無題
Exif情報
メーカー名 Panasonic
機種名 DMC-L10
ソフトウェア Photoshop Lightroom 4.1 (Windows)
レンズ
焦点距離 14mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/200sec.
絞り値 F5.0
露出補正値 -0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 3648x2736 (9.86MB)
撮影日時 2007-01-15 00:41:10 +0900

1   kusanagi   2021/12/10 22:22

センサーサイズ比較
APS-Cサイズ 約23.6mm×15.7mm(キヤノンは22.3×14.8mm)
フォーサーズサイズ 17.3mm×13.0mm

こうしてみるとAPS-Cとフォーサーズのセンサーは、横の長さは6ミリほど違うのですが、縦のほうは2~3
ミリしか違いません。
もしかすると人間の眼というのは横の広がりではなくて、縦の高さや長さで大きさを判断するところがある
んではないでしょうか。
APS-Cサイズのカメラを差し置いて、フォーサーズのカメラで十分に満足感を得られるというのが私の
場合にはあるわけなんですが、その原因というか理由というのは、こういう感じで縦の長さが十分にある
というところから来ているのかも知れません。
面積でいいますと、APS-Cは370平方ミリ、フォーサーズは224平方ミリと随分と違います。1.6~7倍ちがう
んですね。対角線だと1.33倍の違い。まあレンズの135フルサイズに対しての倍率というのは、この対角
線でみるんですけどね。

とにかくフォーサーズ機に慣れるとAPS-Cのカメラは無駄に横長過ぎるという気がしています。そりゃあ、
パノラマ的な撮影だとAPS-Cの3:2がよいんですが、普通の撮影だと4:3で十分だという気がしてくるん
です。というか、4:3の方が最適解ではなかろうかと。
APS-Cのカメラだと、かなりの頻度で縦位置撮影をしていたんですけど、フォーサーズ機になるとほとんど
横位置撮影のままで済ましています。それは4:3だと十分に写真の高さというか縦の幅があるからじゃ
ないかなって思います。案外に3:2のフォーマットは不便なのかもしれません。

対角線が同じならば、縦横比率としては正方形が一番面積が大きくなるんですが、それはあまり実用的
ではありません。それで長方形になるんですけど、それが4:3なのか3:2なのかなっていう話です。
これは645D(4:3です)を使ってみて、実にしっくり来たことからも4:3のアスペクト比が正解かなって思いま
すね。
4:3は昔のビデオやコンデジのアスペクト比なんでして、それで安物っていうイメージがあるかもしれませ
んが、本当はそうではないのかも知れません。

※この写真は大きな樫の木を撮影したものですが、縦横の両方で撮りました。しかし横位置で写真を見る
ほうが自然で、そして樹木も十分大きく感じられるわけです。
それで4:3の比率でAPS機やフルサイズ機があれば面白いですね。もっともフルサイズのカメラで4:3が
選択できるカメラは多いと思います。いままであまり気に留めなかったアスペクト比ですけど、よくよく考
えてみても面白いのじゃないかなと思いました。

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