メーカー名 | SONY |
機種名 | α77 |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 16mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/100sec. |
絞り値 | F5.0 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2000x1333 (1.33MB) |
撮影日時 | 2011-07-10 01:28:50 +0900 |
『ミラーレスカメラのEVFファインダー』
私の場合、これを随分と避けて通ってきたのですが、流石に今の時代、これを無視するというわけには
いきません。
話は変わりますがこちら、最近は望遠ズームレンズに傾向しているのですが、これは単直に言えば重い
レンズを着けて自分の体力を着けたいというくらいの考えです。ミラーレスカメラに軽いレンズでは歩き
にはなっても上半身が鍛えられません。
最近導入したレンズで4本ほど、全て高倍率望遠ズームです。シグマ50-500キヤノンニコン両用、EF35-
350、ニコン80-400とすべて大中古ですね。
加えて以下に話が出てくるレンズとして、タムロン200-500、シグマ50-500ノン手振れタイプ。後者は
ネジが破損して使えなかったのですが幸いにして自分で直すことかでき前線に復活できたものです。
すべて1キロ以上2キロ未満のレンズでして、自分としては体力維持の為に使うべくレンズです。
最近は知り合いの中でもフィットネスクラブで汗を流す知人が多くなりました。田舎でも大流行なんです
ね。月に1万円くらい払えば使い放題のジムですが、私の場合は写真をすることでこれに当てたいと
考えているのです。写真としては不遜な動機ですが、こういうのもアリかと考えています。
ミラーレスカメラは使いやすいカメラなのですが、如何せん、カメラが軽くて体力維持には相応しくないと
いうところがあります。それでレンズ+カメラで3キロ余を目処に、例えばデジイチ+シグマ50-500ズーム
が私の場合のリミットのスタンダードになっています。
しかしちょっと重いなあ、というのが実直な感想で、それよりも軽いズーム、例えばEF35-350とかニコン
80-400とかも併用しています。これだと3キロを切るので大分軽く感じます。ほんの数百グラムの差が
ものを言う世界です。(笑)
シグマ50-500だとレンズ本体だけで2キロあります。手ぶれ補正なしのタイプだと100グラム軽いだけと
いう具合で、(しかしレンズが細いので使いやすい)、この2キロレンズに1キロ余のカメラを着ければ確実
に3キロオーバーになるんですね。それで撮影に際しあまり長くは歩けません。これは私の場合の上限
になります。本当はもっと重い3キロのレンズを使えたらなあって願うも、ちょっと無理ですね。
実はどうしても使いたいレンズがあって、古いタイプのタムロン200-500です。安物のコンパクトなズーム
レンズ、しかし手振れ補正はなし。200ミリだとよい描写をしますが、やはり400ミリくらいまでは使ってみた
いというところ。しかしミリ数を上げると描写はとたんに悪くなります。それでF9くらいまで絞って使うと、
こんどは手振れが出てきます。
にっちもさっちもいかなくなり、それじゃカメラボディに手ぶれ補正があるカメラしかないということで、私の
所持カメラで使えるソニー・アルファ7RⅡの出番となりました。私が使っているアルファ7シリーズでは唯一
ボディ内補正があるカメラです。シグマ製アダプターを介しAFも手振れ補正も効きました。
そして当然ながら望遠レンズですので、ミラーレスカメラのEVFを使うことになります。
性能の低いタムロン200-500なんぞ使わなくてもいいようにものですが、やはり私の矜持として、どんな
機材もそれなりに使ってみたいという拘りがあるんですね。取りこぼしはしないという考え方です。
しかしタムロン200-500にも良いところはあって、それは完全な直進ズームができること。
シグマ50-500、ニコン80-400も直進ズームができますが完全ではありません。当然EF35-350はOKです
けど。ダメなやつにも少しは良いところがある。機材も人間と同じで、優等生もいればそうでないのもある
わけです。
EF35-350は優等生タイプですが、手振れ補正がないところがマイナス点。それと目立ちすぎて困るという
のもあります。白黒パンダ塗装なので人出が多いところでは使いたくないレンズです。なんでこんな無粋
な塗装にしたのか理解しかねます。
ニコン80-400は画質は良いのですが、今どき有り得ないカプラー方式のAFです。まず遅いしAFが作動す
るとボディから電磁波がでます。ズームリングが重いといった欠点も。(これは長所にもなりますが)
シグマ50-500は優等生ですね。重たくて持ちにくいということ以外は全てに合格です。超音波モーターAF
ですし手振れ補正もあるし、ズームリングも使いやすいです。ミリ数が標準から使えるのも良いです。
そしてダメだなっていうレンズがタムロン200-600ですか。長所は軽くてコンパクトなところと、レンズが細
いので持ちやすい。また完全な直進ズームができること。欠点は画質が悪く、AFが遅く、手振れ補正もな
く低ミリ数側が高すぎること。200からなので完全な望遠レンズになりレンズ交換が頻繁になります。
しかしまあ、ソニーのカメラで何とか使えるかなっていう具合になりそうですね。(^^ゞ
このタムロン200-500をソニーに着けるわけですが、望遠レンズを使いやすいようにアルファ7RⅡには
当然にバッテリーグリップ装備で且つL字の自作グリップを追加。それでもデジイチよりはうんと軽いです。
レンズはフレアを防ぐ為に2重のフードを着けます。それでも軽いです。三脚グリップは外せますがバラン
スの為に装着したまま。私が使っている望遠ズームカメラの中ではダントツに軽いカメラとなりました。
つまりミラーレスカメラというのは、圧倒的にカメラ機材を軽く出来るというメリットが大きいんですね。
そしてなんといってもミラーレスですから、電子シッャターでカメラを使えること。これが最大の利点。
軽いカメラは何だかなーで、それで重たいカメラを使いたいという話から始まって、最後は軽いカメラは
使いやすいよねっていう変な落ちになりましたが(笑)、まあ色んなカメラを使うのは有意義かなっていう
ところかも知れません。
アルファ7RⅡには当然にキヤノンマウントのシグマ50-500もEF35-350も着き、手振れ補正で使えることに
なります。
どりあえず禁断として封鎖していたEVF、これから徐々に解除していこうかなって思ってます。
そして最終的には電磁波を発生するデジイチはお蔵入りしなくてはなりません。
デジイチは光学ファインダーが持ち味で、そのクリアで自然な見え方が持ち味なんですが、こちらも加齢と
ともに視力が落ち、さほどのメリットではなくなっていますね。最近はEVFと変わらんのではないかと思った
りします。(^^ゞ
とはいえファインダーとして安全なのはデジイチです。しかしデジイチには漏洩電磁波問題がどこまでも
付いて回ります。用心して撮影しなければなりません。とにかくどんなカメラも用心をして使うということは
大事ですね。手放しで安全なカメラなどありません。
今の最大の望みはレンズ3キロ、ボディ込みで4キロのカメラが使えるようになることです。シグマ60-600
やシグマ120-300のようなサンニッパレンズが使えるレベルですね。4キロカメラを常時手にしながら数
時間の歩き撮影ができるようになるのは大きな目標ですが、そう簡単にはいかないでしょう。この1キロの
差は私にはものすごく大きいのです。富士山より高い気がしてます。
ばかばかしいような話になりましたけど、こういうカメラの使い方もあるのだということですか。(^^ゞ