メーカー名 | NIKON CORPORATION |
機種名 | D5200 |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 35mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/60sec. |
絞り値 | F2.5 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 1330x2000 (1.71MB) |
撮影日時 | 2021-12-31 22:40:26 +0900 |
『雑感③』
鳥撮影の身体への有益度としてはやっぱり重量級のレンズを使うことですかね。鳥を撮らない私として
は想像しているだけですが、レンズだけで2キロ3キロという目方を振り回す醍醐味があるだろうと思って
います。これは確実に上腕筋の鍛錬になりますから。加えて山野を歩き回らないといけないので下半身
も鍛えられる。一挙両得でスマホでは絶対にできない芸当です。
鳥撮影は超望遠でなければならなく、これはデジイチの真骨頂でして(最近はミラーレスカメラでもできる
ようですが)、スマホに侵食される写真術としては、鳥撮影は最後の砦か、言うなれば聖域となりました。
それ故にか、この掲示板でも野鳥撮影が大きな割合を占めるようになりましたね。
そういうことになりますと、鳥以外の写真はスマホ写真かインスタ写真(インスタント写真ではなくインスタ
グラム)であって、あまり魅力のない分野になりつつありますね。そうそう、星景写真とか長秒写真とかも
スマホでは無理です。
まあそれにしてもこんな風にアマチュア写真が変ってしまうとは思いもしませんで、時代の流れを思い
知ることになりました。結局最後は長いレンズか三脚(長い)ということになってしまいましたか。
長もの写真以外は次第に駆逐されていくのではないでしょうかね。
こういう野鳥撮影の実際において、面白い現象なのは、やはり写真は機材というものに大きく釣られて
いるということです。機材には関心がないと言うカメラマンでも野鳥を撮っているというだけで本当は機材
に関心があったのだとなるわけです。ほんとに機材に無関心であればスマホで撮影するんじゃないです
か。野鳥など撮影しないでしょう。
むしろ私のようにスマホで十分なような写真しか撮らない人間のほうが逆説的ですが機材的な思考をして
いないのかもしれません。私はスマホは持っていませんし、持とうとも今は感じていません。それで
スマホの脅威というものを身近に感じることができずですが、でも私と違い殆どの投後者はスマホを使っ
ていて、それでスマホが如何にアマチュア写真を脅かしているかを知っているでしょう。
そういうことを感じているからこそ、スマホの手が届かない鳥撮影という領域に向かうのではないでしょう
か。もちろん昔から鳥を撮っている人は別です。
写真は被写体が命であると言いながら本当は機材的発想をしていて、つまりアンチスマホをやっている
たけだというわけです。流行と言いながら真実は底の浅い発想です。
本当に自分の好きな被写体ならば時代が流行がどうであろうと関係のないことなのですが、中々そうは
いかないのが世の中ですね。
ともあれ、写真というものを離れて、自分に関心のある被写体というものに接近するのは難しいのだろう
と思ってます。私のテーマとして被写体探しをずっとしているのてすが本当の被写体を探し出せずにその
周辺をぐるぐる回っているだけという気がしていますね。被写体探しは自分発見の旅というところがあって
そう簡単に見つけ出せるものではないのかも知れません。
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