メーカー名 | OLYMPUS IMAGING CORP. |
機種名 | E-M1 |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 14mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/80sec. |
絞り値 | F5.0 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 200 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2000x1500 (2.58MB) |
撮影日時 | 2014-01-29 14:37:05 +0900 |
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写真画像にこの世の中がどのように写ろうとも、この世界の真実はひとつです。それは時計の時刻が
正しくはひとつしかないというのも同じですね。こう言ってしまえば身も蓋もないのですが写真画像には
揺らぎという曖昧なものが許されています。
絵画の場合は製作者の画材や筆遣いひとつで変わるわけですが、写真の場合は機材がモノを言いま
す。と言いますか、それしか方法がないわけです。写真は大げさになりますね。
写真は過剰で無駄が多すぎると思いますが、本来は写真における真実はひとつであるわけで、時計
の時刻がたったひとつしかないのと同じく、写真画像は本質的にひとつだけのものであることです。
しかしその真実のひとつは決してカメラで写すことはできせん。どんなに高級な機材でも真実に迫る
ことはできないのです。迫ることができないということでは、高級レンズも廉価レンズでも同じです。
同価値しかないんです。このことはよく理解しておく必要があります。
そうは言っても、例えば産業カメラや軍事カメラでは良い機材を搭載したものが高性能で良い仕事を
してくれます。それも事実ですね。そういう相対性と実用的レベルと絶対性の違いというものも理解し
ておかなければなりません。
とにかく機材遊びは程ほどにしておかなければ財布をやせ細ることになるので、とにかく写真の画質
の真実はひとつしかなく、それに達することは永遠に不可能であるということは肝に銘じておくべきで
すね。