【燃】 迎え火
Exif情報
メーカー名 PENTAX
機種名 K-7
ソフトウェア K-7 Ver 1.00
レンズ DA 18-55mm F3.5-5.6 AL WR
焦点距離 50mm
露出制御モード マニュアル
シャッタースピード 1/10sec.
絞り値 F5.6
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 800
ホワイトバランス 太陽光
フラッシュ なし
サイズ 1728x1152 (1,633KB)
撮影日時 2010-08-13 19:40:47 +0900

1   masa   2010/8/16 10:12

2月に亡くなったオジイチャンの新盆で、岩手の女房の実家へ行ってきました。
13日の夕は「迎え火」です。家の門口で松の根を燃やすとすごい煙で、この煙に乗ってご先祖様が家に戻ってきます。
玄関前で沢山の蝋燭を灯すのは、新盆の時だけ。孫たちが風で消えそうな蝋燭群に一生懸命火をつけていました。

2   へい柔道   2010/8/16 12:28

masaさん、おひさ(^^)/

私ごとで恐縮ですが、わたくし、ここんところ数カ月ほど、インタネット・チャットにハマっとるのでございます。

んな中で知り合った人のひとりに、アリゾナを中心にトレーラーハウスで放浪しているベンさんというじいちゃんがいます。
そのベンじいちゃんが、このお盆、という日本の風習にいたく関心を持ちまして、それで
盆のことをもっと話してくれといつも言う。
説明するつっても限界がアリアリなわけで、写真送ったりして、
こうやって迎え火するんだ送り火するんだというと
素晴らしい。もっと知りたい、教えてくれという。
茄子でウマつくると死んだ人が帰ってきてくれるんだなという。
奥さんのパトリシアがなくなって30年。

で、そのベンさんにmasaさんのこのお写真見せてやってよろしいでございましょうか。
500pix最大サイズぐらいのサムネイル画像で見せてやろうと思うのですが。
よろしくお願いします(__;)。

3   masa   2010/8/16 19:15

へいさん、お久しぶり!
どうぞ、どうぞ。いかようにも加工して自由にお使いください。
アリゾナじゃ松は生えてないだろうけど、砂漠に転がっている枯れ木でも、心を込めて燃やせば、天国のご先祖様に見てもらえるんじゃないだろか。

4   バリオパパUK   2010/8/16 22:40

masaさん、やりましたねえ、ありがとうございます。
8月のオフィシャルで【燃】をテーマにして、いろいろよかった点がありますが、そのなかでもmasaさんの今までとは違った写真が見せていただいて本当によかったと思っています。
炎で人生を照らし浮かび上がらせる、シャッターを開いた一瞬に永い年月を映す、そんな写真を撮られるんですね、すばらしいです。

5   へい柔道   2010/8/17 09:16

masaさん、ご快諾に感謝(^^)/

さっそく見せてあげましたあ

しっかしアリゾナ、連日40度超え
火焚く気起きるんかな(^^)

6   youzaki   2010/8/17 13:30

masaさんありがとう。
この風景いつの間にか見なくなりました。
確か10年前はまだかがり火をたいていましたが・・
子供のころから数十年蓮の葉に供え物をのせががり火の下で蚊に刺されれいたものです。
火災予防か、子供に危険なのか見なくなりました。

7   masa   2010/8/17 22:14

バリオパパさん:
この写真を撮ろうと思い立ったのは、バリオさんが出して下さった今月のお題が頭にあったからです。
こちらこそ感謝でございます。

へいさん:
4お度超えのアリゾナで迎え火を焚けば、きっと天井のパトリシア奥さんも見てくださるでしょう。
キリストさんにちょっと断って、一週間くらい下界へ行ってきますなんて言うキッカケになるかもですよ。

youzakiさん、こんばんは。
東京ではほとんど見なくなりましたが、岩手では女房と一緒になって30数年、ずっとこの風景が続いています。
一年に一度、ご先祖さまに思いを巡らすと、なんだか心がゆったりとします。
やたらにスピードが速くなって、生きること自体に追われてしまいがちな私たちに、とっても貴重な風習だと思います。

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