陰影礼賛 ~光のコキア~
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 70D
ソフトウェア Digital Photo Professional
レンズ 135mm F1.8 DG HSM | Art 017
焦点距離 135mm
露出制御モード マニュアル
シャッタースピード 1/790sec.
絞り値 F2.0
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 2000x3000 (4,138KB)
撮影日時 2019-11-02 20:10:03 +0900

1   S9000   2019/11/8 21:33

 陰翳礼讃、という字をあてるらしい、本来は。
 谷崎潤一郎氏の「陰影礼賛」は、高校の現代国語教科書に掲載されており、読みました。
 ネットでも読めますが、これはどうも適宜な挿絵のある紙本で読みたい気がします。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001383/files/56642_59575.html

 とはいえ、陰影礼賛は別に行灯や障子や書院づくりだけに限ったことじゃなくて、どこででも、何にでも見出すことができ、自分なりに楽しむことができます。洋物は別に光沢だけを追求しているわけでもないですし。ただ、谷崎氏が生きた時代の気質や空気は私にはわかりませんで、変な方向にむかっていると危惧されたのでしょう。
 得意種目とは言えないが、やっぱり屋内での静物撮りより、外に出てこういった撮影をするのがいいですね、守備範囲はジョジョに広げていくとして・・・
 

2   Kaz   2019/11/9 05:51

淡いピンクか薄紫の丸ボケを"さりげなく" 配されてますが
何の花なんでしょうかね。

谷崎潤一郎の作品が高校教科書に掲載されてるのですか。
彼の耽美な作品を教科書に採用したら日本の教育もスゲー、
と感心するところなのですが、それは、まずないか。

彼のお孫さんがうちのカミさんの親戚の男性の奥様で、
旦那様が退職後はお二人で旅行に出かけることが多く、
NYで何回かお会いして案内や食事をしました。
日本文学史に名を遺した文豪の唯一の直系の方が
文豪の実物大DNAとして目の前に居るというのは
少し感動ものの経験でした。

3   S9000   2019/11/9 07:50

 それはすごい体験ですね。大文豪の直系の方とは。
 Kazさん交友範囲広いですね。私は最近、写友以外のお友だちと会ってないなあ。
 耽美系の作品はなかなか教科書向きではないですが、中学校では、教科書(副読本だったか?)に、ソ連の若者たちの、夏期キャンプを舞台にした軽い恋物語が掲載されていたものです。ところが国語教師(中年女性)が、意図的にその箇所を飛ばし、生徒からブーイングがあがったことが。なぜでしょうね、別に淫靡な描写があったわけじゃないですが・・・
 私の一回り下くらいの世代が、中学校が一番荒れた時代で、私の頃からその芽があったので、学校も何かとピリついていたのかも。

4   yama   2019/11/9 16:11

コキアの玉ボケ写真に挑戦したが難しくて諦めました。
さすがはS9000 さんの撮影技術は素晴らしいです。

5   S9000   2019/11/9 22:52

 あはは、技術・・・ではないです、たまたま玉ボケ条件が整っていたものです。でもありがとうございます。
 この場合はコキアが影になってしまうので、ちょっと無理やり、陰影礼賛を持ち出しました。コキアのきれいなピンクと玉ボケもコラボさせてたいものですね。

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