沢山の被写体が埋蔵されているんですね。この植物は初めて見ましたが珊瑚珠とは良く言ったものですね。
せっかくの休みなのに雨で裏山の観察に行けません。在庫から、森の宝石を一つご紹介。オトコヨウゾメという低灌木の実です。真ん丸ではなくちょっと扁平になった赤い実が葉の上に乗っていると、まるで珊瑚細工のようです。
エゾメバルさん、ありがとうございます。オトコヨウゾメはガマズミの仲間で日本固有種ですが、北海道には分布していないようですね。初夏に花芯がほんのりと赤い可愛らしい白い花をつけます。ガマズミの実は濃い赤で珊瑚のイメージではありませんが、こちらは朱色に近い赤なので私は珊瑚を連想しました。
葉っぱの上に赤い実というのが、お洒落で可愛らしいですね。赤い実だけで、どんだけの種類があるんだろうと考えてしまいます。
masaさん、こんばんは。秋から冬にかけては赤い実が目立ちますよね。ポツンと乗った赤い実がひとつ。さりげなく飾られたアクセサリーですね。
Booth-Kさん、Ekioさん、こんにちは。ウチの裏山で見られる赤い実は沢山あります。ガマズミ、コバノガマズミ、オトコヨウゾメ、ヤブデマリ、アオハダ、イイギリ、カマツカ、サンシュユ、ウメモドキ、ノイバラ、ゴンズイ、サルトリイバラ、サネカズラ、ツリバナ、マユミ、コマユミ、マンリョウ、ヤブコウジ、ヒヨドリジョウゴなどです。木ではありませんが、先日ご紹介したキチジョウソウも冬の間に赤い実になります。春から夏に赤く実るのは、イチゴ類です。草本ではヘビイチゴ、ヤブヘビイチゴ、木本のキイチゴ類ではクサイチゴ、ナワシロイチゴ、クマイチゴ、ニガイチゴ、エビガライチゴがあります。こうして列挙してみると、あらためて随分あるものだなあと我ながら感心します。
さらに忘れてたのがありました。冬のナンテン。庭木として見慣れていますが、裏山の樹林の中にも、鳥が落としていった種から育ったと思われるものが随所に見られます。初夏のウグイスカグラ。3月初めに咲いた花が、5月には赤いジュースの詰まった実になります。あと、麓の公園や街路樹で、冬に赤い実を付けるのはハナミズキ、サンゴジュ、ソヨゴ、クロガネモチ、夏の甘い実はヤマモモです。
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