メーカー名 | SIGMA |
機種名 | SD1 Merrill |
ソフトウェア | SIGMA Photo Pro 5.5.3.0001 |
レンズ | 17-70mm |
焦点距離 | 31mm |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/1000sec. |
絞り値 | F7.1 |
露出補正値 | -1.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2352x1568 (2,870KB) |
撮影日時 | 2014-05-18 16:18:08 +0900 |
香川によくある平野部の溜池です。面積は広いのですが水深は浅くて
貯水量としては効率が悪いのです。通称、皿池(さらいけ)といいます。
これはその池の排出口の設備ですね。花崗岩で作られていますが、
むろん古い設備で今は使われていないでしょう。現在使っているのは
左側の青い金属製バルブ型のやつですね。
背後に見えるムスビ形の山は飯野山。標高400メートルですが富士山型
の形をしています。しかしコニーデ火山ではなく、古い火山口の跡とでも
言うべきもので、周囲の柔かい部分が削れて、自然とこの形になったそう
です。
つまり大昔は讃岐平野は標高400-600メートルの平らな台地だったので
すが、火山活動によりところどころに小さな火山の噴出口が出来たのでした。
それは山とは言えないほどのものでしたが、その後の地質学的時間の
侵食作用によって・・・噴出口の部分は硬い岩石であり、その他の部分は
柔らかい深成岩の花崗岩でしたから・・・その柔らかい花崗岩の部分だけが
侵食によって削れて無くなってしまったのですね。結果として硬い岩石の
部分が山頂となったのです。
それで現在は、山頂部は硬い玄武岩や安山岩で覆われ、麓は柔らかい
花崗岩となっています。数千年後にはさらに侵食で削れて、ちょうど中国
の桂林のような凸型の山になるだろうと言われています。