メーカー名 | PENTAX |
機種名 | K-5 II s |
ソフトウェア | Capture One 7 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 55mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/100sec. |
絞り値 | F5.6 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 200 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 1356x2048 (1.84MB) |
撮影日時 | 2013-06-06 21:20:20 +0900 |
②デジタル写真のフェイク
写真というのは建前があって、よい写真とは綺麗な写真、より高画質である
わけで、それを皆さんは信奉しながら、まるでそれに疑いがないような素振りを
しています。
しかしそれはやはり嘘なんですね。
私にしてもアップする写真は少しでも良い画質で、綺麗な写真であればと思うわけ
ですが、もうそこにも嘘が漂うわけです。
真実は汚い写真も綺麗な写真も、そこに意味というか違いはないということです。
自分が自分の足で歩いて撮影をするという、そのことが本質なのであって、
そこを伏せておいて、写真は画質で綺麗だ、と建前で誤魔化しているわけです。
写真をする人は嘘つきかもしれません。カメラなんか持たずに黙々と山道を歩いて
いるハイカーのほうがどれだけ正直であることかと思います。
写真綺麗の信奉は言わば平和憲法みたいなもんです。戦争が悲惨でいけないのは
誰でも知ってます。しかしそれでも戦争は起きるものであって、何もことさら
反戦の信奉論をかざしても何の意味もありません。それは欺瞞で慢心というものです。
あえて汚い写真を撮ろう。意味のない写真を撮ろう。そのほうが拠り真実に
近いというわけです。…というのも嘘ですけどね。
写真は画像に隠れた本当の事実に目を向けることが大事です。それは画像からは
けっして見えてきません。