メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS 70D |
ソフトウェア | Digital Photo Professional |
レンズ | TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2 A025 |
焦点距離 | 200mm |
露出制御モード | マニュアル |
シャッタースピード | 1/197sec. |
絞り値 | F3.2 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 400 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2000x3000 (3,611KB) |
撮影日時 | 2019-08-11 00:41:18 +0900 |
このミニチュアワールドは、やはり田中氏が構築する世界であり、他者が田中氏の写真作品のように撮影することは当然、無理があります。しかし、眺めて、撮影していると、いろいろ想像したり、思い出したりすることがあって、ほんとに楽しい時間でした。
また、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」のオープニング映像を田中氏が作成されたために、氏の作品世界が昭和を再現するものだと誤解しがちですが、あくまで「日用品を使って別のシチュエーションを演出する」という「見立て」技法による作品であって、特定の時代にイメージを限定しているわけではなさそうです。
氏は昭和56年生まれですから、おおむね、500円玉と同じだけの時間を生きてこられたわけで、私より二回りほど若い世代にあたられます。現在、職場でも趣味世界でも、このくらいの年代の人と話す機会が非常に少ないので、「どんなもの食べてるの?」「デジタルネイティブってもうちょっと若い人なのかな?」「昭和覚えてます?」「漫画は何を読んでましたか(激爆)」などとお話してみたいものです。
そういうことが写真やその他の肥やしになる、ということもあるかもしれませんが、そういう動機ではなくて、単純に聞いてみたいですね。
むこうがこちらに聞きたいことは「なんにもない」かもしれませんが、ふははははは。
私よりだいぶ上の世代(二回り上)には、昭和20年代、30年代の記憶を教えてもらいたいように思います。また手厳しくご意見いただくかもしれませんが(^^ゞ、マンガ話での「巨人の星」について、生活面の描写にほんとにリアリティがあるのかどうかも、実は疑っている面もありますので。
あんまりリアリティを言いすぎると、写真も漫画も楽しくなくなるものだとも思いますが、うんうん。
漫画ではなく映画ですが、「男たちの大和」(2006年実写映画)
について、呉の海軍墓地の慰霊祭で、乗組員方が「再現性は評価できない(しぐさや用語の発音など)が、最後まで見ていると、もうそんなことどうでもよくなってしまって、とにかく泣けた」、とおっしゃっているのを聞いたことがあります。(この話、何度もしましたね、ごめんなさい)
リアリティとは、結局そんなものなのかもしれません。