無題
Exif情報
メーカー名 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
機種名 PENTAX K-3 Mark III Monochrome
ソフトウェア Photoshop Lightroom 4.4 (Windows)
レンズ
焦点距離 17mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/40sec.
絞り値 F2.8
露出補正値 -0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 640
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 6192x4128 (15.3MB)
撮影日時 2023-01-08 01:22:15 +0900

1   kusanagi   2023/7/1 22:48

この写真はなんでもない写真ですね。私も道があるねっていう具合で軽く撮ったショットです。
ある特徴的な山(山頂が岩場で切り立っている)の麓を散策していた時に撮ったシーンなんですが、
この山の麓はかなり広くて地質学的には山体崩壊をしてできた丘であるわけです。その丘の散策
ルートを探していたんですね。
写真を撮った後で帰宅して初めて気が付いたのですが、この道が散策ルートのメインルートである
ことが分かりました。この山は地元では知られている山ではあるんですが、殆どのハイカーは別の
直行ルート(頂上に行くだけの)を選んで山体崩壊の丘は歩いていないはずです。

私は登山愛好者やハイカーというよりも、やはりカメラを持って風景を捜し求める人間ですから、
この特徴的な山体崩壊の丘には人知れず興味があります。
ところでこの写真がカラー写真であったならば、もしかすればこの未知のルートを私も見逃していた
かも知れません。カラー撮影であればほぼ緑一色の雑木林とありふれた山道として見逃していた
可能性があります。
カラー写真というのはとにかく色によって惑わされやすいところがありますね。色だけ見てそれだけ
で終わりっていう感じですかね。なぜか早々と諦めるんです。
黒白写真となりますと、パッと見た目では何が写っているか分からないところがあって、それで写真
を細部まで見る癖がでてきます。つまり写真を読み込んでいこうという気になるというか。

シグマSPPなどの優れたソフトと高輝度モニターで見ますと、林の奥の道の詳細までも手に取るよう
に見えてきます。余談を言いますと、シルキーピックスとかライトルームでは細部の詳細が見えて
こなくて、それで現像をしたのち、SPPやキャプチャーワンで見ると本当の写真の実力というものが
見えてくるという具合です。もちろんMSのフォトギャラリーとかフォトXPでもいけませんね。
まあ、それはどうでもいいんですが、カラー写真というのは実際には黒白写真なんかより多くの情報
があるわけですが、鑑賞者は色に惑わされて写真を深掘りすることをしないんですね。たぶん。
その点、黒白写真は解像力とシャープさだけはカラーには負けませんが色情報がありません。
もとより少ない情報量という負い目がありますから、確りと見ようという癖が付くのだと思います。

この違いは大きいような気がしていますね。カラー写真ではどうしても安易な見方になるではない
ですかね。とくに彩度やコントラストがきついカラー写真は長く見ようという気がしませんしね。
カラー写真と黒白写真の違いというものを改めて考察しているんですが、なかなか難しいなって
思います。とにかく私としては大昔に習得した習慣でもってモノクロ写真には違和感がなくて、きっと
このままずっと黒白でやれるかなって思うほどです。(笑)

注文していたペンタ用シグマ10-20が入って来ました。ペンタ純正レンズは中古も少ないんですけど
サードパーティ用はあったので手に入れることができました。これでシグマレンズで広角ズーム、
標準ズーム17-50、望遠ズーム50-200と3つ揃いました。私としてはこの実用レンズで十分でして、
やはり黒白写真はローコストでいけるなあって思います。もうひとつマクロ機能付きの17-70があって
マクロレンズとして利用できるかなって考えてます。(超音波レンズではないのでMF利用で)
モノクロカメラはISO感度能力が高いので収差が気になれば絞れば解消するでしょう。もともとシグマ
は廉価レンズでも解像力がありますのでモノクロカメラには合っていると思ってます。
こうしてみると私はこのカメラをペンタックスではなくシグマのカメラような感覚で使っているような気が
してます。以前は愛用していたシグマのカメラ、今は使ってませんからね。やっばり現像がしんどかっ
たですから。
そして改めて思うに、シグマを長らく使っていたのは、身に着いていた黒白写真の感覚がシグマに
向かわせたのだと今になって知りました。

シグマフォビオンと言えば、フィルムのカラー写真感覚という思い込みをしている人が多いと思いま
すが、今思えばあれはどう考えても黒白写真感覚のカラーカメラでしたね。
フォビオンカメラは優れた写真が撮れるのですが、その現像にあまりにも時間が掛かりすぎ、使う
ことができなくなりました。しかしSPPはGPUで現像ができるので、最近の高性能GPUを使えば現像
時間を短縮することができるかもしれません。

シッポ座さんのセルフポートレート、面白いですね。これを見て相当にオシャレな人だと知りました。
なによりセンスが良いですね。やはり東京の人(私の感覚では関東一円は東京)は違うなと。(^^ゞ 

2   シッポ座   2023/7/2 11:51

ガハハ! (普段はもっぱらよれたシャツに薄汚れたジーンズです)

センス、、学校写真たまに撮らせていただいてますが最後に一言社長さんに言われるのがシッポ座さんのセンスで撮ってとそれだけです。
うーん、写真ってそりゃまあいい写真って人の目を魅了させるのもあるけれど、
私が思ういい写真ってセンスとか世界観とか写真一枚だけの物体的・画像データだけじゃないなって思います。写真家さんなら朴訥に何を言われようと自分の思う写真をひたすらに向かって撮り続けている方、ポートレート(人物写真含む)なら託された時間で一枚ちゃんと撮ってくれる存在で手札程の銀塩写真が一枚あればいいかなって思います。なので極力人物写真を撮るならフィルム使います。
もっと我が儘で自分だけの感覚で言わせてもらっちゃえば像をきちんと残して・写し込み収める作業に尽きます。
kusanagiさんの口調というかいつだったかのコメントが潔く的確で清々しく、とても気持ちの良い言葉に何故だか写真にもお人柄にも交換を持っています。このようなこと書くと引かれるor変なおじさんに思われそうですがまっ、そのように感じとっています。どうぞ今日1日もハッピーに♪

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