雑記
Exif情報
メーカー名 SONY
機種名 α7R II
ソフトウェア Capture One 9 Windows
レンズ
焦点距離 35mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/60sec.
絞り値 F3.2
露出補正値 -0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 2048x1366 (2.93MB)
撮影日時 2015-03-18 13:22:05 +0900

1   kusanagi   2022/11/23 23:03

人の思考法
このことは常にずっと以前から考えているんですが、一般的な人の思考法というのはちょうどパズルの
穴埋めをするような解決法といいますか、もしくはブロックを積み上げて家を作るような積算的思考法で
はなかろうかと思っています。そこに法則性とか因果論というものはなくてアメーバー的な思考運動をし
ているんではないでしょうか。これはデジタル画像で言えばドットビットマップであり数式アウトラインでは
ないということかな。
しかしこの思考法では多量の情報を脳内に叩き込むことは出来ないと思います。つまり情報処理に
関してその処理の仕方の定式のようなものを獲得していなければ限界があるのだということですね。
加減乗除の加算だけがあって情報を積み重ねているようなもので膨大な情報の整理ができなくなるから
です。

人工知能AIは一定法則の情報処理の仕方を最初に学んでおりそれらの定式を組み合わせる能力を
獲得してから、膨大なデータを飲み込んでいきます。そしてそのデータが多ければ多いほど自ら法則を
組み立てていくというようなイメージですか。
まだ汎用のAIは未完成ですが、囲碁将棋のような単純な法則下のAIでは人間の能力を大きく上回る
ようになりました。

情報というか獲得した知識(情報の加工後)が大きく積み重なると、ある地点で突破現象が起きるという
か、多系統の知識に横断的な繋がりが出来てきます。新しいシナプスの獲得と言ってもよいのでしょう
が、その多系統の繋がりが法則性の獲得となるような気がします。その法則性を言葉にすることはなか
なか出来なくとも、その手応えのようなものは実感でき、それが人間の思考と行動に影響を及ぼすよう
です。いうなればこれが直感の原理という気がしています。

この直感原理がたぶん進化の原理と同じものではなかろうかと考えます。人間の身体や脳内だけでなく
全ての生命、そして物質にも基本的に備わっているのだと思います。
しかし生命にはもうひとつの原理というものがあって、それは進化ではなく現在を守り続けるという持続性
の仕組みです。その現在というものはとにかく確実に作動することであり、かつて獲得された直感に基
づく原理です。冒頭に述べた加算式思考法もそのひとつです。単純だけど間違いがないやり方。退行とも
取れそうな無難なやり方が、進化の軸に対抗して存在するということです。
この直感的進化と確実レガシーの組み合わせで人間は生きているという気がしてますね。

しかし長い眼で見れば人間は、というか人類は進化し続けています。人類だけでなく全ての生命は進化
の途上にあるというわけです。しかし進化だと思うのは私の錯覚であって、変移、もしくは遷移している
といったほうがよいのかも知れません。そこに終着駅はなく永遠に回っているだけなのかもしれません。

ともあれ、法則性の発見というのは大事ですね。我々の短い人生に於いても、この獲得した法則によっ
て人生を回して行くことができるからです。より高度な法則性を得ることが人生をより強くしていきます。
法則性、つまり個人が得た定見というものが少なければ、人は無難な現在性の持続、つまり多くの人々
がやっていることの模倣をするということになります。
それは世の中が正しい時には極めて有効ですが、いったん社会のエネルギーが減じた世の中では、
ともども皆沈没ということになるかもしれません。
それで今の世の中ではそういう大きな退行現象が起きているという気がしてます。マイナスのエネルギー
に引きずられない自らの法則性・定見を獲得する気構えが求められています。今のような世の中では
自分だけでも生き延びていくということが大事です。それが次世代への繋ぎになりますから。

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