②デジタル写真のフェイク 
Exif情報
メーカー名 PENTAX
機種名 K-5 II s
ソフトウェア Capture One 7 Windows
レンズ
焦点距離 55mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/100sec.
絞り値 F5.6
露出補正値 -0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 200
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 1356x2048 (1.84MB)
撮影日時 2013-06-06 21:20:20 +0900

1   kusanagi   2025/7/31 21:18

②デジタル写真のフェイク 
写真というのは建前があって、よい写真とは綺麗な写真、より高画質である
わけで、それを皆さんは信奉しながら、まるでそれに疑いがないような素振りを
しています。
しかしそれはやはり嘘なんですね。
私にしてもアップする写真は少しでも良い画質で、綺麗な写真であればと思うわけ
ですが、もうそこにも嘘が漂うわけです。

真実は汚い写真も綺麗な写真も、そこに意味というか違いはないということです。
自分が自分の足で歩いて撮影をするという、そのことが本質なのであって、
そこを伏せておいて、写真は画質で綺麗だ、と建前で誤魔化しているわけです。

写真をする人は嘘つきかもしれません。カメラなんか持たずに黙々と山道を歩いて
いるハイカーのほうがどれだけ正直であることかと思います。
写真綺麗の信奉は言わば平和憲法みたいなもんです。戦争が悲惨でいけないのは
誰でも知ってます。しかしそれでも戦争は起きるものであって、何もことさら
反戦の信奉論をかざしても何の意味もありません。それは欺瞞で慢心というものです。

あえて汚い写真を撮ろう。意味のない写真を撮ろう。そのほうが拠り真実に
近いというわけです。…というのも嘘ですけどね。
写真は画像に隠れた本当の事実に目を向けることが大事です。それは画像からは
けっして見えてきません。

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