メーカー名 | SONY |
機種名 | α7R |
ソフトウェア | Capture One 7 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/400sec. |
絞り値 | F0.0 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2000x1335 (1,052KB) |
撮影日時 | 2016-04-24 15:43:57 +0900 |
写真とは、本当は自然と人工の間にあって、我々はそこを行きつつ戻りつして悩みながら
やっていくものだと思ってます。
常に自分の写真に納得が行かず、あーでもないこーでもないと言葉の束縛や形の
それらから自由に羽ばたきたいと心底願うこと。またそういう試行錯誤の繰り返し。
それが本当の写真という行為ではないかなって思ってます。
写真はカメラやレンズではありません。同様に写真としてしたためた画像でもないと
いうことです。写真には形がなく、それは我々の心に形がないのと同じです。
変化自在のこころというものが最も写真というものに近いということですか。
しかし現実世界では経済的に写真というものが成り立っていて、そういうマスプロ的な
画像や映像が幅を利かせています。それらは商品であり形(イメージ)を持ち、言葉の
思い込みをして我々をコントロールするのです。
ところで
東京五輪八輪のエンブレムマークが決定しました。組市松紋という、かなりの通好み
のデザインになり他の候補とは圧倒的な投票差を見せました。
印刷の側から意見を言わせてもらうと、この色は一般特色の紺藍カラーインキと同じ
です。ということはプロセスカラーで印刷することも可能ですが、圧倒的に優れたインキ
の特色カラーインキでも刷ることができ、その仕上がりは素晴らしいということです。
CMYK4色インキを使ったプロセスカラーがベイヤーカラーだとすれば、特色インキとは
フォビオンカラーに相当するという喩えだと如何でしょうか。(^^;
ちょっと驚いたのだけど、今の日本でこれほどに優れたシンボルマークがつくられる
というのは正直、驚きました。ちょっと日本も変わりつつあるのかも知れません。
写真の3原色は3色ですが、印刷は4原色
3原色を入稿するには??
昔昔、デジタルを入稿するのに、印刷に適したものに
修整するのが、大変・と印刷屋がいっていましたが・真実は
いかがなものでしょうか?
写真のRGBからCMYKへはフォトショップで簡単に変えられますよ。
ちょっと色合いが変わってきますけど僅かです。
デジタル入稿は今でも大変です。プロのデザイナーがイラストレーターで作ったもの
でさえ、うっかりミスの不具合があったりで修正をしなければならない場合があります。
ましてや一般の人がワードやエクセルで作ったものなどは大修正が必要な場合が
とても多いですね。写真なども、もうキリがないので適当に済ませる場合が多いです。(^^;
印刷屋はデータ的には最後の部門なのでキチンとしていないと刷版がでません。
それは印刷ができないということなので、一般の人には想像のできないような裏方の
苦労があります。
しかしまあ、これが仕事ですからね、オペレーターは不満を言いながらもキチンと仕事
をしています。
私たちは、デジカメ写真を家庭用プリンターで印画する程度ですが
業務用の世界では、オフセット、オンデマンド印刷など入稿の際には
気を付ける約束事があるようです、
日常、消費してる、パンや菓子の自動包装機包装フイルムなども叛を造り印刷されています。
ビールの缶の印刷も、缶の状態にして印刷するやりかた、板の状態で印刷して、プレス、これはプレスしたときに文字や絵が正常な形になるように印刷されている・すごい技です。
私の知らない世界が、たくさんあるんだなと思います。
参考までに
http://www.spcom.co.jp/service/digital-solution/color-management.html
対応フォーマット
入力:TIFF、PDF/X-1a、PDF/X-3、EPS、PS
出力:TIFF
(TIFF以外は全てアドビ系のデータ形式です)
こんな感じで、一般に親しみのあるJPEGとかオフィスソフトのデータなどは、
そのままでは商業印刷データでは受け付けないわけですね。
これを言うと一般の人は不思議そうな顔をするんですよ。データに種類がある
ということを初めて知るようです。
そして最終的に印刷の版にするデータはTIFFデータ一本であるというのが
なんとも面白いですよね。要するに文字から全てを画像化してしまうわけで。
印刷業はあまりにも多岐に渡るので、みんな自分の専門のことしか知りません。
フイルムにしたって、ペレットからフィルムを作る人、それを印刷する人、また
それを包装形態に加工する人、皆専門分野なのでお互いに何をしてるのか
よく知らないでいます。(^^; 印刷機や包装ライン機の製造などもそうですね。
印刷業に限らず、そういうのは現在の製造業の、あまりにも高度に複雑化して
しまった現状では、ホントに全てにわたって理解できている技術者はごく少数
ではないでしょうか。
車にしたってカメラにしたって、ユーザーは何も知らないで使っていると言って
言い過ぎではありません。昔のメカニカルカメラとか古い車などは、少し分解して
自分の目で見れば分かるところがありましたが、今はもう分かりませんよね。
最後はコンピューター制御になっているので何が何やら、という感じです。
しかしよくぞまあ人間はこれほど高度なものを作ることができるよなあって関心
をするんですが、正直言って、もうその高度な技術に付いて行けていけない人
が続出しているのは現実です。それを補う為にこれからは製造も一般の使用も
人工知能化するわけですが、これがまた多くの問題をはらんでいるわけですよね。
カメラにしたって、よく考えて見ればメカニカル方式(デジタル部分は別)でも動く
わけで、チャッターチャージレバーを巻けばいいんです。連写などはできなくても
私は問題がない。ピントは手動でいいじゃないかと思うのですが、なぜか皆は
最新の自動カメラを欲しがるのです。(^^;
車だって手動式のMT車で私はよい。でも皆はコンピューター制御のAT車だという。
私の感覚とみんなの感覚はズレているんだけど、そんなに速いカメラや車を
使って、それで本当に面白いのかな。満足しているのかな。と考えると現実は
反対なんじゃないかっていうことです。