メーカー名 | RICOH |
機種名 | GXR A16 |
ソフトウェア | Capture One 7 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 16mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/320sec. |
絞り値 | F6.3 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 200 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 4000x3000 (5,846KB) |
撮影日時 | 2000-01-01 04:50:29 +0900 |
前回の鉄道の写真は緑被りというか、画像の中で緑が多く占めるようになると
ホワイトバランスが狂ってしまうという例でしたが、この写真もそうです。
画像調整はしていません。
同様にアンバー(茶色)被りというのがあります。
こういうように色が変異するのは、撮影時に一旦狂ってしまうと、後処理ではなかなか調整が
難しいというのが実情ですね。
ところでそういう画像調整が簡単に修正が効く、という写真があったとします。言い換えると
そういうカメラとかソフトですね。
これを喜んでいたんではいけないんですね。簡単に修正が効くというカメラ(ソフト)は、実は
大したことがないカメラなんです。反対にどうしても修正が効かないというカメラ(ソフト)の方が
優れているんだと思ってます。実際にリアルに忠実に撮影画像を現像しているからこそ、
ほころんだ時にどうしようもなくなってくるんだと思います。
キヤノンというカメラは比較的に見ると修正がし易いカメラだと思います。一般向けに作って
あるんだと思ってますよ。ソフトではアドビ系が調整しやすい。もちろんこういうカメラやソフト
で十分であると私は考えますが、世の中には厳密に思考したり、こだわりが強い人もいるん
ですね。だいたい技術系の仕事をなされてる人達がそうです。
そういう人達の為に話をすると、もしあなたがリアルに忠実に現実を写したいと考えるのならば、
まず、キヤノンをやめましょう。(^^; それが出来ないのならばせめてソフトは一般的なアドビでは
なくキヤノンのソフトを使いましょうって言いたいです。(ニコンならばキャプチャーNXを使う)
それでリアル画質を追求したカメラでは、やはりニコン、ペンタックス、シグマとかになります。
それらとキヤノンの中間に位置するのがソニーかなって思うんですが、そのソニーでも真面目に
画質優先で作っているのは今ではフルサイズの機種だけです。
しかし画質ばかり追求してどうするのだという意見には私は大いに賛成しますので、要はカメラ
もソフトもなんでもいいですよ。(^^ゞ
とはいえ、キチンと画質まで目配りした写真というのは、写真に落ち着きが出てきて、見る者の
こころを豊かにするというのは言えますね。
シグマはともかく、絵のきついペンタックスやニコンがリアルというのは変ではないか?という
意見もあろうかと思います。リアルという言い方が間違っていたとすれば、画質に力があるのだ
と言い換えてもいいです。色の濃度や色調の豊富さとか輝度の輝きというものが、それらのカメラ
にはありますから。つまり長く記憶に残る印象力というものです。
そういうものを真面目に追求した写真は、やはりいいなあって思いますから。
私も以前はキヤノンならばDPP、ニコンならばNXを使ったていたんですが、今はもう面倒くさいので
何でもいいやというソフトを使ってます。(^^ゞ ですからキヤノンやニコンでも、何でもいいやソフト
を使っている人がいれば、それは私と同類であって、写真の画質に何の拘りがないタイプの人だ
と思ってます。
本当に真面目に画質を考えて撮影をする人ならば、実はキヤノンの何のカメラでも大丈夫なので
あって、しかし撮影に望んではキチンとカメラの基本設定を予めしておいて、現像もDPPで基本に
忠実にやれば、すごく好印象の豊かな写真が出せますね。
そういうのが本当の朴訥で真面目な技術力ですかね。
色かぶりのお話しは別として、素敵な風景ですね。
葉っぱの密度が大きくて森の中は暗そう。
私の苦手な足の沢山ある生き物がいっぱいいそうです (~_~;)
多足類はそちらに比べれば豊富でしょう。(^^ゞ
このカメラ(レンズ)はズームレンズなんです。しかもローパスレスのセンサー搭載です。
さらにレンズとセンサー一体型ですから、シグマDPと同じ方式を採用していることになります。
むろんレンズシャッター方式でレンズ後端とセンサーは密着するほど接近しているはずです。
手ブレが殆どなく、撮影しやすくて解像力の高い画像が得られます。
ただ、リコーはRAWソフトに力を入れていません。汎用ソフトでやるしかないのはシグマとは
ぜんぜん違います。