メーカー名 | NIKON CORPORATION |
機種名 | D800 |
ソフトウェア | Capture One 7 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 45mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/125sec. |
絞り値 | F5.6 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 320 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2734x4096 (7,202KB) |
撮影日時 | 2012-08-31 01:43:50 +0900 |
タムロン45ミリf1.8での撮影。D800に着けて撮ると綺麗です。特にD800は優れてますから。
アンバーかぶりをしていたので少し色調修正。
8月に入ってから雨もふらず気温も高くて撮影には向かなくなりました。そしてコロナですからね。
久しぶりに使ったニコン。やはりシャッター音がニコンサウンドしてますね。(^^ゞ
低速シャッターにも強く、ブレやすいイオスとは違います。
カメラはニコンの方が画質的に優れていますね。しかしこの優れているというのがアダになって
いるような気がしてます。少し難しい。普通の方はキヤノンが使いやすいですから。
平凡なキヤノン、こだわりのあるニコン、という気がしてます。
時代はもうミラーレスカメラになりました。しかししばらくはデジイチでやってみたいと考えてます。
コロナになって良かった(写真に関して)と思うこと。県内四国内での撮影ができ、より深く考える
ことができるようになったこと。被写体に関しても機材に関しても余計な目移りがしなくなった
ことでしょうか。考え方、やり方が変われば、(実際無駄な撮影はしなくなりました)、念願だった
超高画素高画質問題にも対処ができるのではないかと考えています。
どこにでもある有りふれた川ですが、こういう水辺の写真を撮り続けて長いです。しかしこれからも
こういう写真を撮り続けるでしょう。
デジタルカメラの画素数は、だいたい2000万画素前後でOKという感じですね。その数字は
PCモニターに映したときにそのくらいの画素数がベストになるからです。それで4000~6000
万画素というのは印刷してなんぼ、ということになります。
メーカーもそのことはよく分かっていて、カメラというカメラは大体そこら辺に落ち着いています。
1000万画素ということになると、今や4K動画のレベルなんでして、その1000万画素を静止画
写真でやるとなると不足感を感じてしまいます。
しかし1000万画素前後のカメラで写真をやるというのも、表現の方法としてはあり得るわけで
すね。個人的にはそういう低画素のカメラがもたらす写真をやっていきたいとも考えています。
不足感はハングリー精神にも通じると考えていますので。(^^ゞ
デジタル一眼レフが登場して20年、この20年で600万画素だったデジイチが4倍くらい増大して
2000万画素余になりました。では今後の20年でさらに4倍になるかというと、それはないと
考えます。人間の見る眼の能力がさらに4倍に拡大することはないからです。だふん20年後も
メインのカメラは出力的には2000万画素くらいだろうと思います。
画質も上がるだろうかというと、それも多分もうないと思います。現在の画質で十分だからです。
おそらく今のような形のカメラの進歩は、もう必要とされていないという気がしています。
今回、タムロンの単焦点シリーズのレンズを使ってみて感じたことは、画素数もシャープさも
あまり感じさせないところです。しかし見たいところは(つまりピントの合っているところは)十分な
解像力を持っているわけですね。
これは新しいレンズの行き方だと私は考えています。つまり必要とされているところに必要な
解像力とシャープさがあればよいのであって、むしろそれが自然であり、人間の眼と脳の構造
もそのようになっていますからね。
おそらくこれからのカメラの方向は、このタムロンのレンズが指し示しているような方向に行く
のではないかと考えています。
例えば、私はオールドレンズが好きなのですが、それは画面中心だけクリアであって、周辺部は
流れていてボケていて明度さえ暗くなるという、まさに生身の人間の眼の仕組みそのものだ
からですね。そういうような人間の眼を意識したようなカメラが出てくるのではないかということ
です。人間の目を模倣したようなカメラやレンズ。そのようなカメラがこれから求められているよう
な気がしています。
これからはレンズがモノを言う時代かもしれません。少なくともボケとピントを制御できるのは
レンズだからです。タムロンレンズのような行き方が高画素高画質時代のカメラを制御できるの
ではないかとも考えております。一応超高画素カメラのはしりとも言えるD800で使ってみて、
こんなに自然で高画素を感じさせないレンズは初めてというか、それがあまりにも自然に出て
くるので面食らっている気分なんです。
このタムロンのレンズをシグマカメラに着かないものか。
そう考えてしまうほど自然なピントであり自然なボケ具合なんですね。ピントのボケのグラデーション
というわけです。ピントとボケの織りなす美しいグラデーション。これこそが私が求めていたもの
ではないかという気がしています。