SIGMA Photo Proソフトウェア 作例

大名庭園

大名庭園

高松市の栗林公園です。大名庭園で国の特別名勝と言われています。 全てが人工で作られていて自然なものは何一つとしてありません。 こういうのは江戸期時代のテーマパークとでも言うべきものかも知れません。 作り物の世界を見て素晴らしいと感激する人もいれば、私のように意気消沈 する人間もいる。世の中は色々です。 何の芸もないショットです。無論、手持ち撮影。一瞬で撮れました。(笑) 三脚は撮影には使わないけれど、家の中で三脚体操(開いたり閉じたり、 伸ばしたり縮めたり)をするのは大好きという私ですが、手に入れるのは古い 日本製の三脚ばかりです。なにせ安いですから。(^^; それが最近、気まぐれで最新流行の折畳式の三脚を買ってしまったのです。 日本のキングと銘打っているけど、実際は中国のシルイという三脚メーカー のものらしいです。 http://item.rakuten.co.jp/mitsuba/sirui_t-1205x-g10set/#sirui_t-1205x-g10set 一見してあまりにもの高品質加工に、そしてファッショナブルでカラフルな 最近の三脚に度肝を抜かれました。 三脚といえば、私の頭の中では、重くて無骨で地味で、日陰の存在だと 思っていたのですが、どうも最近はそうではないらしいのです。 若い人に人気のマンフロットなどを見ると実にカッコよく作られています。 商品としての売れ行きの性能と言いますか、そういうのが他社よりも優れて いるほうが勝ち残るみたいです。 ところで、このシルイの三脚ですが、新品のうちの性能は高いと思います。 しかし、耐久性はあまりなさそうです。脚を締めるナットのゴムが最初に やられるかな。かなり力を入れて締めなければならないので、ゴムがダメに なるだろうと思います。そうなると脚を十分に締められなくなりますから タダの廃棄物になります。無理して使おうとすれば使用中に倒れるでしょう。 しかし乗っている雲台はなかなか良い感じがしました。 その雲台はスリックの小型カーボン三脚に着けました。このスリック脚は頑健だし レバー式の止め具も調整が利きます。しかし黒一色で実に地味です。 日本のメーカーの三脚は黒かシルバーかで、派手なものは殆んどありません。 しかし耐久性があります。ごく一部のものはそうではないものもありますが、 肝心なところは壊れないようにできているようです。 例えば脚のナットゴムが剥がれても十分に締められるようにできているとか。 海外製三脚メーカーでイイナって私が思えるのはジッツオだけですが、それは 高性能であり美しくもあり、そして上品な美しさだからですね。 しかし高価だからなかなか買えませんが。 ジッツオもどきのモノマネ三脚は多数ありますが、日本のメーカーは一時は ジッツオの真似をしても直ぐ様、メーカー独自の三脚スタイルに戻ります。 そこが日本のメーカーの良いところです。 日本の三脚メーカーと言っても、ベルボンとスリックの2社しかないのですが、 そのとちらも私は好きです。それで私が評価する三脚メーカーは、ジッツオと スリックとベルボンの3つだけということになりますか。 中国製三脚、たったひとつだけ見て言うのもなんですが、一見してシャープ で凄いなあと思わせるのですが、長くはもたないっていうところでしょうか。 中国って、底が浅いなあって思いました。大名庭園の池のように。(^^;

デジタルレンズ

デジタルレンズ

SD1クワトロは、というよりも既にdpクワトロ自体が、センサーから得た情報を そのまま処理するのではなく、撮影時の個別装着レンズに合わせて特化して デジタル画像制御処理をしているように思います。 言わば、これこそは新時代のデジタルレンズとでもいうべきものでしょうか。 レンズとボディが一体型のカメラでは、そのようなことをしていることすら、 ユーザーは気が付きません。しかしレンズ交換式のカメラでは一気に露呈 してしまうかもしれませんね。 SD1Qは、装着レンズを選ぶ、のではなく、レンズ指定があるかもしれません。 これこれ以外のレンズでは画質を保証できませんと。テレセントリック性の 問題がほとんどない望遠レンズでは問題ないでしょうが、広角レンズでは 指定レンズ以外のレンズでは撮影できなくなるかもわかりません。 広角・標準ズームだと、撮影時のミリ数によって画質が変わってくるという こともありうるかもしれません。 これから、レンズは確実にデジタル化すると思われるので、これはSD1Qだけ の問題ではなく、全てのメーカーのレンズが、このような今までになかった 事態が発生するかもしれませんね。 余録として、レンズ味その1を選択すると、往年のクラシック風な描写をして くれるとか、そういうピクチャー・スタイルならぬレンズ・スタイルを選択できる ようになるかも知れません。 レンズの開発費に、そういうソフトウェアの占める部分が多くなるような気が します。最終的には、レンズのソフトウェアを開発できるメーカー(主に海外企業) がハードウェアメーカー(日本の企業)を牛耳るようになるのではありませんか。 巨人IBMがマイクロソフトの前に倒れたように、今はソフトの時代ですからね。 少なからずのシグマファンが、クワトロではなくメリルが好きだと言っています。 その根拠とするところは希薄なのですが、多くの人が言う意見には、目に見え なくとも、然るべき根拠が歴然としてある場合があります。 それは少し時代が過ぎてから、ああ、そうだったのかと判明したりするのですが、 もしかすれば、クワトロモデルからデジタルレンズ方式を搭載したことによる、 既存ユーザーの不安感を表していたのかも知れなかったということです。 多くの人は理屈ではなく、肌で感じた直感で情動します。その直感は結果的 に正しい場合があります。理屈で言えば、明らかにメリルよりクワトロの画質 が優れている部分が多いのですが、多くの人々の、将来に対する漠然とした 不安感という情動が、もしかして一連のクワトロブーイングだったのではないかと、 今にして思うところが私にはあります。 日本人にとって、モノづくりという神聖な場が、ソフトウェアというまがい物で 汚されるという、そういう嫌悪感のようなものがあったんじゃないでしょうか。 日本人の心には、自然なモノは神であり、ソフトはあくまで人であるわけで、 人が神の座を奪うということを極度に嫌うのですね。 ことはモノづくりだけの問題ではなく、カメラのレンズというものは、写真家にとって 自分の眼の延長そのものであるわけす。それが随神の自然なものではなくて 人為的な、誰かが商売として作ったものであるとすれば、それはハッキリ言って 気分のいい話ではありません。 そういう私も、正直、クワトロには及び腰です。dp2Qを買っただけで、それ以降 のものに触手を伸ばしていません。dp0Qは好きな画角のレンズが着いている ので、あくまで実用的な意味として手に入れたいと思っていますが。 逆に今は、デジタルとは反対のアナログたる三脚に関心が向いてしまったわけ ですし。とにかく、今の私には答えを見つけることができないでいます。 ※写真はDP1メリルに、リコー製ワイドコンバーションレンズを装着しています。 21ミリ相当になっているはずです。