雑感
Exif情報
| メーカー名 | Canon |
|---|---|
| 機種名 | EOS-1Ds Mark III |
| ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
| 焦点距離 | 28mm |
| 露出制御モード | ノーマルプログラム |
| シャッタースピード | 1/128sec. |
| 絞り値 | F2.8 |
| 露出補正値 | -0.3 |
| 測光モード | 分割測光 |
| ISO感度 | 100 |
| フラッシュ | なし |
| サイズ | 2048x1365 (2.76MB) |
| 撮影日時 | 2023年03月19日(日) 14時29分 |
人はなぜ写真を撮りたがるのでしょうか。それは写真なるものを通じてこの世界に参加できるからだろ うと考えています。カメラを持たずに手ぶらで散歩をするのは詰まらないねっていうところがありますし。 なぜか、カメラを手に持てば、こういう絶対に普通の人は分け入らないような藪の中での撮影もできる ようになるのです。 香川は複雑な地形と寡雨という気候が相まって、どんな小さな山村にも田圃があればその上流に溜池 があります。もうその多くは農業従事者の高齢化に伴い廃池となって自然に還ろうとしているようです。 撮影はもう大変でして道などはありませんから藪を分け入って、マムシにもご注意、もう無理やりという 感じですね。そういうの、カメラがなければ行こうという意欲などはわきません。 この世界の有様をこの目でカメラで見たいという、ただそれだけのことなんですが、考えてみれば写真 というのは不思議です。私の見るものを担保してくれる。それが写真だ、というところがあります。 素人さんは皆が撮っているようなものしか撮りません。それは皆と同じことをして安心をするという参加 意識で写真を使っているということでしょう。撮影するのはこの世界ではなく、本当はこの世の中の自分 です。綺麗な花を撮れば私も綺麗になれるかも・・・かどうかは知りませんが。 https://photoxp.jp/pictures/222697 そこに撮影する素人さんと、それを風俗世界として見つける写真家との相違があります。 写真行為とは、この世界と世の中を垣間見ることである。そこに自己の利益というものはなく、ただもう 見たい知りたいという純粋な意識だけがそこにあります。 中には撮った画像を他人に見せて賞賛を得たいという(自己利益)のもあるでしょうが、そういう人は長く 写真を続けることはできません。 写真はこの世界に自分が関心を失わせない為の投資であると私は考えています。この世界や世の中に 対しての関心というものは写真以外にも多くありますがその中のひとつが写真だということです。 ですから写真を止めてステップアップして写真以外のものに新たに関心を向けるということも可能です。 まあ写真は続けながらも、以前とは違う自分の関心事を見つけ、それをも写真に取り込むということも できます。とにかく刻々と変わっていく時代と世界の流れの中で自分の関心事というものを見つけ続けて いかなければなりませんね。 写真の良さはリアルに身体を使いながら撮影地に赴き、そこで見るという行為を駆使することにありま す。見て考えて、オマケで写真もできます。この身体性はとても魅力です。写真には歩きという行為が 必ず付随するのであって、そもそも空想的な机上論は成り立ちません。
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