オタクのように爽やかに
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 70D
ソフトウェア Digital Photo Professional
レンズ EF-S24mm f/2.8 STM
焦点距離 24mm
露出制御モード マニュアル
シャッタースピード 1/395sec.
絞り値 F5.0
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 3000x2000 (5,368KB)
撮影日時 2021-04-03 23:39:53 +0900

1   youzaki   2021/4/5 07:05

カメラのオタク数多く見聞きしてきました。
私もオタクでレンズ沼に車を売りレンズを購入した事さえあります。

40年ぐらい前ですが公務員の知人がレンズ欲しさに窃盗をして人生を変えた方、鳥を撮影のため無理して60万円のレンズを購入した主婦等いろいろ見てきました。

年を取り花を撮りだし機材は何でも奇麗に撮れるので楽しいです。

2   S9000   2021/4/4 23:55

 そんな映画があったかもしれない(爆)
 オタクというと失礼かもしれませんが、今日、女性の撮り鉄さん3名に遭遇しました。ちなみに「Cという時代の下に(その2)」の新幹線は、N700シュークリームという最新鋭車両で、そのエンブレムを女性撮り鉄さんが熱心に撮影していました。
 こちらの写真に写っているのは、ご存じ500系。地上を走る機動物体としては、史上最強の24000馬力相当を発揮するそうです。ちなみにシロナガスクジラが1700馬力相当だとか。

 オタクで話をつなげますと・・
 「カメラが欲しい」(尾辻克彦著、正体は赤瀬川源平さん)は、「毎日カメラ」に連載したカメラ関係エッセイをまとめたもの。1985年の同誌休刊にあたって、書下ろし追記もあわせて発刊された単行本。私は、古本屋にて110円で購入。現在は絶版です。
言うまでもなくカメラオタクである赤瀬川さん(故人)が生み出した、無数のオタク・エッセイのひとつで、オタク本として特濃な内容ですが、読後感は不思議と爽やかです。
 どうやら、その「爽やかさ」の正体は、このエッセイが武勇伝ではなく、「敗北伝」であるゆえ、の様子です。オタク世界は「上には上がいる、それが俺様だ」という、その人にしか見えないヒエラルキーで出来上がっているのですが、赤瀬川さんは、あっさりと「この人にはとてもかなわない」と白旗を掲げた人々を次々と紹介していて、またその列伝も嫌味がありません。
 「カメラオタクは写真が下手」あるいは「カメラオタクは写真を撮らない」を証明するように、この本には、フィルムや撮影の話はほとんど出てきません。氏が撮影した写真一枚さえ使われておらず、機材紹介はすべて氏のイラスト。以前に、「機材オタクは機材の損耗を恐れて撮影を忌避する」という仮説を提案しましたが、これに近いことがこの本にも登場します。
 この本に登場するミノタウロス、テスラーなどのカメラに魅力は感じない私ですが、エッセイには非常に魅力を感じまして、それが氏の筆力というものなのでしょう。
 鬼籍に入られて久しい赤瀬川氏ですが、あちらでも楽しんでおられるのかな。 

3   kusanagi   2021/4/5 20:51

youzaki さんの話、いやはや面白いです。(笑) 公務員のレンズ万引き?、鳥キチ主婦の60万レンズ。
万引きは犯罪なのでいけませんが、書道や絵画の手習いで師匠にウン十万円貢ぐというのはよくある
というか、それが普通です。(^^ゞ 写真クラブでも金を包まないと、また機材に金をかけないと上には
いけませんよ。私はそういう権威主義的なものは大嫌いなので何処にも所属していませんが、世の中は
まあそういうもんではないですかね。(笑)

4   yama   2021/4/5 21:07

こんばんは。
老いてはカメラにしたがえ
「やっぱり老いては子ではなくカメラにしたがい、好きな写真を撮っていることが一番性に合っているようである。」

5   S9000   2021/4/5 23:11

 みなさまコメントありがとうございます(^^)v

>youzakiさん
 そのようにさらりとおっしゃるyouzakiさんは求道者(*^^*)
 主婦の方の60万レンズはすごいですね。タムロンA022は15万円でおつりが来ますが、それでも一般の人からすると「あんた正気ですか?」という投資のようです。
 知り合いの主婦カメラマンで、5D系と純正大口径という人もけっこういます。周囲におだてられて買った人もいれば、機材でも男性に負けたくなくて投資した、という勝気な人も。

>kusanagiさん
 師匠と呼ばれる人々はそれが生活収入源(^^)v
 銀河テレビ小説「お入学」(山本陽子さん主演)でそうした「師匠」の苦労と悲哀が描かれています。堺屋太一氏が「峠の群像」で描いた吉良上野介が、領地収入とは別に、儀礼作法指導に対する礼品で生活を保つ様子がシニカルに描写されており、生活に困窮すると「まだ〇〇殿は持参しておらぬの」などと(婉曲な)督促状を書くシーンもあります。ビバ!権威主義(^^)v

>yamaさん
 私の父親も、息子たちのいうことは聞かず、好き勝手やっていますが、それが長生きの秘訣だろうと、静観してます(*^^*)
 そんな父も、かつてはモノクロの名手だったようですが、現在はすっぱり足を洗ってます。私が撮影した写真についてはいろいろ批評してくれており、そういう機会を設けるのもまあ親孝行(^^)v

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