メーカー名 | RICOH IMAGING COMPANY, LTD. |
機種名 | PENTAX K-3 Mark III Monochrome |
ソフトウェア | Capture One 6 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 50mm |
露出制御モード | 高速プログラム |
シャッタースピード | 1/2000sec. |
絞り値 | F2.0 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 中央重点測光 |
ISO感度 | 200 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2048x1365 (1.4MB) |
撮影日時 | 2023-07-17 00:37:45 +0900 |
④
里山歩きには医者いらず・・・これで理解できたのが、里山の中腹から麓にはお地蔵さん巡りが多くの
山で設置されているんですね。
なぜ山なのか? ひとつは場所の問題。平野部は耕作で貴重です。山だとその辺は緩やかです。
しかし何といっても大切なのは、お地蔵さんを巡り参拝するのは老人であるということ。現役から退いた
隠居の老人。特に長生きするおばあちゃん。
おばあちゃんは歳をとっても元気でいて欲しい。その願いが里山に地蔵さんを作ったのではないです
かね。おばあちゃんはただ地蔵さんにお参りするだけでなく、花も添えたり涎掛けなんかも着せたり
します。信心深いおばあちゃんであるからこそ、山で歩いて健康で長生きできるというわけですよ。
お地蔵さん巡りの社会人類学とでも言えそうな思いつきの考察ですが、案外と外れてはいないと
思っています。お地蔵さん、これを石屋に作らせて(けっこう金はかかりますよ)、それを山にまで持って
いって設置して、当然に道も作り、メンテナンスもし続けないといけません。
こういう一種の宗教的なインフラとでもいうんですかね。村人がお金と労力を出し合って造るわけです
が、その効果はあるのだということで、村人は納得しているわけですね。
「里山歩きには医者いらず」。おばあちゃんが長生きはしても病気だとすると大変です。お金は掛かるし
世話もすることで若い人の労力が削がれます。
「写真趣味老人に医者いらず」。・・・そういうのもあるんではないですか。(笑) お爺ちゃんには長生き
して欲しいけど、病気で寝込まれると困ります。ボケても困るし。いつまでも元気でカメラを持ってそこら
辺を歩いてくださいな。と、若い人が言っている様な・・・気がしませんか?
※写真はフイルム時代の50ミリF1.4レンズ。ちょっと柔らかすぎて黒白の風景写真には向かないかも。