メーカー名 | OLYMPUS IMAGING CORP. |
機種名 | E-M1 |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 14mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/100sec. |
絞り値 | F5.0 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 200 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 1500x2000 (2.39MB) |
撮影日時 | 2014-01-29 14:03:12 +0900 |
⑭
腕時計とカメラには共通するものがあります。それは手に持つ、ということ。
両方とも手に持つ、手に着けるということで、本来の役目(正確な時刻、および画像を得ること)とは
別に、人の手にフィットした人間的工学的性能が求められます。そういうデザインもさることながら、
重さ
や大きさに自ずと制限があるということです。
馬鹿でかくて重たい腕時計というものはありませんし、カメラ機材も5キロを越えれば三脚を使わずに
持ち歩くことはできません。私の場合はカメラ+レンズで3キロを越えれば撮影として持ち歩くことはでき
ません。当然ながら軽い機材ほど撮影力は増します。
そして高級カメラ、高性能レンズほど重くなり使い勝手は悪くなります。良い画像を得るのは高級機材
ですが、良い写真を撮れるのは廉価機材であるという相反する現実が基幹に横たわっているのです。
ここに写真撮影の面白さがありますね。
面白さと言うより真実に迫る事柄です。実はこういうのは写真に限らず世の中に全て言えることでし
て、単眼思考では物事は理解できないということなのです。それで結局はほどぼとの中庸レベルの
ものが一番ヒット率が高いという結論に達します。
とにかくカメラ機材は基本的に人の手で持つことで成り立っていて、機械として人間の友となることが
できます。手に馴染む機械であり身体に害を及ぼさないものであるべきです。健康に害を与えないと
いうことでは、今のカメラはまだ合格していません。昔のメカニカルカメラの方が遥かに安全であり、
今のカメラはまだ発展途上にあります。