メーカー名 | SIGMA |
機種名 | SD1 Merrill |
ソフトウェア | SIGMA Photo Pro 5.5.3.0001 |
レンズ | |
焦点距離 | 0.0mm |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/3sec. |
絞り値 | F16 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 800 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2352x1568 (105KB) |
撮影日時 | 2013-12-17 19:02:12 +0900 |
http://ganref.jp/m/maronushy/reviews_and_diaries/review/3887
これによると、SPPの「フリンジ除去」は12.12.10にアップされたから
バージョンから付いているみたいです。1年前じゃないか!(^^;
こちら、もうすっかりカメラに感心をなくしていたので、迂闊にも情報の
収得を疎かにしていました。
それと、私のSD1Mは中古購入時にCDROMはSPP5.2が付属し、
カメラのファームウェアは1.05の状態なのですが、ボディからレンズを
外した状態でも、緑や紫のフリンジは発生せず、画面は全くの白の状態
です。
ということは、シグマ以外のメーカーのレンズを、マウントアダプターを
着けて撮影しても、緑被り等は発生しないということです。
つまり、かつての緑被りフリンジ問題は、とっくに解決できていたという
ことだったわけですね。
それだけでなく、SPPのフリンジ除去ツールは手動でも自動一発でも
できるよう感じで、けっこう面白いツールになっています。
フォトショップにもそういうツールはあるようですが、むろんSPPで出来る
ほうが楽だし綺麗にいくはずです。
ウサギたるkusanagiが寝ている間に、カメのsigmaは着々と歩みを進めて
いたということですか。(^^;
ここで口で言っただけでは、しゃらくさいわ!という気がするので、
あえて画像をアップしましょう。この真っ白な写真はレンズを外した状態で、
白い紙に向かってレリーズしたものです。
それにしても、シグマという会社は、何故に?何も言わずに改悪し、そして
何も言わずに改良するのだろうかと、いつも思う。
なぜもっと大きな声で正々堂々と発言しないのかと。有限実行こそ値打ち
があるのであり、無言実行は有言不実行と同じだということに気が付かない
のたろうか、と常々思います。もういい加減、むっつりは止めませんかと。
補足
この緑フリンジというのは、デジカメ特有の現象であるセンサー周辺部に
等しく光が届かないことへのソフトウェア的対策であると私は理解しています。
テレセントリック性といって、光が垂直にセンサーに満遍なく届けば(センサー
が光を取り入れられれば)それでオーケーなのですが、実際にはそうは上手く
いかない。
それでソフト的に周辺部に光(色)を加味してやるんですね。それは個別レンズ
によって千差万別ですし、最新のレンズでも現実には条件次第では上手く
いかなかったりする。それでSPPで手動フリンジ補正(除去)の機能を付けた
んだと思います。
SPPのフリンジ補正はなかなか優れていて面白く、カメラの勉強になると
思うので、シグマの古いレンズやマウントアダプターをお持ちの方は是非に
試されたら良いと思う。