メーカー名 | RICOH IMAGING COMPANY, LTD. |
機種名 | PENTAX K-3 Mark III Monochrome |
ソフトウェア | Capture One 6 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 17mm |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/500sec. |
絞り値 | F6.3 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 不明(255) |
ISO感度 | 200 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2432x3648 (5.5MB) |
撮影日時 | 2023-04-09 00:45:57 +0900 |
黒白写真機を相変わらずメイン機としてやってますが、まだ今のところ飽きがきていません。(笑)
撮影はJPEGでのスモール画像での撮影。撮影自体は黒白JPEGであろうがカラーRAW撮影で
あろうが関係ないのですが、撮影した後の鑑賞がまったく違ってきます。
例えていうと、なんというか、ご褒美の餌が貧しいというか少ないのです。(笑) 清貧で貧相なん
ですよね。これにいつまで耐えられるか、我慢できるかが、黒白専用機撮影での勝負になります。
これは皆さんがカラーRAWで撮り、それを黒白写真にして悦に入るというのとは本質的に違います。
例えて言うと、毎日が豪華で贅沢な食事をしているのだが、偶には質素な一汁一菜の飯でも食うか。
というのと似ているでしょう。そうではなくて黒白機は毎日の食事は常に貧しく少ないのです。
カラー写真撮影は、これは浦島太郎の龍宮城での世界ですね。一方黒白機は太郎が白煙を浴びた
あとの世界です。このどちらが本当の世界なのか。現実はどちらなのか。
写真としてはカラーと黒白は大きく違いますが、撮影をしている時の現実は違わないですね。
一眼レフならばファインダーも天然カラー色で見えます。ところが写真になってくると違ってくる。
もしかして写真というのは妄想や幻想の世界ではないですか?現実を写し止めているというのは
本当でしょうか。そういう本質的な疑問が出てくるのが黒白機のなせる技かもしれません。
撮影をしている最中に、人様とお話をすることが多いのですが、最後に決まって(あなたは)写真と
いう良い趣味をお持ちですねって言われます。これには以前から違和感がいっぱいあるんですね。
私としては写真は道楽なのであって高尚な趣味でもなんでもないのですが、他人様にはそういう
ように映るんですかね。・・・よく分かりませんが。
もしカメラが黒白機しかないとすると、写真趣味人口は1/10になるでしょう。歴史的に見ても写真
人口が増えたのは写真がカラー化してからです。黒白写真の時代には写真をやっている人は
ほとんどいませんでしたから。
つまり、10人のうち9人は、写真の色を楽しんでいると言えそうですね。写真の本質は色なのか。
もしくは色ではない何かなのか。もちろんその両方なんですけどね。