メーカー名 | SIGMA |
機種名 | SD1 Merrill |
ソフトウェア | Capture NX 2.3.2 W |
レンズ | |
焦点距離 | 46mm |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/125sec. |
絞り値 | F4.5 |
露出補正値 | -1.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | "" |
フラッシュ | なし |
サイズ | 913x1254 (1,078KB) |
撮影日時 | 2012-11-09 14:39:27 +0900 |
山寺の奥、紅葉川を歩いてきました。
紅葉。今がピークです。
この写真、立体感がありますね。立体感と言うか、その場に自分がいる
という臨場感かな。とにかく3次元的にリアルというか。
キヤノンやニコンで撮ると多分、平面的でその構図の中で絵を作っている
という印象になりがちなんですが、この写真は人間の視覚がそのまま延長
できるっていう気がします。
何故だろうって考えると、ひとつは人物が入っていること。これは大きい
ですね。そういえばもうひとつの橋の写真も橋という人工物が入っていて、
鑑賞者が写真を観る場合のよすがになるんです。見知っているものが
写真にあれば、そこからひもといて鑑賞者は写真の中に入って行くことが
できるんでしょうね。そういう心理的な要素は大きいでしょう。
(水墨画なんかはテクニックとして風景に人物を挟みこむことが多いですね)
それとやっぱり画質として色濃くでていること。ペンタックスなんかはまだ
ましなんでずかニコンやキヤノンだと発色に限界があります。濃くしても
だたベターってなるだけで。
シグマはただ色が濃いだけでなく此処の粒子のコントラストが強いんですね。
このコントラストの強さの要素は大きいですね。特に、こういう森の中の
微細な表現をしなければならない場合、センサーが本質的に持っている
コントラストの威力は的面に立体感というリアルさに繋がります。
やっぱりベイヤー機では本質的に写真にリアルさを求めることは無理なの
かなあ。(^^; こういう写真を見るとつくづく考えさせられます。
へづに写真に物理的なリアルさを追求するだけじゃないんだけど、やはり
それはあった方がいいですね。
撮影している時には分からないんだけど、帰って写真を見て自分の撮影行
を追体験する場合、フラットなのっぺりした写真が出てきたんではなんか
がっかりするんですね。(^^;
ところでzzrさん、投稿はSRGBでやられているんですか?
私の場合はアドビRGBでやっています。最近知ったことなんですが、ビスタ
とエキスプローラー8以上ではアドビRGBが表示されるようです。それ以前
ではたとえアドビ色にしても自動的にSRGBになって表示されたんですけどね。
アドビRGBのモニターを自分は持っていないから意味がないというのではなく、
実際にはSRGBモニターでもかなりアドビ色を表現することができます。
アドビRGBにすると黄味が出てきて、つまり輝度が強く表現できるように
なるんです。鮮やかになるんですね。それもまたリアルさのひとつです。