メーカー名 | SIGMA |
機種名 | dp2 Quattro |
ソフトウェア | SIGMA Photo Pro 5.5.3.0001 |
レンズ | 30mm F2.8 |
焦点距離 | 30mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/125sec. |
絞り値 | F4.5 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | "Daylight" |
フラッシュ | なし |
サイズ | 3616x5424 (17,596KB) |
撮影日時 | 2014-06-28 08:38:48 +0900 |
テスト
この写真、ピントは手前の電線に邪魔されてしまいましたね。(^^;
それでもけっこうピントが地面にまで来ているように見えるのは、
シャープなレンズの賜物でしょうか。
ジグマSPP6.0.1での現像です。Exif情報でSPP5.5.3となっているのは、
Exif情報編集ソフトで書き換えたからです。
この掲示板では、SPP6.0.1でも6.02でも、RAW現像をして直にJPEG
投稿をすると、このフォトXP掲示板にはExif情報が反映されません。
どうやら、その原因が、ソフトウェアの名前にあったのだ、ということに
なりますか。
実はこの掲示板、ソフトウェアの項目で検索ができるようになっている
んです。ソフトウェアSPP5.5.3のところをクリックしますと、SPP5.XXで
編集した全ての写真を見ることができます。
一覧の「画像処理ソフトウェア一覧」では、シグマSPPは2つあり、
SPP5.XXと、それ以前のバージョンに分かれています。それで、
SPP6.XXの項目がまだないというだけなんですね。(^^;
それで、SPP6.XXのソフトウェア名だと、Exif情報の添付が弾かれてし
まうんです。
まあ、こんなことはどうでもよいことですか。
シグマDP2Qで撮った写真。RAWで記録してSPPで展開しJPEG最高
画質で保存しますと、1ファイルが20MBくらいになります。この写真は
ピントが外れていて背景が詳細な描写になっていませんから、17MB
くらいに収まっていますけどね。
そんな具合で主催者のサーバのHDD容量を食ってしまうのではないか
という指摘がありました。今のところはごく数人の方だけが投稿して
いるのであり、そうは問題ではないのですが、みなが皆、これから
DP2Qで投稿するとサーバの容量の寿命は1/10となるかも知れません。(^^;
もっとも心配には及ばずで、もともとシグマのカメラはマイナーであって、
不人気カメラなんですよ。今のところはシグマ以外に話題を集める新製品
が出ていないから、たまたまシグマ・クワトロが注目を集めているだけ
なんですね。数ヶ月経てば、ユーザーはシグマに飽きてしまうでしょう。
なにせ、およそ使いやすいカメラとは言いがたいですから。(それでも
歴代シグマの中では最右翼に使いやすいカメラではあります)
シグマのカメラを正しく評価し、長く愛用していくには、パソコンの画像
表現の能力を上げてやる必要があります。これが適切に出来るように
なりますと、シグマの絵は他のカメラと根本的に違うっていうことが実感
できて、不便なカメラではあるが長く使っていきたいという気持ちになる
のです。
しかしそれは一般的にはなかなか出来難いことではありますね。
シグマDP2Qは、かつてのSD14と並んで発熱の高いカメラです。
発熱が高いというのは、映像エンジンが頑張っているということでもあり
ますが、SD14の場合は通常はハードウェア回路でデータを回すところ
をソフトウェアでやったから高発熱をしたという説明があったように記憶
しています。それでSD14の次のモデル、SD15ではハードウェア回路設計
にしたので発熱は抑えられたということだったと思います。
そういうことでは、もしかすれば、DP2Qはソフトウェアでデータ処理を
している部分が多いのかもしれませんね。
ソフトウェアでプログラムを組み映像エンジンをするのは、ひとつは
ハードウェアに比べて安くつくこと。もうひとつは問題が出れば後から
更新できることです。欠点としてはハードウェアに比べて処理速度が
遅くなります。
シグマとしては、DP2Qは最初のクワトロ技術のモデルですから、
用心をしてフレキシブルなソフトウェア方式にしたんではないでしょうか。
ソフトウェア回路はパソコンと同じですから、処理が集中するCPUに
相当する部分は発熱をします。それでDP2Qにはヒートシンクがある
んですね。(^^;
レンズの付け根の部分、ちょっとカラーリングが違っていて、その部分
は多分アルミ金属で出来ているみたいです。
撮影数を重ねると、この部分が特に熱くなります。
DP2Qがソフトウェアで映像エンジンを組んでいるとすれば、製造後に
問題がでれば、ファームウェアのバージョンアップでもって問題を解決
することが出来るかもしれません。
「ビアガーデン現象」という、浅葱色(あさぎ色・・青と少しの黄)と黄色
が近接した場合に、極端に解像度が落ちるという現象も、これは映像
エンジンの更新で解決できるのではと考えます。
もっともJPEG撮影でビアガーデン現象が出ていないのならば、それは
単にRAW撮影だけの問題ですから、これはSPPのバージョンアップだけ
の問題となります。