合掌造り、二階部分
Exif情報
メーカー名 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
機種名 PENTAX K-3
ソフトウェア Photoshop Lightroom 5.7 (Windows)
レンズ Sigma 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
焦点距離
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/20sec.
絞り値 F4.5
露出補正値 -1.0
測光モード 分割測光
ISO感度 1250
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 3970x2640 (1,098KB)
撮影日時 2016-09-03 12:33:59 +0900

1   Booth-K   2016/9/13 00:21

神田家さんの二階風景です。中央に見えている3個の電球が一階部分で、その下に囲炉裏があります。この暑い日でも、薪が燃やされ、煙は格子を通って二階、三階、四階へと広がっていきます。全然煙いとかは感じないんですけどね。
一階では、引き戸も格子状で、とても涼しい風が吹き抜けるのが気持ちよく、不思議でもありました。
見学させていただいたのは、神田家さんが5件目くらいと思いますが、一番説明が丁寧で、解説のDVDも流しっぱなしの畳の部屋で、冷たいお茶を頂けることもあり、思い切りくつろげました。
柱の根元部分が固定されていない事で、力が分散され強度を確保できるとか、その技術が現代の建築に利用されているとか、昔の人の知恵は、改めて偉大だと感心させられました。屋根に積もる雪の重さは約60トン、車60台を支える強度って、そんな技術が400年前に確立されていたなんて。絶対に先人達の知恵を消滅させてはいけないと、だから世界遺産なのだと。上っ面ではなく、そんな事に初めて気がついた感じです。

2   エゾメバル   2016/9/13 10:34

見物している人と比較すると、随分と大きな建物なのですね。
道具の陳列博物館になっていますが、蔵の役目もしているのでしょうか?
ここまでの内部の様子は初めて見ました。
ありがとうございます。

3   ペン太   2016/9/13 20:01

私は和田家の二階しか上がった事がありませんが、
 この構造を最初に考えた人は一体どんな方なんだろう?と
ルーツを知りたくなるくらい 豪雪地帯に暮らす為に
且つ 蚕の養殖も出来る、ある意味理にかなった建築様式
世界遺産として相応しい物だと再認識させられますね。

超広角で、二階の構造余す事無く見る事が出来
 貴重な一階とのすきま格子まで構図に入って
合掌造りを知る上で、貴重且つ 先人の作った”機能・構造の美”堪能出来ました。

4   Booth-K   2016/9/13 21:06

コメントありがとうございます。
コンピュータなんて無い時代の技術を、今の時代の建築が参考にし採用しているなんて、素晴らしいことですね。燻すのは、蚕の活動にも効果があったようで、本当に無駄がないというか、感心するばかり。
3階、4階と見てきましたが、見所満載ですよ。

5   Ekio   2016/9/13 23:01

Booth-Kさん、こんばんは。
かなり厳しい条件だったかと思いますが光の塩梅が実に素敵です。
長い時を刻んだものが醸し出す雰囲気が出ていますね。

6   ポゥ   2016/9/13 23:05

超広角のパースによる梁の奥行き感。
窓から光がグワッと、しかし優しく伸びてくる光景が目に浮かぶようです。
おそらく、この「光景」は、昔の人も同じように見てきたことだろう、
と思われます。
太陽に従って一日を送ってきた、大昔の人々の、
奥ゆかしさが偲ばれるようです。
それにしても、1本1本の梁の、なんと太いことでしょう。
今の時代、こんな柱を使ったら建築費がいくらあっても足らないことでしょうね。
囲炉裏の煤を纏って黒光りまでして、なんとたくましいことでしょう。
雪の重さに微動だにしないことの説得力にあふれています。

7   Booth-K   2016/9/14 20:35

Ekioさん、 ポゥさん、コメントありがとうございます。
黒が多いので、マイナス補正で丁度見た感じになったかと思います。
この黒光りした木は、ここまでなると劣化しないらしく、長い年月支えてきたと思うと、感慨深いですね。

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