メーカー名 | SONY |
機種名 | α7R II |
ソフトウェア | Capture One 9 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 35mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/60sec. |
絞り値 | F2.8 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 1366x2048 (1.68MB) |
撮影日時 | 2015-03-18 13:09:45 +0900 |
35ミリレンズ考
最近はカメラとレンズのワンセットで撮影することが多くなりました。つまり着けっぱなしのレンズ1本
で撮影するってことですね。
大体は標準ズームか広角ズームなんですが、単焦点レンズ1本となると35ミリ辺りが良いようです。
今回の撮影は天気が悪く、水蒸気が多く且つ日照がありますからマトモには撮れないと諦め、近接の
撮影を主眼しました。遠景の撮影は靄が掛かってまず無理なんです。
れいによってお目当てはなくあてずっぽの撮影でしたが、山間のソーラーファームと茶畑に巡り合い
ました。画像はお茶の花です。お茶の葉にも花が咲くのか?と思いましたが、考えてみれば当然の
話です。あんまりキレイな花弁ではないのですがそれなりに精いっぱい花を咲かせていました。
使用レンズはタムロンの35ミリf1.4です。前回撮影したシグマ35ミリf1.2に迫る画質があるはすですが
撮影条件が悪いのでそこそこの写りでした。しかし35ミリの取り回しの面白さは堪能することができま
した。
フルサイズ(フルフレーム)の35ミリというのは、標準レンズのカテゴリーに入るのかどうか、でも広角
レンズの部類でもあるようなのですが、ことレンズ1本で撮影するとなると35ミリレンズはほぼ万能です。
人によっては50ミリの方が好い、という方もおられるでしょうか。
その35ミリと標準ズームの違いは何と言っても画質とF値の違いです。私は夕暮れ撮影が好きなので
かなり暗くなっても撮れる単焦点レンズは重宝します。カメラ1台レンズ1本は写真撮影の基本ともいう
べきものなので、このスタイルは大事にしていきたいと思っています。
特に35ミリでは、広角にしたければ離れて撮影し、準望遠にしたければ寄って撮影するという、写真の
基本が詰まっているレンズです。詰まっているという言い方は変ですが、そういう仕組みが良く理解でき
るレンズだと思います。
写真は歩くことが一番の大事でそれが目的だといってよいでしょう。ですからカメラ1台にレンズが1本
か、2本というのが最適の撮影スタイルとなります。昔と比べれば随分と軽装になり無駄な機材は持た
ないようになりました。機材を多く持参すればどうしても写真を撮るということが主体となりますので、
それは今の私には相応しくありません。とにかく歩いて体力を維持することが最大の目的ですから。