スナメリの遊ぶ海
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS R5
ソフトウェア Windows Photo Editor 6.3.9600.17418
レンズ EF24-70mm f/2.8L II USM
焦点距離 24mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/790sec.
絞り値 F6.4
露出補正値 -0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 8025x4542 (3.1MB)
撮影日時 2023-07-27 19:52:52 +0900

1   masa   2023/7/30 09:38

大崎上島から竹原港に戻るフェリーの上からです。
正面の島は阿波島(あばしま)という無人島です。
南端(写真では右端)の白鼻岩から半径1500メートルの海面が「スナメリクジラ廻游海面」として国の天然記念物に指定されています。
私は若い頃4年ほど、左奥に見える発電所に勤務していました。その頃は仕事が終わるとすぐヨットを出して明るいうちに1~2時間ほど遊び、それから寮で残業飯を食ってまた仕事をしたものです。
ヨットでこの島の周りを走ると、よくスナメリクジラに出会いました。
白っぽくてイルカより少し大きいくらいの可愛い目をしたクジラでした。

2   Ekio   2023/7/30 15:27

masaさん、こんばんは。
もちろん荒れる時もあるのでしょうが瀬戸内は「穏やかな海」と言う印象が強いです。
柔らかな青のグラデーションがとても綺麗です。
豊かな自然の中でお仕事されていたのですね。

3   masa   2023/7/30 19:25

>瀬戸内は「穏やかな海」・・・
その通りです。汐の入れ替わりの時は鳴門の渦潮のようにかなりの速さで流れますが、それ以外の時間帯ではまるで湖のようというか鏡のような穏やかな様相を見せます。
「あんな長閑な海でヨットやっても、やったうちに入らない」と相模湾で太平洋の大波に鍛えられている東京本社のヨット部員には言われました。

>豊かな自然の中でお仕事・・・
そうなんですが、当時私はこの発電所で3号機(70万KW)を増設する仕事をしていました。火力発電所と言えば公害の元凶のように言われていた時代で、厳しい反対運動に遭遇しました。反対派の人たちは「3号機が増設されれば、喘息患者が増え、ミカンは壊滅的被害を受け、温排水で魚は獲れなくなる。豊かな自然を壊すな!」と訴えました。私たちは能うる限りの対策を立て最終的には理解を得ましたが、けっこう辛い仕事でした。
あれから40年、数年前に1号機(25万KW)、2号機(35万KW)は最新鋭の新1号機(60万KW)にリプレースされ、3号機と共に電気を作り続け送り続けています。地域には呼吸器疾患の増加も、ミカン収穫高の減少も、漁獲高の減少も報告されていません。

4   Booth-K   2023/7/30 20:27

写真だけ見せられたら、どこの湖? と言う感じの水面ですね。
自然とバランスとりながら、維持されている様で、工夫してこの環境が残っていくといいなと思います。
こういう環境で、豊かな人も創られるんじゃないかと思いますね。

5   masa   2023/7/30 22:41

今回の出張で、島でカキとクルマエビの養殖をしながらレストランをやっている水産大学出の若者に会いました。
その土地の環境に合わせた生き方って逞しいです。

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