メーカー名 | SIGMA |
機種名 | sd Quattro H |
ソフトウェア | SIGMA Photo Pro 6.7.4 |
レンズ | 17-70mm |
焦点距離 | 17mm |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/100sec. |
絞り値 | F11 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 3616x4480 (24,883KB) |
撮影日時 | 2020-11-09 23:00:59 +0900 |
オートクロップ切で使用。
クワトロHのカメラは、APS-Hサイズのフォーマット形式となっていて、だいたいフルサイズ(フルフレー
ム)カメラと、APS-Cカメラの中間のセンサーサイズ(撮像素子)面積をもっています。
中途半端な。という気もしますが、利点としてフルサイズのレンズとAPS-Cのレンズを両方使うことが
出来るんですね。もちろん完全ではありませんが。
この撮影のレンズはAPS-C用の17-70ミリです。その最広角側ですので、おそらく3:2比率の長辺側、
この写真では天地(上下)方向の四隅は黒くケラれていたはずです。(それをトリミングしている)
このケラれる、というのはイメージサークルとか、もっと緩やかに言うとライトサークルと言うのですが、
絵が画像が黒くケラれてしまったという状態を言います。ちなみにフードを付けていればもっと大きく
ケラれていたと思います。フードというのは、APS-CレンズならばAPS-Cの撮像サイズにぴったりと合う
ように余計な画像を切る効果(即ち無駄な光を入れない)があるからです。
オートクロップと申しますのは、本来APS-Hのカメラを、APS-Cサイズのサイズに自動で切り替える
機構を言います。大は小を兼ねるといいますから、このようなセンサーサイズの切り替え(自動でも
手動でも)機構をもっているカメラは多々あります。4:3比率を3:2比率に変えるのもそのひとつですね。
この紅葉、というか黄葉の写真はハイキー調で現像(画像処理)されています。
木々の葉っぱが空に溶け込んでいて、詩的な雰囲気を与えていますね。青い空と白い雲と黄色と茶
のケヤキの樹でしょうか。ここから見る人によって様々なイメージというものが出てくると思います。
写真の面白さのひとつがこのイメージ、想像力の拡大です。
テクニックなことを言いますと、普通の写真は3:2ですが、この写真は5:4近くになっていて、こういう
縦位置で使うと、写真にどっしりとしたイメージを与えますね。