メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS 30D |
ソフトウェア | Digital Photo Professional |
レンズ | 17-50mm |
焦点距離 | 33mm |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/60sec. |
絞り値 | F4.0 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | スポット測光 |
ISO感度 | 400 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 3000x2000 (3,584KB) |
撮影日時 | 2008-08-30 23:46:23 +0900 |
以前投稿した子ツバメ写真の余剰部分にスーパーカー2台を重ねた画像。子ツバメはそんな獰猛なことありませんが、片目キラリでその雰囲気を。
久々に漫画話。漫画「サーキットの狼」で、この2台、ディーノ246GTとミウラSは、主役級のマシンとして活躍します。(劇中でのカラーリングは逆で、ミウラがイエロー、ディーノがレッド)
中盤、瀬戸内海塩飽諸島の孤島で行われる、真夏の耐久レース「流石島レース」で、この二台の改造マシンが出走します。しかしランボルギーニ・ミウラは、もともとの弱点である排熱問題が露呈し、序盤と終盤で二度も、過熱によるエンジントラブルが発生して後退します。(中盤は雷雨により冷却され、ペースも落ちたので問題にならなかった)
一方のディーノ246GTは、エンジンも載せ替え、徹底的な改造が施された、ディーノ・レーシングスペシャルとして出走し、終盤にフロント部分を軽くクラッシュしてヘッドライトを失うアクシデントに見舞われますが、ライバル車がそれ以上のダメージを受け、直進できなくなってしまうため、差を挽回して優勝します。
私がインチキ・マニュアルフォーカス法として自称している「ソーイング」は、劇中で主人公風吹裕也が、雨中でグリップを失った晴天用タイヤを少しでも食いつかせるために、タイヤを路面に擦り付けように行ったハンドル操作に由来してます。(なんのこっちゃ)
「サーキットの狼」における流石島レースは、たくみな伏線が配置され、登場人物たちの浮沈がドラマチックに描かれた傑作でした。ここが人気のピークでもありました。
実在しない改造車にフェラーリの名前を付けてプラモデルとして売り出したため、版権の問題もあったようですが、裁判沙汰になったとは聞いてませんね。また、「塩飽諸島の閑静な漁村であった流石島」は、本四連絡架橋のルート上にあり、サービスエリアが建設された与島をモデルにしているように思います。劇中描かれた、海上架橋コース「サーフィンライン(ビーチラインとも)」あたりにそのイメージがうかがえます。
実際、与島にもごく一時期ですが、レーシングカートサーキットが営業していた史実がありますたい。
作者の池沢さとし氏は、1975年頃に公表された、与島開発のイメージデッサンを参考にしたのかもしれません。
こんばんは。
サーキットの狼・・・懐かしいけど夢中には慣れなかったなぁ~。
主人公のマシンはロータスヨーロッパでしたっけ、今でもたまぁ~に出会う事がありますが目を引きますね。
でも、車の性能としてはライバル車の多くに及ばないと思われますが主人公は勝たなきゃいけませんからねぇ~(;^_^A
コメントありがとうございます(^^)v
そう、作者の池沢さとしさんご自身が「パワーのある大排気量車に乗った主人公が勝っても面白くないでしょ?」と言ってますね。
ということで「サーキットの狼」主人公、風吹裕矢が駆ったマシーンは、パワーでライバルをリードしたことは一度もなかったです。ロータスヨーロッパは、最後にはターボ過給までしてパワーを稼ぎますが、当時まだ未熟な国産部品を使った急造ターボだったため、回転数に制限がついたという、小さな注釈がついていました。
実はこれが伏線でして、熱くなった主人公はその制限を無視してエンジンを回し続け、レース終了後にエンジンをダメにしてしまいます。こうした、小中学生時代にわからなかった細かい伏線が、読み返すたびに気づくために、今でも楽しく読める作品です(^^)v