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Exif情報
メーカー名 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
機種名 PENTAX K-3 Mark III Monochrome
ソフトウェア Capture One 6 Windows
レンズ
焦点距離 20mm
露出制御モード シャッター速度優先
シャッタースピード 1/320sec.
絞り値 F2.8
露出補正値 -0.3
測光モード 中央重点測光
ISO感度 12800
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 2048x1365 (2.31MB)
撮影日時 2023-07-17 02:25:47 +0900

1   kusanagi   2024/1/2 20:50


黒白写真にしてから、ほんとうに機材に関しての意欲がなくなって、撮影意欲は衰えないですが、使う
機種は限られてます。これまでに良く使ったカメラは、ペンタK3M3Mとイオス5DS/5DS2・3と、二コンD800
くらいかな。ペンタK2やシグマも1回使ったか。何故かそれ以上に使いたいという気がおきないんですね。
しかしこれは考えてみれば、普通のカメラマンと同程度であるわけですよ。
ではなぜ自分は多機種に渡ってカメラやレンズという機材を手にしてきたのだろうかというと、そういう
疑問が当然に涌くのですが、それは各種の機材の相違が見えてくる良質な受動機、パソコンやモニターと
いうものに投資をしてきたからだと思うんです。
そういう受動機というか受信機に、普通はあまり投資しませんね。適当なやつを1つ買ってそれておしまい
です。ですからカメラやレンズを換えても違いが分からないというわけです。

ということで結論付けられるのは、多機種に渡って機材を試されているユーザーは、それなりの受動機
システムを持っているということでしょうね。逆算すればそういうことになりそうです。
しかしこれもまた、オーバースペックであって過剰投資であったということになります。
それともうひとつ、画像を受け取る人間側の問題もあるでしょう。例をあげると味音痴の人は何を食って
も同じであるということ。そういう裏事情もあるのかもしれないですね。

ともあれ、使う機材が少なくて済むというのはメリットであって、メンテナンスが容易であり保管場所にも
困らないということ。大変にコストパフォーマンスに優れています。なにも考えず適当ににカメラを掴んで
撮影に出かけることができます。このスマートさも黒白写真になってからの優位点です。
そして私の場合、黒白写真は基本、JPEGの小サイズで撮影しています。汎用性のあるJPEGですので
どんなソフトウェアでも開くことができ、動作も圧倒的です。ここは物凄い時間と労力の節約になります。

黒白写真の場合、カラーほどRAWとJPEGの画質差は感じないで済みます。本当はカラーもモノクロも
同程度の画質の相違があるはずですが、黒白はそう感じないですむだけなのでしょう。
このJPEG撮影でやるというのも、黒白写真であったればこそであって、これまでのRAWカラー写真と
比べて、圧倒的なコストパフォーマンスとタイムパフォーマンスを獲得するもとなっています。

コスパとタイパに関してはS9000さんが論説を書かれていましたが、私としては単に無駄を削ぎ落として
軽くする短くするという具合にしか考えていません。過剰クオリティは必要がないという考え方ですね。
考えてみますとカラーに比べてモノクロームはその情報量が1/3であるわけなので、1/3に削ぎ落として
も問題がないという大前提があります。

トータルな撮影データ量を1/3にするには、撮影ショット量を減らすという考え方もできます。マニュアル
撮影や三脚撮影がそれに当たります。AFや自動露出に比べればそれくらいに落ちるでしょう。三脚
撮影となればもっと落ちます。
そういう考え方をすれば黒白写真は便利さをそのままに、もっと過激に実質総量を減らしてくるという
感じです。

カラー写真からモノクロという大きな壁さえ乗り越えれば、黒白写真ほどコスパ・タイパの優れたものは
そうそうはないというところでしょうね。
よくよく考えてみれば、私が若い頃に黒白フイルム写真だったのは、当時はネガカラーフイルムが未熟
であったことや、リバーサルカラーフィルムは高価すぎたということもあって、必然的に黒白写真になら
ざるを得なかったのですけど、やはりそこにはコストが優れていたというのが根底にありました。
ですから学生の身分でありながら写真ができていたわけですね。

この白黒写真優位のコストパフォーマンスは、デジタル写真になってからも生きているわけでして、さらに
タイムパフォーマンスすらも獲得しています。
コンパとかタイパといのは経済学、エコノミーからの視点ですが、無視はできないことだと考えます。
写真趣味の経済学とでも言うんですかね。そういうものあるんだと考えています。

※写真は社殿はなくて石の祠と囲いがあるだけの弁天さんを祭った宮。正月の供物として定番の、
お酒、塩、お米、水、そして餅。
私は大小のお宮さんやお寺の写真を撮りますが、参拝はしませんし手を合わすことはありません。
しかし賽銭はいつもあげています。ここにも正月だけの小さな賽銭箱が置いていました。
お賽銭は撮影料というわけ。(笑) お賽銭だけでなく、寄進のチャンスがあればそれをもやっています。
匿名での寄進ですね。
この世の中、只のものはありません。ただで利用できると思っていても、誰かがそれを負担しているか、
または我々にも回りまわって請求が来るのに気がつかないだけです。ならば私としては、出来る限り
直接的に支払うのがシンプルかなって考えてるだけですね。量販店ではケーズデンキとドラッグストアの
コスモスがそうしてます。好感がもてますね。

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