森蔭の妖精
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS R5
ソフトウェア Windows Photo Editor 6.3.9600.17418
レンズ EF300mm f/2.8L IS II USM
焦点距離 300mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/128sec.
絞り値 F2.8
露出補正値 -0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 2573x1715 (467KB)
撮影日時 2025-06-01 21:52:14 +0900

1   masa   2025/6/1 18:03

やっと雨が上がって、久し振りの裏山見廻りでした。
今年も ”ミズイロオナガシジミ” に会えました。
3メートルくらいのところからサンニッパでやっと補足し、大幅にトリミングしています。
日本に25種いる樹上性のシジミチョウのひとつです。
蝶愛好家はゼフィルス類と呼んで、熱心に蒐集します。
ゼフィルスとはギリシャ神語の西風の神「ゼピュロス」からきているそうで、そう聞いただけでロマンチックな気がします。
ボッティチェリのヴィーナス誕生の絵で左側から裸のヴィーナスに息を吹きかけているのがゼピュロス神です。

2   masa   2025/6/1 18:26

(タイプミス)補足→捕捉
       神語→神話

3   ペン太   2025/6/1 18:35

トリミングしても
 頭部がくっきり 昆虫とは思えないような
”しっかりとした意思”を持った生物(実際 当たり前なんですが)
 ギリシャ神話の引用納得しちゃいました。

樹上性のシジミチョウの一群をゼフィルス類って呼んでいるんですね。
 勉強になりました。

4   Ekio   2025/6/1 20:03

masaさん、こんばんは。
こんな小さなシジミチョウの存在感をしっかり出すところは流石masaさんです。
拡大してみると更に魅力的な絵になりますね。

5   masa   2025/6/1 21:53

みなさま、ありがとうございます。
ゼフィルスは花には来ないので、待ち伏せるわけにいきません。
葉陰や葉上で休んでいるのを偶然見つけるか、チカチカと梢付近を飛ぶのを見つけて下りてくるのを待つかです。
高校時代、採取して標本を作ることばかりしていた頃は、コナラ林の木々の枝葉を長い補虫網で叩いて飛び出したところをサッと掴まえていました。今にして思えば、何と無粋なことをしていたものでしょう。

6   Booth-K   2025/6/1 21:43

この小さな妖精を見付けることからして、探し慣れた目を持つmasaさんならではですね。
シジミチョウかな? と思っても、それ以上の判別は出来そうもありません。
ゼフィルスと聞くと、よりロマンチックが増幅され、まじまじと見てしまいました。

7   masa   2025/6/2 09:48

ハイ、まじまじと見てください(笑)
白っぽいこのシジミやオレンジ色のアカシジミ、ウラナミアカシジミだとチカチカ飛ぶのがすぐ分かるんですが、
スピードが早いミドリシジミ類は目に入りにくいです。
木の枝や葉をストックで叩いて飛び立った先に目を凝らします。

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