発表会でコニカミノルタフォトイメージングの宮地剛社長は、国内出荷台数が前年割れするなど生き残りをかけた戦いが始まっていると述べた。生き残りにはユニークな技術が必要であり、Anti-Shakeはコニカとミノルタの統合で初めて実現したオンリーワン技術だという。1プレス PC Watchコニカミノルタ、手ぶれ補正機構内蔵一眼レフ「α-7 DIGITAL」井上氏によれば、開発の出発点は、既にαレンズを持つユーザーがその資産をデジタルでも活かせるようにすることで、世界で1,600万本流通するαレンズの活用が狙いだった。大型センサーでもボディ内手ぶれ補正を使えると確信したのは、発表の3〜4年前からだという。全てのαレンズは焦点距離情報をボディに伝えており、Dレンズ以外の測距情報も含めてボディ側で管理しているため、全αレンズで手ぶれ補正が完全に機能する。センサーはシャッターを切った瞬間だけシフトさせる方式で、半押し中ずっとアクチュエーターが動くDiMAGE Aシリーズなどより耐久性はむしろ高く、「シャッター幕の数倍」あるとした。5インタビュー デジカメWatch【インタビュー】感性に訴えるデジタル一眼の開発を目指した〜開発者に聞くα-7 DIGITALのこだわり
効果を「シャッター速度換算で2〜3段分」とする表現について、井上氏は、きちんとホールドして撮影した場合の感触に近く、意図的に揺らした撮影では同じ効果は得られないとした。絵作りは「自然でありながら印象的」を目指し、素材の色をそのまま再現するミノルタのカメラメーカーとしての技術と、印象的なプリントを追求するコニカの感材メーカーとしての技術を統合したものと説明された。画像処理はディスプレイ表示よりもプリントの仕上がりを強く意識して調整したという。レンズは当面フィルムカメラと共用するが、将来はデジタル専用設計や、画角の変化に合わせた短焦点レンズの拡充に向かうとしていた。5インタビュー デジカメWatch【インタビュー】感性に訴えるデジタル一眼の開発を目指した〜開発者に聞くα-7 DIGITALのこだわり