キヤノンとニコン 2
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 5DS
ソフトウェア Capture One 9 Windows
レンズ
焦点距離 85mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/256sec.
絞り値 F3.5
露出補正値 -0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 4344x2896 (8.98MB)
撮影日時 2019-09-12 00:26:39 +0900

1   kusanagi   2021/5/5 00:26

以下は、
https://photoxp.jp/pictures/216451
これへのコメント返しとなっています。
管理人様、コメントありがとうございます。(^^ゞ しかし心配はご無用でして、私の場合はただ単に古い
OSのビスタを未だに使っているから起きる問題でして、セブンPCからは難なく投稿できます。セブンを
使わずにビスタを使っているのは、ただ単に古い機種を大事に使っていきたいと (それはカメラでも
そう) いう私の趣旨からくるものでして、極めて個人的な事柄であり、一般的な解決すべき事柄ではあ
りません。(笑) 
そもそもビスタを未だに使っているのが間違いなのですが、しばらくはこの歓迎すべき不便さを楽しん
でいきたいと考えています。

S9000さん、今回のニコンとキヤノンという題材は、よくあるカメラの対比趣味ではなく、そのユーザー
達の生態観察というところがあって、キヤノンユーザーにも他のメーカーのユーザーのことを知って
おいて欲しと思ったからです。自分の使っているカメラとそのメーカーだけしか知らないというのでは
知識として不足しますから。またこの掲示板でもキヤノン板だけではなくて多くの板があるわけですし。
私の場合、当初から多種のメーカーの機材を使っていて、逆に言えば単メーカーのカメラしか使ってい
ないというユーザーの心理が分からなくなったというのがあります。
思いの他にメーカーの独自性というものは強いものだと考えています。メーカーの出す機材には歴史
や思想というものが込められていて、皆それぞれ個性的なのです。
それらは企業の社風とか歴史やイメージというもので我々ユーザーには知られていますが、メーカー
がユーザーに一方通行で押し付けているものではなくて、そのイメージの形成にはユーザー自身が
大いに参加しているのです。むしろ多くのユーザー達がカメラメーカーのイメージを育てているという
ところがありますね。

キヤノンユーザーとニコンユーザーの服装とか装備とか、それらの海外でのイメージも日本と同じじゃ
ないかと感じました。キヤノンユーザーはどちらか言えばざっくばらんですし物量も大きいです。ニコン
ユーザーは服装はキチンしていますし装備もストイックなところがありましたね。あくまでも比較論での
感想ですけどね。
キヤノンもニコンも日本のメーカーですがユーザーやファンは世界中にいますし、的確にイメージを
捉えている結果となっているわけです。考えてみればこれは不思議なことですね。

このイメージと言いますか空気のようなもので、初心者は自分の使うカメラを選ぶっていうところがあります。最初からキヤノンを買っていたからずっとキヤノンという単純なものではなく、自分にはキヤノン
のイメーが合っていたからこそ、今もキヤノンを使っているということです。きっと多くのユーザーはそう
感じているはずです。
またキヤノンとニコンだけでなく他メーカーにもそれぞれの個性があり、それぞれ形成されたイメージが
あります。個人的にMN研のペンタックスファンは注目しています。K3マーク3という優れたカメラが出現
しています。
ニコンDfはニコンらしいカメラですね。ニコンはオーソドックスなところがありニコンSというレンジファイン
ダーの復刻版を出したこともあるのです。こういう儲からないことはキヤノンはしませんね。(^^ゞ 

キヤノン一筋のユーザーでも、交換レンズは純正、そしてシグマ、タムロンといった他メーカーのものが
選択肢になります。可能な限り他メーカーのものを使うと世界観が広がります。マウントアダプターを
使えば、マニュアル操作になりますがニコンのレンズを使うことも可能です。レンズ交換式カメラは実に
有難いものだと思います。

裏街道さんのサンダルは写真撮影に於ける正しい装備ではありませんが、裏街道さんには彼なりの
特殊な事情があります。運転時と同じサンダル履きで撮影をするのは、つまり撮影に深入りしたくない
為の苦肉の策だろうと私は推察しています。服装を充実させると(特に足元を)ついつい撮影に夢中に
なり、撮影に深入りすれば場合によっては仕事に大きな支障があるからです。電話で何時呼び出しを
食らうかも知れませんし、常に即座に仕事に復帰できる態勢にしていなければなりません。裏街道さん
の仕事とはそういうものではないですかね。ついでなから言うと素足にサンダルは長距離トラックドライ
バーの正装です。(水虫になり難い、ほんとか?)
おそらく撮影中も仕事のことが脳裏から離れないでしょう。24時間何日も拘束されながらも、自由にな
る時間などほとんどないのが長距離トラックドライバーの実情だと言えます。
それでも裏街道さんはわずかな時間を見計らって撮影をし掲示板に投稿して、我々に全国の写真を届
けてくれています。仕事三昧の人であり、リアルな写友もあまりいらっしゃらないかと思います。皆さん
も是非に彼を応援してあげてください。(^^ゞ 

1DXは少し以前に中古購入しましたが、漏洩電磁波が極めて少なく、計測すると70Dと同じレベルでし
た。極めて安全なカメラということで、撮影ショット数の多い野鳥カメラマンがフルサイズカメラを購入す
るということであればこのカメラをお勧めします。ただしもう中古でしか手に入りません。後継の1DX2/3
はシャッター機構が1DXとは違っていますので同様に低電磁波だとは限りません。たぶんもっと高いで
しょう。
最近はミラーレスカメラとなるわけですが、確かに電子シャッターを使えば電磁波問題はクリアするも
のの、光学ファインダーではなくなりますので、今度はモニター症候群・VDT症候群という別の難問が
待ち受けていることになります。
イオス5DSなども光学ファインダーであるのは良いのですが、形成される画像は超高画素高画質なの
で後のPCのモニターで苦しめられることになるわけです。私には1000~2000万画素の光学ファイン
ダー式カメラが最適ですね。ミラーレスカメラも使っていますが、主に広角レンズで使っていて事実上の
ノーファインダーでの撮影と割り切っています。時間がなく記録の撮影に徹する場合は、軽量で背面
液晶撮影による簡易なコンデジ撮影ができるミラーレス機は有用です。

キヤノンやニコンのフルサイズプロ機は光学ファインダーが極めて優れていて、装着するレンズの可否
まで分かるということで、その撮影時の楽しみは最高度といえます。次いでフルサイズ高級機もそれに
当たります。キヤノンからば5Dシリーズ、ニコンならばD850とか。また最近はペンタックスも浮上してき
ましたね。APS機ながら素晴らしいファインダーを持っているようです。
優れた光学ファインダーは撮影時の、ひいては写真そのものへの満足感を大きく満たしてくれます。
そういうカメラを使えることは最高に贅沢であって、撮影時に至福の時を過ごすことかできます。当然
に着けるレンズは高級で明るいレンズが、さらに至福感を増大してくれます。裸眼で見るよりもファイン
ダーで見るのが優れているという結果にもなりますから。


添付した画像は5DSの、Rではないタイプです。ローパスフィルターがあるタイプですね。背景がうるさく
ないように全面ぼかしでやりました。こういう高画素のカメラを全ピントでやりますと、その膨大な情報
量で閲覧するだけで精神的にまいってしまうところがあります。それでほとんどぼかしでいって一部だ
けクリアにするのがアマチュアとしては有効です。またRタイプでない方が眼に優しいです。
閲覧者の中には超高画素カメラがブランドで偉いとか、写真の画像処理は楽しいとか思っている方も
おられるかも知れませんが、仕事でやっている人にとってはそれらは地獄の世界です。50も過ぎれば
廃人になるのではないかと思うほどです。高精細な写真の画像処理はPC作業の中でも一番にきつく、
使っているPCもモニターも高品位なものになります。写真の画像処理はいち早くAI自動化すべき事柄
だと私は考えています。

使用したレンズは古いEF85ミリF1.8です。なかなか良いレンズですが、ピントがクリアにいくのは中心
部だけです。全ピントで使えるレンズではありません。最近はバイクライダーが増えてきて、車で運転
していてバイク集団に囲まれると、うるさいわ、くさいわ、邪魔だわで、コンビニにでも入ってやり過ごし
ます。(笑) 投稿写真はオリジナルの縦横1/2ピクセルでアップしています。面積比やデータ量では
1/4になりますか。オリジナルのデータでも中心部のピント部はクリアです。
背後の山は切り取られた山容をしています。採土されて最後は建物が建つのでしょう。その現場を見
に行くときに撮った写真です。

裏街道さんが現役ドライバーを引退して、それで写真趣味はどうなるのだろうかと考えると、想像する
だけで面白いですね。(^^ゞ トラックを降りても、今度は自分のハコバンで車中泊をしながら全国を回る
のでしょうか。それとも退職を機に写真趣味はきっぱりとやめてしまうのでしょうか。

裏街道さんは全国区の方なので、写真三昧でやろうと思えば切りがないほどに被写体は豊富です。
しかしながら現役時代は撮影対象は自分でテーマを決めて撮影することはできませんでした。仕事の
都合で選ばざるを得なかったわけです。それが今度は自分で自由に選択してよいのですし時間の制
約もありません。ちゃっちゃっちゃで撮影することはできませんね。(^^ゞ きちんと靴を履いて藪の中に
分け入り、岩場も歩かなくてはなりません。撮影に没入して時間を忘れるということもあります。車中泊
のベテランなのでそこは困りません。
そして今度は撮った写真はどうするのか、という問題に突き当たります。プロドライバーの副産物として
の写真では済まなくなるからです。地元の写真クラブに入ろうか、とか、公募展に応募しようか、とか
考えるのでしょうか。海外での撮影もこなして見たいと思うかもしれません。しかしそれには当たりきで
すね。これまで時間に追い回されて来たギリギリの生活から比べれば暇つぶしの道楽としか思えない
でしょう。

心的外傷後ストレス障害(PTSD)というのがあります。米国の兵士が戦場で受けた精神的な傷と言わ
れていますが、本国に戻って来て、その平和な生活に違和感か出て逆にストレスを受けるというやつ
です。たぶん裏街道さんもそのような違和感を、退職すれば味わうことになるのではないですか。
ところで、現役時代は仕事に没入し、退職をすれば今度は趣味三昧に行くんだ、というやり方は大体に
おいて失敗するそうです。それで趣味という心を豊かに保つものは現役時代から始めていないとモノ
にはならないというわけです。
そういう意味では裏街道さんもS9000さんも順当なやり方をされています。写真という自分の心の拠り
所を早い内から身につけておくことは、現役引退という社会の断絶のショックから身を守ることになる
からです。現役中は、会社とかの看板で生きてきたわけでして、その後ろ盾を失うことは誰にとっても
痛手です。それを克服するには、きっと写真趣味は役立ってくれると思うんですね。写真があれば自分
はこの社会との接点を完全には失わないでいられる、というわけです。いや、そもそも写真はあくまで
も個人のものですからね。個人としての自分を強くするものですから。

退職後から始めた趣味は失敗すると言いましたが、それは時間つぶしの道楽だからですね。考えても
みれば、若い時からやっている方に対しては、歳をとって退職後から始めた人が彼らに敵うわけがな
いじゃないですか。技能だけでなく考え方からして敵いません。特にその思想とか哲学という事柄に
関しては雲泥の差がでできます。形だけ真似てどうにかなるということではないんですね。
私が写真を単なる芸事や美術して捉えるのではなく、社会的な全体感や総合力として考えるべきだと
常に主張しているのは、そういう断絶をしないですむように考えるからですね。さらには社会性だけで
なく、人間としての生き方にまで高める必要があるのではないかとも考えています。ここまでくると本当
の意味での芸術や宗教性になりますか。生き方の芸術であり、それは形だけの美学ではありません。

写真をしていくという生き方を選択したという意味です。当然に写真をしない生き方もあります。しかし
そういう場合も何かの手立てを見つけて自分の行き方を育てているのであって、何も写真をすること
だけが偉いというのではありませんよ。
とりあえず写真を選んだのだから、当分はこれでやっていこうじゃないかということです。(笑)
何事も基本が大切です。写真人生もそうです。この基本を見失うと間違った方向に行ってしまいます。
写真を撮影するという、単純な一挙一動の基本を思い出せばよいのです。そこに全ての答えがありま
すから。写真というものは目の前にあるものしか写せないのです。それだけを精一杯考えていればよ
いということですかね。

2   kusanagi   2021/5/6 23:51

そうそう誤解を受けてはいけないので少し追文をします。
裏街道さんを出汁にモデルとして使いましたけど、本当はお仕事をされながらも写真の趣味をやっておら
れる多くの、この掲示板の閲覧者の方々にむかって当てたものとしています。
お仕事を頑張ってされながら(家庭や子育てのこともありますね)、しかしそれだけでは自分として不十分
ということで、趣味としての写真もされているわけです。もしくは写真というものに強い関心があるという
ことでしょう。そんな日々忙しい生活を続けながらも、やはり写真というものは面白いものだ、やることに
価値はあるんだとお考えのことと思います。

時間がなく忙しければ満足な写真は撮れないかもしれまん。人様に見せるような写真はできないと考える
かも知れませんが、私はけっしてそうは思っておりません。
写真としての画像は結果であって、その結果としての写真画像が全てだとはちっとも思っておりません。
写真とはその過程、まず意思を持ってどこかに出かけて撮影をし、その撮影そのものを十分に楽しみ、
そして自分なりに考え思うことも多々あるという一連の行為、そういう総合的な写真行為というものに
こそ、一番の価値があるものと考えております。
投稿された写真画像だけをみればその人の写真行為というものが分かる、というものでは絶対にあり
ませんね。それまでの過程の見えない一連の写真行為にこそ、それはご本人にしか分からないことで
あるのですが、それこそが写真をするということの本当の意味と価値なのだと私は考えているのです。

おそらく写真行為の最後の締めくくりというものが、たとえばこの掲示板に自分の写真を投稿するという
ことだと思います。日々忙しい方は自分のブログすら出来ないでしょうし、ましてや写真展に出品すると
か、そういうことはさらさら出来ませんね。ならば気楽に写真の投稿がてきるこの掲示板に参加をされる
ことに意味があるのだと思っています。
可能ならばご自分の写真を投稿していただきたいのですが、それも無理ということもあるでしょう。です
からただ、投稿された写真を見てコメントを読んでいただくだけでも十分に有難いことかと私は思ってい
ます。

この掲示板に写真やコメントを投稿している常連の方々はもう僅かになってしまいましたが、それでもこの
掲示板には、多くの閲覧者や読者がいらっしゃるということが投稿の励みになっているところがあります。
まあ個人的に実際どうかは不明ですが(笑)、掲示板の理屈としてはそういうことです。
この掲示板に投稿されているベテランのほとんどの方が、若い時に写真というものに出会い、写真を
始められた方々です。退職して暇になったから写真の趣味でも始めようか、という方々ではありません。
仕事と家庭と写真趣味を厳しく両立してこられた方ばかりだと思います。
そして自分が写真を長くやってきたという、その経験と素晴らしさを少しでも多くの方に伝えたいなという
ことで、今も投稿を続けておられるものと思っています。

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