手水
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 70D
ソフトウェア Digital Photo Professional
レンズ 180mm
焦点距離 180mm
露出制御モード マニュアル
シャッタースピード 1/664sec.
絞り値 F2.8
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 2000x3000 (3,443KB)
撮影日時 2020-04-30 00:55:50 +0900

1   S9000   2020/5/8 00:51

 手水の波紋を撮影するのをときどき楽しみます。水の勢いとSS、写しこむ光の具合で、いろいろ表情を変えますが、自然の湧き水を引き込んでいて、水量が大きく変化する手水(三瀧寺)などは、こんな表情だろうと期待して訪れる楽しみもあります。
 この手水は東広島市福成寺のもの。

 漫画ないしドラマ話ですが、最近、タイムスリップものを鑑賞してます。
「信長協奏曲」「JIN」「信長のシェフ」「アシガール」等。
 歴史タイムスリップものは、「歴史を知る者が、歴史上の人物と関わってしまうことで歴史を変えてしまう」という命題にどのような答えを導くかが見どころですが、おおむね次のようなパターンが観測されます。
パターン1「歴史には勢いがある」解釈 
 歴史には勢いがある、自衛機能ないし自己完結機能が備わり、乱そうとするものは排除されてしまう。ドラえもんがこの考えです。
パターン2「タイムトラベラー自身が歴史を形成するパーツである」解釈
 タイムトラベラーが過去に関わることで歴史が変更されるではなく、その関わりが歴史そのものであるという考え。例えば、本能寺の変を阻止しようとして、黒幕を探す、明智光秀を説得するといった行動をとる。しかしその行動が光秀をして暗殺を決断するに至らしめる、つまり結果から見るとタイムトラベラーが黒幕になってしまう、歴史の結末は変わらないパターン。
パターン3「歴史は偶然ではなく意思に基づく必然である」解釈
 本能寺の変で言えば、現代人がタイムスリップして信長に逃げるよう伝えるが、信長は「自分が死んだら世の中は乱れるのか」と問いただす。現代人は、信長の死後の歴史を伝えると、信長は「自分はそこまでの男、だということだ」と自己判断して受け入れてしまう・・・等。映画「本能寺ホテル」がこの解釈を採用。
 しばしば憤死する人物を現代人が未來へ連れ去り助けるというバリエーションもあります。その時代から消えてしまうので、歴史は変わらない。
パターン4「歴史上の人物こそがタイムトラベラーだった」解釈
 歴史上何らかの改革、偉業をなした人物は、タイムトラベラーとして歴史を知っていたがために先駆者となりえた、という解釈。ただし、タイムトラベラーが中途半端な知識と技能で歴史上の人物に相対したとき、その薄さを見抜かれて使い捨てされる、あるいは未来の情報を重要視されない、といったパターンも多い。
「信長協奏曲」では、斎藤道三が昭和時代の警察官が代務スリップした人物、という設定。将来天下人となる信長に娘を嫁がせるが、本能寺の変だけは阻止しようと試みるものの、そのはるか前に命を落とす。舞台装置としての「歴史の勢い」は発動されない。

 これらのパターンはほぼ出尽くした感がありますが、歴史人、現代人の夢、野望、葛藤、慟哭をうまく描くことで、例え結末がわかっていても楽しめるものです。「信長のシェフ」は未完なので今後が楽しみ。  

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