありますね。
カメラ機材はメジャーな一般的なものが一番良いのではないかという気がしていますよ。そして
性能は少し劣るっていうくらいのものが結果的に良いように思いますね。
昔ある人がデジカメは脳に直結した視神経の一部というくらいの意味を語っていたのですが、私も
最近はそういう気持ちを強くしています。
コンピューターも常に持ち歩くスマホから最近はAIという具合になってくると、場合によっては人間の
脳内を侵略してくるという感じがしてきますよね。
そういうように考える時、デジカメもあまりに優れたものは返って人間のほうが負けてしまうというか、
逆に困ったことになるのではないかという気がしてきたんですよ。
私はもう最近は古いカメラにしか興味がなくなっています。