カワセミの観察(その1)
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 70D
ソフトウェア Digital Photo Professional
レンズ 180mm
焦点距離 180mm
露出制御モード マニュアル
シャッタースピード 1/1328sec.
絞り値 F2.8
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 400
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 1733x2599 (3,576KB)
撮影日時 2019-12-18 21:45:14 +0900

1   S9000   2019/12/18 22:21

 本日のお昼休み、縮景園にて。
 wikipediaに「カワセミは個体によっては深くもぐるために一度飛び上がってからダイブする」と書いてあるのですが、この個体は、左に見える岩の上にとまっていた状態から一度飛び上がって、そこからダイブ体制に入りました。
 この一枚が連写一枚目で、連写三枚目がくちばしが水面につっこんだ状態、四枚目で獲物をゲットしてしぶきをあげて水面を離れる様子、五枚目で水平飛行、六枚目で元の岩に着地していました。
 70Dの連写はコマ間約0.15秒なので、飛び上がってダイブして岩に戻るまで約1秒というところでした。
 精密にフォーカスするのは難しい・・・・

2   kusanagi   2019/12/23 20:54

そうですか。135と180の45ミリ差は大きいですか。たしかに135ミリはISがないのが大きいですね。
もっと突っ込むと、ISなしの135ミリ、1/400で手ブレがでますか。(静止撮影の場合) 確かに70Dは
フルサイズに直せば5000万画素ですからね。出始めてるスピードではあるんですが、そこは数撃って
良いのを探すっていうのが普通のやり方ではないのですか。歩留まり率が1割を切ると考えなければ
なりませんが。
それから基本的に70Dでは無理なような気がします。やはり7Dマーク2以上でないと。当然バッテリー
グリップは必須。これがないとまともにカメラすら持てないですよね。とにかく70DはAFも弱いし剛性感
がないですから。そしてMFはファインダーが良くないので出来ません。
野鳥撮影はとにかくバリバリに高速連写して枚数を稼がないといけないようですね。しかしそれを
やると体がやられます。(私の知人はそれで難病になりました) それで最近はミラーレスに換える人も
いますよ。
とにかく、野鳥撮影や動体撮影は鬼門ですわ。機材は高いし撮影数は多くなるし(野鳥は鳥がいない
時の方が多いのでそうでもないけど)、さらにプロ機や超高画素カメラや超望遠レンズは欲しくなるし
で。まあ、私が書くと説得力はないんですが、ベテランのGGさんやyouzakiさんなんかは良く分かって
いるわけです。しかし紳士ですからズバッと言ってくれないでしょ。大人の対応しかしてくれないです。
そうそう、動体撮影が危険というのは、以前こういうのがありました。
私がよさこい踊り撮影をしているのを知りあいが知って、その彼はモデル撮影が好きだったんですね。
高い金を出してモデルなんか呼んでました。それでなんと、いつの間にか彼もよさこい撮影もするよう
になったんです。彼は独身だったのでかなり熱を入れあげてやってましたね。よさこい踊りは若い娘が
着飾って化粧して激しく踊るわけですが、女性好きにはたまらない素材だったようです。私は純粋に
時代風俗として捉えていただけですけどね。彼は勝ち気な性格だったので自分よりも魅力的に女性
撮影をしている人間がいるのが許せなかったのでしょうね。とにかく勝ち気な人間は損をします。
ところがそうこうするうちに突然、彼はよさこい撮影から去ったんです。後で聞いた話ですが勤めていた
会社を首になったのだと。どうやら、よさこい撮影に夢中になりすぎてしまったようですね。
とにかくそれほどに動体撮影というのは危険が危ないんです。自分を見失ってしまうんです。今回も
オチは、あぶないあぶない話でしたね。

3   S9000   2019/12/23 22:08

わんばんこ~。まずは本人認証から。うんうん、大丈夫、今日も(略)
 そうですね、うん、それはあぶない話ですね。kusanagiさん。意外と勝気な人間だったのですね(爆)
 それでいいのですよ、負けたっていいじゃないですか。人間、誰だって最後には敗北します。kusanagiさんにせよ、そのよさこいの人にせよ、敗北を楽しむことも重要です。

「果てしなき闘いあるのみ。栄光の後にも。敗北の後にも。」
(「巨人の星」における星一徹のセリフ)

 このセリフ回しが記憶に残ったのは、「勝利の後にも」ではなく「栄光の後にも」としたところでした。
 ぢや、漫画話。
 「巨人の星」の主人公、星飛雄馬は、体格に恵まれなかったことを嘆く以前に、敗北への耐性がなさすぎました。苦労して編み出した魔球が一度でも打ちこまれると、監督の指示もなく降板し、そのまま球場からも去ってしまう。これは立派な職場放棄。
 その結果、川上監督から「100%か0%か、両極端に傾きすぎだ。どんな実力者も、3本勝負の2本を取れれば立派なものだ」と諭されるのですが、飛雄馬は「なんと言われようと慰めにすぎん」と内心不満で、納得しませんでした。
 野球で2勝1敗ペースは、勝率6割6分で、立派にぶっちぎり優勝ですね。日本シリーズでも普通は4勝2敗でしょう。最近そうでもないですが。
 この「敗北への耐性のなさ」は、続編の「新巨人の星」では多少改善されますが、ライバルに打たれると動揺してしまう欠点は解消はされませんでした。それでも、「新巨人の星」最終話は、魔球を打たれた傷心を、「親子+伴の3人で海を眺めてしばし休息し、不死鳥としての復活に備える」という、旧作ではありえない情景で完結しました。
 何かと不人気な「新巨人の星」ですが、私が全巻通して読んだのは、劇中の飛雄馬と同じ年齢の頃だったので、非常に共感しました。で、そのラストシーンをまねて、ストレスがたまったら夜の海を眺めに行ったり(ちとあぶない)、窓から月を眺めたり、と。あははは。

 ちなみに星飛雄馬の劇中での勝利数は、新旧合算して40~50勝くらいと思われますが、「一度負けるとすぐに行方をくらます」ため、連敗がないため、敗戦数が極端に少なく、10敗くらいしかしてなさそうです。

 とはいえ、私も敗北だらけですね。これまでの人生の中で栄光なんてないですよ、そもそも。
 だから「果てしなき闘いあるのみ。敗北の後にも。惨敗の後にも。」
 それにしても、栄光に輝く人なんて周囲にそうそういないですね。同窓会に参加して、一番の出世頭が誰、と話題になってもこれといった栄光の例は聴こえてきませんでした。平凡が一番、なのかな。
 そんなわけで(どんなわけだ)私は、可能な条件の中で撮影活動をする主義なので、鳥を撮るために機材を拡充することは考えていません。70D+180mmは、鳥を撮るための十分条件とは言えないのですが、必要条件はクリアーしていると思っています(*^^*)

 前置き長かったな。ごめんごめん。
 カワセミにもう少し近づける状況であれば、別に135mmと手持ちでもいいと思います。ISOをもう少しあげれば1/500でいけるでしょう。しかし、縮景園の場合は、意外とカワセミに近づけるほうなのかもしれません。川の中州とかだと近づきようがないのですが、縮景園の地形上、池の中の築山(島)と周囲にめぐらしている岩塊にカワセミがとまり、また松の木も活用するのですが、一番よい条件だと、4mくらいの距離になります。
 そして、その場所は、水深が浅く、冬場には小魚が避難しているようで、カワセミとしてもよい餌場になりそう。ただし、観光客が通る園路に近いので、休日は厳しいですね。そこで平日の昼休み、わずかな時間でもそこをチェックするようにしてます。

 まあ自分を見失わないことですね。できる範囲で頑張りましょう。ところで、kusanagiさんのいうことに説得力がないわけぢやないですよ。読み解くには、その背景を理解しておく必要があるだけです。氏にいろいろと苦言を呈する人も多いのですが、彼がなぜこういうことを書くのか、彼の身の上にそもそも何が起こってこうなっているのか、を理解していれば、感情を害するようなこともないと思うのですが、いかがでしょう、諸兄?

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