雑感
Exif情報
メーカー名 OLYMPUS IMAGING CORP.
機種名 E-M1
ソフトウェア Capture One 8 Windows
レンズ
焦点距離 14mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/160sec.
絞り値 F6.3
露出補正値 -0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 200
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 1500x2000 (2.31MB)
撮影日時 2014-01-29 13:12:58 +0900

1   kusanagi   2022/6/12 07:20


以前、狙撃手と写真の共通性について言及しましたが、一番に忘れてはならないものは狙撃のスコア
を誇るな、スコアなんて忘れろ、ということでした。
これは写真に当てはめれば、自分の撮った過去の写真なんて忘れろ、ということを意味していると思い
ます。

写真は常に今しかない。ということです。もしくはこれから撮るべき近未来の写真ですか。
もし歳をとってカメラが持てないようになれば写真は撮れなくなるのですが、それでも自分の眼がある
限り仮想的に写真は撮れるかもしれないということを意味しますし、眼が見えなくなれば耳で撮り、肌
で感じ撮ることもできるだろうということです。
色んな意味で写真とは常に今であり、この瞬間であって、過去のことなんて関係ないということでしょ
う。

要するに写真とは人の生き様を意味するのではないですか。たかがカメラという道具によるべきことで
はないはずです。カメラなんて無くなっても写真は撮れます。そう考えるべきですね。

写真と狙撃の最大の違いがあります。これは当たり前ですが、狙撃は軍隊に於いて命令によってする
ことです。しかし写真は個人が自らの意思でやるべきことなんです。狙撃手は不幸ですが写真人は
そうではありません。
真の意味で写真人は自由で幸運であるべきです。狙撃手は命令に反して狙撃を辞めることは出来ま
せんが、写真人は自らの意思でいつでもカメラを置くことができます。

よくコメントで、連写のことを連射と間違えて書く人が多いですね。不用心ですけどかなり根本的な過ち
をしていますね。射と写は本質的な違いがあります。写真とは本来、平和で受動的なものなんです。

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