メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS-1Ds Mark III |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 55mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/395sec. |
絞り値 | F4.6 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 5616x3241 (12.4MB) |
撮影日時 | 2023-03-06 00:26:18 +0900 |
デジイチでMFレンズの撮影をして、さほどに時間は経っていないのですが、何だか随分と期間が経過
したような不思議な感覚に見舞われています。
浦島太郎が竜宮城から帰還した直後っていう気分ですかね。(^^ゞ なんだかこれまでのことが夢物語
だったような気になるんです。これまでのことっていうのは、それはAFレンズ撮影だったり、ミラーレス
カメラのスクリーンだったりするわけですね。そういうのが遠くに去って幻のようになった気分に囚われる
というか。
世の中には自分はAFレンズを使ってもMFでしか写真は撮らないっていう人がいるはずです。そういう
方だと逆にAFとかスクリーン撮影とかの撮影に違和感がでるんでしょうね。
MFレンズをミラーレスで撮っていた時はそういう感覚にはならず、デジイチのファインダー視をしてから
得た感覚ですからやっぱり光学ファインダーでMF撮影をしたからということになります。
フィルム時代はそうだったじゃないかと自問しても、その頃の撮影量は知れています。多くてフィルム
数本でしょう。デジタル時代の今とは違います。
MFレンズの凄さは絶対にAF撮影ができないことです。(笑) まあライブビュー撮影ができないことも
ないのですが、そんなのミラーレスの十八番なんであってデジイチでやろうとはつゆ思いません。
おそらく、使用した機材の重さも手伝っているでしょうね。三脚なんか使わず全編手持ちで撮影をしま
したから。そうですね。やっぱり機材の重さっていうのがこの気分に相当関わっていると思います。
しかしシグマの50-100とか50-500なんかよりは軽い機材です。しかしそっちはAFですからね。
手持ちMFレンズっていうのは、ファインダーを見ながらピントを合わせるわけでAFレンズのように素早く
済むわけではありません。ピント合わせの間はずっとカメラをホールドしていないといけません。その
あいだ3キロのカメラをホールドしているわけでして。
おそらくそれでしょうね。機材の重量と関係があるように思います。小型のMFレンズだと今回のような
感覚はなかったろうと思います。イオスにコンタックスMFレンズでは感じませんでしたから。
それでやっぱり見逃せないのはファインダー視の良さです。
これはもう圧倒的だとおもいます。レンズも明るいですし、そもそも解像力が他のレンズとは違うので、
ファインダーの見え方が違うのではないかと思ってます。このコシナをソニーミラーレスで撮影された方
がおられましたが、これはもったいない話です。
ほぼ裸眼でみるのと違わない透視視野がファインダーで得られます。もちろんそういうレンズはAFでも
あるんですけど、MFレンズはずっと見続けて合ピンさせなければならないのでファインダー視時間が
長いんですね。そこが違います。
まあ何やかやでびっくりさせられるレンズなりました。
もう長く自分はAFレンズしか使えないだろうなって思っていたんですけど、この歳になって再びMFレンズ
を手にして驚くことになるとは夢にも思いませんでした。