メーカー名 | SIGMA |
機種名 | SD1 Merrill |
ソフトウェア | Capture NX 2.3.2 W |
レンズ | |
焦点距離 | 17mm |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/125sec. |
絞り値 | F7.1 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 中央重点測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | "" |
フラッシュ | なし |
サイズ | 1779x1074 (936KB) |
撮影日時 | 2012-08-12 16:36:07 +0900 |
遊覧船に乗ってみました。
いつ来ても綺麗な海です。。
いやあ、松が生い茂っているわあ。こんなの瀬戸内では(昔はそうだったん
だけど、今は)ありえないんですね。十数年前に松食い虫にやられましたから。
まあ、瀬戸内から松が消滅したのは大気汚染というよりも、そもそも松林が
人工林であったわけで(人為的に下草を常に取り省かなければならならい)、
且つまた温暖化もせいもあり、本来の照葉樹林地帯に戻っただけ。とも言え
ますが。
そうなると今度は東北なんかが松の生育に適した気候帯になってくるわけで、
気温と植生いうのは、なかなか面白いものですよね。
たとえば花ってのがありますよね。(^^; 花の写真を撮る人は多いです。
この花の文化人類学的な意味のひとつとして、死者に華向けた花ってのが
あるんです。この風習はなんとネアンデルタール人の時代から既に始まって
いたと言われています。
身近な親しい者の死者を弔うとき、人は葬地にその季節に咲いていた花を
添えたのです。そしてその花の記憶によって毎年巡る季節に死者への想いを
新たにする出来たのです。人類の長期記憶の始まりです。
花と死者への弔いにはそういう深い意味合いがあるんですね。
私が最初にデジタルカメラを買って、そうだ花を撮ろうと思って出向いたのが
墓所なんですよ。(^^; ちなみに瀬戸内には両墓制という埋め墓(土葬)の
風習が現存していて、その写真もかなり撮っています。新仏の墓は死者の
匂いが濃厚に漂っています。
花は今は商業化されていて珍しい花々が各所に埋め尽くされています。
しかしながら本当の花のもつ、崇高な宗教学的な意味合いとしては死者への
弔いという大切な役割があるんですね。
余談でした。
kusanagiさま、こんばんは。
瀬戸内というと松林とみかんの木というイメージがあったのですが今は違ってるんですね。
松食い虫ですか。こちら庄内、防風林の松林ではあまり聞きませんが最上峡や月山でナラ枯れの現状は目にします。
昔からの景色が変わってゆくのは嫌な気持ちがします。。
夕日でかなり赤っぽい景色だったのですがCapture NXのカラーバランスという機能を使ってみました。